『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

禍中日記 その6 『太陽のようなチーズトースト と ギズモ』

2021-08-09 | Life(日常):書いとかないと、忘れちゃう

コロナ禍において、数少ない良かったことは、朝食をちゃんと食べるようになったことだ。

アイスコーヒーを注いで、パンにチーズをのせて焼くだけで十分美味しい。

オーブンで溶けたチーズは太陽のようだ。


そして小生には秘密兵器がある。


友人にもらったハバネロソースである。

これをチーズの上に垂らす。

本来、数滴で十分ホットなのだが、なにぶん目を覚ましたいという目的もある。

「あかん、おかしなってまう」

思わず関西弁になるほど、かける。


ところで。

我が家では夏になると80年代くらいの一番楽しかった頃のハリウッド映画を観て楽しむイベントを開催する。

イベントと言っても、家族で家のTVで観るだけのことだ。


おととしは『ジョーズ』、去年は『グーニーズ』。

今年はコレであった。


『グレムリン』。


昔のスピルバーグ作品の純粋なワクワク感。

小さな町を襲う一夜のパニックを描き、冗長に過ぎず、テンポがよい。

久々に見たギズモは記憶以上にかわいく、そして記憶を遥かに超えて「ぬいぐるみ」であった。



暇だったので、チラシの裏にギズモを描いてみた。

思うに、似顔絵のコツは、ギズモなら「ギズモ」としっかり名前を書くことである。

そしたら、見る人も「あ、これギズモなんだな」と。


良くも悪くも、いまの世の中とはそういうものだ。

これもコロナ禍で学んだことだったりする。


おしまい。


<禍中日記 その7 につづく>

・禍中日記 その1
・禍中日記 その2
・禍中日記 その3
・禍中日記 その4
・禍中日記 その5
・禍中日記 その6

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