撮影2006/4/30
高ボッチから鉢伏山へ向かう途中の道路脇にいた鹿です。
ちょっと林の中に入ると鹿の糞を直ぐ見つけることが出来るくらいに、本当に殖えました。
この鹿の食害の影響がいたるところで出ています。
今年は花芽が食べられてしまってヤナギランの花を殆ど見る事が出来ませんでした。
ゼンテイカの花も本当に少なくなりました。
クガイソウも花芽を食べられてしまっているものが多く見られました。
このクガイソウが増えてくれないとこの場所での「コヒョウモンモドキ」は絶滅する可能性が高くなってしまいます。
冬場に樹皮を食べられてしまって、立ち枯れしている木々も見られます。
鹿が増えるのも自然の摂理ということになるのでしょうが、その影響を受けてこの高ボッチ・鉢伏山で絶滅寸前に追い込まれている動植物がいるのも事実です。