goo blog サービス終了のお知らせ 

峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

子供のいない国

2006年05月14日 18時03分30秒 | 思い出話
子供たちが小さい頃は、毎日が大変でした。
とくに長男が大変でした。
慣れない子育てに、どんどん子供がわがままになっていく。
下の子が生まれて、
「あんただけに手を掛けてらんねえ」という居直りで、かえって楽になった気もします。

それでもキーキーイライラする毎日の中で、私はある日長男に向かってヒステリー気味に言いました。
「子供のいない国に行きたーーい

そのとき長男は4~5歳でしたが、少し考えてからこう言いました。
「どこにだって子供はいるよ? だから、ここにいたら?」

かかか、可愛い~こと言うじゃありませんか。

長男のセリフの中ではピカイチの良いセリフです。

将来、彼女ができて、
「ああもう。男のいない国に行きたいわ」
と言われたら、すかさず言って欲しいですね。
「男なんてどこにでもいるさ。だから僕の腕の中にいなよ

これが、
「ああもう。あんたみたいな どーしようもないバカ男のいない国に行きたい
と言われて、
「僕みたいなバカはどこにでもいるよぉ。お願いだから見捨てないでよぉ
だと、の後、ですね。

妄想はさておき。

まあ、子育ても今くらいまで大きくなれば、だいぶ楽になりました。
別の苦労は次々に出てきますけど。

さっきテレビで少子化について報道していて、
「子育てが大変だから産まない」という若い人もいましたが、
私自身は、子供のお蔭で成長させてもらったと思っています。

いろんな事情で産めなかったとしても、それ相応の楽しみや苦労もあるから、
人が成長する方法はひとつじゃないですけどね。

今日の画像は、日本にまだ子供がいっぱいいた頃のもの。
私たち家族が夏によく行った、千葉の館山あたりだと思います。
母と、次兄と三番目の兄と、
スカート履いていることで かろうじて女の子とわかる私です。σ(o^_^o)