高ボッチ高原と鉢伏山

高ボッチ高原と鉢伏山は『八ヶ岳中信高原国定公園』内にあり、松本盆地の東南部に位置しています。

今日もまた、新しい道が一本生まれていました。

2006年07月01日 | 情報
タイトルは「美ヶ原自然保護センター」の「本日のヒトコマ」から借用させていただきました。
この時期高ボッチ高原・鉢伏山では蓮華躑躅が見事に山肌を赤く(オレンジ色)に染めます。
ところがこの時期問題になるのは、カメラマンです。
自分の気に入る写真を撮るためであれば何処にでも入っていってしまいます。
自分が入った足元には、何も植物が生えていないと思っているようです。
ところが、踏み入った場所ではこれから花を咲かせようとしている植物が、環境の悪い中、次代の子孫を残すために必死で厳しい環境に耐え頑張っています。
こういう、環境の厳しい中頑張っている植物が有る事を理解できない輩には、高ボッチ高原・鉢伏山へは来てほしくないものです。
高ボッチ高原鉢伏山には散策路が整備されています。
この散策路を歩くだけで高ボッチ高原鉢伏山の植物は私の経験上100%観察出来ます。
散策路以外を植物観察のために歩く必要はないのです。

踏みつけられた場所は、一歩で一年、十歩で二十年、元に戻るのにかかるとの意見も有ります。
場合によっては、獣道(けものみち)を勝手に散策路と勘違いして入ってしまう方もいます。
が、勘違いされて獣道を歩くかたも、自然破壊者なのです。
散策路が整備されていますので、それ以外を是非とも歩かないようにしていただきたいものです。
次世代に、是非この山の自然の豊かさを、記録でなくて、言葉でなくて、記憶でなくて、画像でなくて、実物を引き渡したいものです。

美ヶ原自然保護センターでは、来山者にこのようなお願いをしています。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (久保の家)
2006-07-04 20:50:01
「なんでも百花店」を主宰しておられるおーばさんが、「いきばた写真日記」というブログで、『どこにでもいるこういうバカ』と嘆いておられます。

http://wplan.at.webry.info/200603/article_3.html



その他にも、『紹介は是か非か』という我が家のような地域限定の情報について耳の痛いことも書いておられます。

http://wplan.at.webry.info/200603/article_2.html



良かれと思っていることが逆効果のこともあるといわれると、自然と人との関わりについて考えさせられてしまいます。
返信する
久保の家さま (mt77)
2006-07-04 21:51:50
私のHPも地域限定の情報を流していますので、どうしたものかと考えています。

6月からは、希少と思われる動植物の掲載を止めています。

また、登録したもののなかからも徐々に削除をしています。

素晴らしさを発信したいと思って始めたHPなのですが、後戻りを余儀なくされています。



おーばさんはいたるところで、憎まれ役をかってでていますね。

信念があればこそだといつも敬服してコメントを拝見しています。
返信する