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THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

KX65・コンロッド大端ベアリング交換

2016-08-02 10:34:06 | KX65
コンロッドの大端ベアリングの損傷で、お蔵入りしたままのKX65。
実はあれ以来全く何もやっていないんだけど(笑)、重い腰を上げてようやく取り掛かることにした。

他の65キッズのお父さんたちが「クランクを交換する」と言っているので、当初はなんでだろうと思っていた。KX65はかなりの頻度でコンロッド大端ベアリングがイカレるため、修理時は「クランクをASSY交換する」という意味なのね。

かなりの頻度ってのが問題で、多度の先人の話によればクランク1個あたりガソリン200リッター。
今の正吉君号は50㏄と並行して乗っている状態で、1日当たり3~4リッター程度の消費。週平均1.5日の練習走行として考えると、現在の正吉君の走行量でも1年持たない事になる。
ガンガン走っていると半年に一度のクランク交換とか…マジか(笑)。20リッターの携行缶10缶分と思うと、短命ですなぁ。

んでね、KX65のクランクASSYは部品代だけで¥20000を超える。シール類とかベアリング、その他の関連部品は含まないよ。気軽に交換するには「うーん、ちょっとねぇ」と言いたくなる価格…。

パーツリストを調べると、クランクはASSYだけじゃなくて、ちゃんと全てバラで部品が出るのね。
そこで、後学のために必要部品のみ取り替えしてみる事にする。

KX65のクランクはジャーナルベアリングが左も右も、軸・ハウジングともに圧入になっている。どんなエンジンでも右側ハウジングに対しては滑合だと思い込んでいたが、そうとは限らないのね。手間が倍になるので面倒くさい。
左側はケースセパレーターで分解&インストーラーで組み立てできるけど、右側はどうするんじゃいと思ったら、プレスで取り外し、組み付け時はクランクウエイトの間に楔形のスペーサーを咬ませてプレスで圧入なんですな。DIYのお父さんたちは、どうやっているんだろう?

もちろん、クランクシャフトのインストールだけでなく、クランクピンを取り外すのにも油圧プレスが必要になる。

そんな俺も、油圧プレスなんぞ持っていない。
その代わりにかなりバカデカいバイスを所有している。ほとんどのバイクの整備ならばこれで代用できるが、今後のために油圧プレスを製作する事にする。

大昔から「いずれ油圧プレスを作ろう」と思って取ってあった油圧ジャッキ。


確か前に乗っていたトラックの付属品だったはず。

頭の中でテキトーに設計図を描き、端材の鋼材から部材を2本切り出したところで、何だか面倒になってきた(笑)。


作業できるかどうかも分からないもののために油圧プレスを製作するのもねえ…。

んで結局、いつも通りバイスで作業してしまった。


こんな作業をするのは初めてだけど、何とかなりそうな気がする。自分でやるとどうしても時間は掛かってしまうので、もしかすると今回はASSY交換に逃げるかも(笑)。
もしもチャレンジしたいけどプレスもバイスも無いって人には、ガードレールの下側にジャッキを掛けてプレス代わりにするというインチキな裏技もあるよ(笑)。ご参考まで。

さて、部品を注文してくるか。今週末に走らせるのはちょっと厳しいと思う。
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