![ニッコウキスゲ(日光黄菅)、ゼンテイカ(禅庭花)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/59/d40a287a83acf5115088602b2e530d99.jpg)
2006年も山の斜面を黄色に染めて咲くニッコウキスゲを見ることは出来ず、ポツンポツンと咲いている花を眺めて楽しむ程度でした。
記憶に残っている斜面を埋めつくす程に咲いていた花々は何処へ行ってしまったのかとおもいます。
一番の原因は鹿による食害ではないかと想像しています。
≪参考≫
ニッコウキスゲ(日光黄菅)と言った方が通りが良い花ですが、正式名称はどうもゼンテイカ(禅庭花)のようです。
「oNLINE植物アルバム」でも「YList」でも和名は「ゼンテイカ」となっていて、「ニッコウキスゲ」は別名扱いとなっています。
![ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/77/d2d7e5fd8074d5e8dd5e08d1d22b3d6e.jpg)
(撮影2006/6/10)
ヨーロッパ原産のハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)です。
昨年も今年も目に入ってしまいました。
こうゆう帰化植物は抜き取って良いのか悪いのか良く分りません。
高ボッチでは毎年ボランティアが、やはり帰化植物のヒメジョオンの抜き取り作業をしています。
これ以上増えないように抜き取ってしまいたいのですが・・・
≪参考≫
ヒメジョオンはいろいろな綴りがあるようで、
googleで検索してみると
ヒメジョオン 120000件
ヒメジョン 674件
ヒメジオン 33600件
ヒメジヨン 861件
でした。
「oNLINE植物アルバム」では「ヒメジョオン」となっていました。
![クララ(苦参)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/56/a15f5ec1d13813eecfdd348adc88af25.jpg)
(撮影2006/7/23)
このクララ(苦参)も今年初めて見る事のできた花です。
絶滅の危機に瀕している「オオルリシジミ」の食草です。
残念ながらこの高ボッチエリアには「オオルリシジミ」はいません。
幼少の頃、「イタチハギ」を「ムラサキクララ」と教えられました。
同じマメ科ですから良く似ていることは確かですが。
クララ(苦参)
![コウリンカ(紅輪花)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/86/fa7569c4ba1c67db9e2488e793a23126.jpg)
(撮影2006/7/23)
絶滅危惧II類(VU)に分類されていますが、高ボッチ高原と鉢伏山では比較的良く見る事が出来ます。
この花が咲き始めると高ボッチ高原・鉢伏山も短い夏を迎えます。
コウリンカ(紅輪花)
![キミズミ(黄実酢実)の花](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/85/1036318fccebe5b5c516670839a915ac.jpg)
![キミズミ(黄実酢実)の花](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c3/461c484b1ba268c1d62e17ee558545bc.jpg)
キミズミ(黄実酢実)はズミ(酢実)の中で実が黄色になるものをさします。
ですから、花はズミと全く同じです。
一昨年、黄色の実を沢山つけた木を覚えまして、昨年花を撮影しようと思いましたが、昨年はズミの花の不作年だったようで、ポツンポツンとしか咲いてくれませんでした。
今年は見事に沢山の花を付けてくれていました。
キミズミ(黄実酢実)
![記憶2006 赤松](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/21/dbf574a263ca0519af99e8f2f9607a89.jpg)
![記憶2006 赤松](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/1c/03357b49e5ec2c45af2511bd8a633b64.jpg)
(撮影2006/6/10)
今年の春、鉢伏山エリアで気になる状態がありました。
写真のように赤松の葉が赤茶色になった木が多く見受けられました。
「マツクイムシ」の被害が出てしまったのかと心配していましたが、以降は徐々に緑の葉になってきました。
寒さが厳しかったのでしょうか?