高ボッチ高原と鉢伏山

高ボッチ高原と鉢伏山は『八ヶ岳中信高原国定公園』内にあり、松本盆地の東南部に位置しています。

記憶2006 ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)

2006年12月31日 | 記憶2006
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)

高ボッチ高原を代表する花の一つがこのヨツバヒヨドリ(四葉鵯) です。
7月に入るとあちこちで群生して咲いているのを見ることが出来ます。
ヒヨドリとつくキク科の花もこのエリアには数種類あって、いったい何という名前の花なのだろうと謎解きを楽しんできましたが、写真のものはヨツバヒヨドリ(四葉鵯)で良いようです。
塩尻市史によるとこのエリアではキク科のヒヨドリバナ属の植物はこのヨツバヒヨドリとヒヨドリバナがあります。
このほかに観察した範囲ではサワヒヨドリもありそうです。

記憶2006年 ニッコウキスゲ(日光黄菅)

2006年12月30日 | 記憶2006
ニッコウキスゲ(日光黄菅)、ゼンテイカ(禅庭花)

2006年も山の斜面を黄色に染めて咲くニッコウキスゲを見ることは出来ず、ポツンポツンと咲いている花を眺めて楽しむ程度でした。
記憶に残っている斜面を埋めつくす程に咲いていた花々は何処へ行ってしまったのかとおもいます。
一番の原因は鹿による食害ではないかと想像しています。

≪参考≫
ニッコウキスゲ(日光黄菅)と言った方が通りが良い花ですが、正式名称はどうもゼンテイカ(禅庭花)のようです。
oNLINE植物アルバム」でも「YList」でも和名は「ゼンテイカ」となっていて、「ニッコウキスゲ」は別名扱いとなっています。

記憶2006 ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)

2006年12月29日 | 記憶2006
ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)
(撮影2006/6/10)

ヨーロッパ原産のハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)です。
昨年も今年も目に入ってしまいました。
こうゆう帰化植物は抜き取って良いのか悪いのか良く分りません。
高ボッチでは毎年ボランティアが、やはり帰化植物のヒメジョオンの抜き取り作業をしています。
これ以上増えないように抜き取ってしまいたいのですが・・・


≪参考≫
ヒメジョオンはいろいろな綴りがあるようで、
googleで検索してみると
ヒメジョオン 120000件
ヒメジョン   674件
ヒメジオン  33600件
ヒメジヨン   861件
でした。
oNLINE植物アルバム」では「ヒメジョオン」となっていました。

記憶2006 クララ(苦参)

2006年12月28日 | 記憶2006
クララ(苦参)
(撮影2006/7/23)

このクララ(苦参)も今年初めて見る事のできた花です。
絶滅の危機に瀕している「オオルリシジミ」の食草です。
残念ながらこの高ボッチエリアには「オオルリシジミ」はいません。

幼少の頃、「イタチハギ」を「ムラサキクララ」と教えられました。
同じマメ科ですから良く似ていることは確かですが。



クララ(苦参)

記憶2006 不明蝶

2006年12月26日 | 記憶2006
蝶

蝶
(撮影2006/7/23)

ミドリシジミの仲間だと思っていますが、初めて見た蝶です。
30枚ほど撮影したので図鑑を見れば分るかナーと思っていましたが、何ミドリシジミなのか未だに分りません。
謎解きを暫く楽しめそうです。


記憶2006 青空

2006年12月25日 | 記憶2006
高ボッチ高原 空

高ボッチ高原 空
(撮影2006/6/10)

朝方は高ボッチ高原の駐車場から見ると、霧がかかっていた山並みですが、お昼過ぎには綺麗な青空が広がりました。
車に乗れば我が家から30分程度で行くことの出来る山ですが、やはり山ですね。
時間の経過とともに、天気も刻々と変わります。

記憶2006 ノイバラの葉

2006年12月24日 | 記憶2006


塩尻市誌の「高ボッチ高原における植物の分布状況」によりますと、このエリアでは「ノイバラ」と「フジイバラ」が観察されています。
何時見ても良く分りませんが、ノイバラは葉柄と合着した托葉があり、托葉は披針形で細く裂け、赤い点のように見える「腺」があるのが特徴のようです。
フジイバラの托葉はノイバラとはちょっと違っています。
今年はこの托葉を中心にしてノバラを観察して見ましたが、高ボッチ高原エリアで見る事の出来るものは殆どがノイバラのようです。

記憶2006 昆虫

2006年12月23日 | 記憶2006
記憶2006 昆虫
(撮影2006/6/10)

コバノガマズミと思われる花に、虫が訪れていました。
陽の光が当っている日中は、数はまだまだ少ないのですが、昆虫達が一生懸命に活動しています。

記憶2006 ムラサキエンレイソウ(紫延齢草)

2006年12月22日 | 記憶2006
ムラサキエンレイソウ(紫延齢草)

大きな3枚の葉の中央に白い花を咲かせるシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)の紫花をムラサキエンレイソウ(紫延齢草)と呼びます。
私は知識が無かったので、シロバナエンレイソウの花期の後期には花弁が紫色になると思っていたのですが、どうも違っていたようです。

記憶2006 キミズミ(黄実酢実)の花

2006年12月21日 | 記憶2006
キミズミ(黄実酢実)の花

キミズミ(黄実酢実)の花

キミズミ(黄実酢実)はズミ(酢実)の中で実が黄色になるものをさします。
ですから、花はズミと全く同じです。
一昨年、黄色の実を沢山つけた木を覚えまして、昨年花を撮影しようと思いましたが、昨年はズミの花の不作年だったようで、ポツンポツンとしか咲いてくれませんでした。
今年は見事に沢山の花を付けてくれていました。


キミズミ(黄実酢実)


記憶2006 赤松

2006年12月19日 | 記憶2006
記憶2006 赤松

記憶2006 赤松
(撮影2006/6/10)

今年の春、鉢伏山エリアで気になる状態がありました。
写真のように赤松の葉が赤茶色になった木が多く見受けられました。
「マツクイムシ」の被害が出てしまったのかと心配していましたが、以降は徐々に緑の葉になってきました。
寒さが厳しかったのでしょうか?

記憶2006 サルマメ(猿豆)

2006年12月18日 | 記憶2006
サルマメ(猿豆)
(撮影日2006年10月8日)

サルマメ(猿豆)の紅葉を見る事ができました。
今年は何とか「実」の観察をしたいと思っていましたが、残念な事に見ることが出来ませんでした。
実が何月頃になるのかも調べずでの観察ですので致し方ないかもしれません。
来年こそは何とか見てみたいものだと思っています。