![華厳赤花](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/80/a247354321fc7e5e3368f351971b4726.jpg)
塩尻市役所が発刊した「塩尻市誌第一巻 自然」(平成3年発行)の「高ボッチ高原における植物の垂直分布状況」で、高ボッチ高原に「華厳赤花(ケゴンアカバナ)」が有る事は分っていましたが、どの特徴を掴んで同定すればいいのか良くわからずにずーっといました。
特徴の「茎に二列の屈毛」を頼りに探していたらありましたありました。
最終的には「online植物アルバム」の画像掲示板で教えていただきました。
周りにお聞きできる方がいないので、ありがたいことです。
素人が図鑑だけを便りに同定をするのはとても大変です。
また、ホームページに掲載するにはものすごい勇気が要ります。
華厳赤花(ケゴンアカバナ)
![片栗](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/63/4d35d5f7b7511f0df13a753310b707af.jpg)
私が昨年まで唯一片栗の株を見つけていたのは一箇所だけでした。
ところが残念な事に、今年行ってみたらそこにあった片栗は無残にも盗掘されてしまっていました。
このことは「記憶 2006(盗掘)」に記載致しましたが、その後数株の片栗が自生している場所を見つけることが出来ました。
これでこの地域に自生している片栗の遺伝子は絶えずに何とか残っている事を堪忍できて、本当に良かったと感じました。
長野県内では片栗の自生している場所が沢山ありますが、高ボッチ高原エリアでの自生地は少なく、心無い輩に盗られてしまうとどうしようもありません。
このような事を書く事自体がいけない事なのかもしれません。
![エゾアオイスミレ(蝦夷葵菫)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/45/bf621c550219308cc0b34987cfe00676.jpg)
![アオイスミレ(葵菫)、](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/58/4669721dcebdf64921c94d8d243e70e3.jpg)
撮影日2006/5/3
まだまだ寒い5月初旬、高ボッチを訪れると、既にスミレが幾種類か花を咲かせていました。
上はエゾアオイスミレ(蝦夷葵菫)、下はアオイスミレ(葵菫)です。
アオイスミレ(葵菫)は寒さのためか花弁が傷んでいます。