高ボッチ高原と鉢伏山

高ボッチ高原と鉢伏山は『八ヶ岳中信高原国定公園』内にあり、松本盆地の東南部に位置しています。

開通間近

2008年04月24日 | 情報
4月26日の開通を目指して塩尻市道高ボッチ線の除雪・清掃作業が進んでいるようです。

高ボッチ 除雪車
4月13日の撮影ですが、道路脇に除雪車が止まっていました。

高ボッチの雪
撮影2008/4/13
間もなく高ボッチ山荘に到着する道路での撮影です。
除雪がされていました。

食害

2008年04月19日 | 情報
食害

食害

食害

食害

ズミ(酢実)の木です。
樹皮を何者かに食べられてしまっています。
恐らく犯人は鹿だとおもいます。
いつまでこの状態が続くのでしょう。
ここまで樹皮を剥がされてしまうと枯死するしかないかもしれません。

高ボッチ高原観光草競馬大会

2007年07月18日 | 情報
今年で54回目の開催となる「高ボッチ高原観光草競馬大会」が、8月4日(土)午前8時半から実施されます。
当日は朝8時から「東山~高ボッチ高原~崖の湯」が一方通行になります。
高原駐車場が満車になり次第、東山入口で通行止めになることがあるそうです。

雲の上のオペラコンサート

2007年06月14日 | 情報
雲の上のオペラコンサート

鉢伏山にある「鉢伏山荘」で6月23日(土)午後2時から標題のコンサートが開かれます。
空気の澄み渡った標高2000mの山頂にある山荘で、澄んだ歌声を聴くのもいいものですね。
お問い合わせは、090-4609-0692へ。

またまた今年も(怒)

2007年04月29日 | 情報
高ボッチ高原

昨年盗掘されたカタクリがあった場所に一株だけ残っていたカタクリが無残にも盗掘にあい、掘り取れなかったのでしょう捨てられていました。
先週・先々週と蕾が出ているのを見つけましたので、目に付かないようにちょっと大きめの石で隠れるようにしておいたのですが、見つかってしまったようです。
まだ瑞々しさが残っていますので、恐らく昨日盗掘にあってしまったものと想像出来ます。
悲しさがこみあげてきます。

ジロボウエンゴサク

2007年01月04日 | 情報
今日の信濃毎日新聞の記事に、長野県内では絶滅してしまったとされていた「ジロボウエンゴサク」が、松本市内の山林で約100株程自生しているのが見つかったとの記事がありました。

早速「長野県植物誌CD版」で検索してみると下伊那郡天龍村で9つの標本が採取されていました。
信濃毎日新聞の記事によると松本市で発見されたものは自生地の北限に近い可能性もあるとの事でした。

自生していた場所はコナラやカラマツなどの雑木林内との事ですので、松本市内ではいたる所にある風景だと思いますが、何処なのでしょうか?
いつかこの目で現物を見てみたいものだと思っています。

記憶が確かであれば2005年にも絶滅したとされていた「マルミノウルシ」が県内で発見されています。
丁寧に見てゆけば、植物に関しては「野生絶滅」とされたものもどこかで密やかに生きながらえているものがあるかもしれません。

高ボッチ高原では近縁種の「ヤマエンゴサク(山延胡索)」を観察する事が出来ます。

冬の交通規制

2006年12月03日 | 情報
広報しおじり12月1日号によると、高ボッチ高原への登山道は、12月11日~19年4月27日の間、通行止めとなります。
通行止めとなるのは、塩尻峠側の登山道は五百渡橋から山頂まで、崖の湯方面側は、雨洞池上から山頂までとの事です。

長野県の指定希少野生動植物

2006年11月14日 | 情報
長野県の「指定希少野生動植物」に指定されている「オオイチモンジ」を採取したとして、県外の男性3人が書類送検されたと、昨日の信濃毎日新聞社の記事にのっていました。
(記事へのリンクは信濃毎日新聞社様のご了解をいただいています。)

長野県の希少野生動植物保護条例に指定された蝶については、環境変化の影響も大きいのでしょうが、採集圧も高く危機的な状況になっていると聞いています。
高ボッチ高原・鉢伏山でも、捕虫網を持って歩いている輩を良く見ます。
このような方の中には捕獲した蝶をネットで高額で売りさばいている人もいるやに聞きます。
自己の欲望を満足させるため、お金を得るための捕獲は絶対許される事ではないと思います。

希少野生動植物は絶滅してからでは、どうにもなりません。
長野県としても注意深く状況を把握し、長野県民にとっての貴重な財産を守っていただきたいものだと思っています。




写真は長野県希少野生動植物(地域個体群)に指定されている「ヒメヒカゲ」です。

高ボッチ高原を題材としたフォトコンテスト

2006年08月08日 | 情報
塩尻市が、高ボッチ高原を題材としたフォトコンテストを開催
テーマは、高ボッチ高原の風景、花、ボランティア活動など。
応募規定は、四つ切カラープリント(ワイド四つ切は不可)
未発表の作品のみ、一人3点以内、

詳細は以下のURLをクリックして下さい。
http://waiwai.city.shiojiri.nagano.jp/html/shomu-koho/2006.7.15/6-7.pdf

今日もまた、新しい道が一本生まれていました。

2006年07月01日 | 情報
タイトルは「美ヶ原自然保護センター」の「本日のヒトコマ」から借用させていただきました。
この時期高ボッチ高原・鉢伏山では蓮華躑躅が見事に山肌を赤く(オレンジ色)に染めます。
ところがこの時期問題になるのは、カメラマンです。
自分の気に入る写真を撮るためであれば何処にでも入っていってしまいます。
自分が入った足元には、何も植物が生えていないと思っているようです。
ところが、踏み入った場所ではこれから花を咲かせようとしている植物が、環境の悪い中、次代の子孫を残すために必死で厳しい環境に耐え頑張っています。
こういう、環境の厳しい中頑張っている植物が有る事を理解できない輩には、高ボッチ高原・鉢伏山へは来てほしくないものです。
高ボッチ高原鉢伏山には散策路が整備されています。
この散策路を歩くだけで高ボッチ高原鉢伏山の植物は私の経験上100%観察出来ます。
散策路以外を植物観察のために歩く必要はないのです。

踏みつけられた場所は、一歩で一年、十歩で二十年、元に戻るのにかかるとの意見も有ります。
場合によっては、獣道(けものみち)を勝手に散策路と勘違いして入ってしまう方もいます。
が、勘違いされて獣道を歩くかたも、自然破壊者なのです。
散策路が整備されていますので、それ以外を是非とも歩かないようにしていただきたいものです。
次世代に、是非この山の自然の豊かさを、記録でなくて、言葉でなくて、記憶でなくて、画像でなくて、実物を引き渡したいものです。

美ヶ原自然保護センターでは、来山者にこのようなお願いをしています。

塩尻市RDB概要版

2006年06月02日 | 情報


今年の4月に完成した塩尻市のRDBですが、市民には概要のリーフレットが配布されています。

塩尻市のRDBには植物121種、動物162種が掲載されているとの事です。

塩尻の彩づくり」様からデータをいただきましたので掲載させていただきます。


【絶滅のおそれのある野生生物】
・植物
セツブンソウ、オキナグサ、ヤマシャクヤク、クリンソウ、ササユリ
・脊椎動物
サンショウクイ、ノビタキ、ヒダサンショウウオ、カジカガエル、メダカ
・無脊椎動物
ホソミモリトンボ、ハッチョウトンボ、キリギリス、ハンミョウ、ゲンゴロウ
ヤマキチョウ、ヒメヒカゲ、マルタニシ、ミスジマイマイ、ホウネンエビ

【保存すべき地域・環境】
①釜之沢一帯の森林
②奈良井川・小曽部川・田川の段丘林
③琵琶橋より上流の奈良井川及び支流の渓流
④尾沢溜池周辺の水辺
⑤小曽部谷の渓流と森林
⑥東山の湿原
⑦高ボッチ高原
⑧東山山麓の谷戸環境
⑨北小野の谷戸環境
⑩西山の石灰岩地帯
⑪蝦ノ子池
⑫小坂田池・みどり湖・田川浦湖の水辺と森林
⑬日出塩のセツブンソウ群生地
⑭崖の湯周辺の水辺と森林
⑮四沢川上流の水辺と森林
⑯阿礼神社境内

【要注意種(環境に良くない影響を与える生物)】
・塩尻市で確認されている要注意種
植物   アレチウリ
哺乳類   ハクビシン、イノシシ、ニホンジカ
鳥類   カワウ、ソウシチョウ
魚類   オオクチバス、ブルーギル
昆虫   マメコガネ、インゲンテントウ、クスサン、アメリカシロヒトリ

・塩尻市では確認されていないけれど、今後侵入してくる可能性のある要注意種
哺乳類  アライグマ
鳥類   ガビチョウ
魚類   コクチバス
昆虫類  外来カブトムシ・クワガタムシ


この塩尻市のRDBの中で高ボッチ高原に関するものは、
【保存すべき地域・環境】として「高ボッチ高原」が、
【絶滅のおそれのある野生生物】として「クリンソウ」・「ヤマキチョウ」・「ヒメヒカゲ」があげられています。

高ボッチで乳牛の放牧始まる

2006年05月30日 | 情報
高ボッチの牛

今日午前、高ボッチ牧場で今シーズンの牛の放牧が始まりました。
高原に初夏の訪れを告げる恒例の行事です。
放牧された牛たちは、夏を越すと体重が50~80キロ増えているという事です。