THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

仕事、ブログ、御用納め。

2006-12-29 22:10:17 | チョイ毒エッセイのようなもの

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年末ギリギリになってからメンテナンスの仕事の依頼が多く、平均よりも一日多く働いてしまったが、仕事もコレでオワリ。
XR250もVmaxも、現在は会社に置いてあるし、どちらも直ぐに乗れる状態ではない。なので、年末年始に走りに行く事はできない。
それとノートPCが死んでしまったからブログの更新も出来ない。そう考えると、俺ってマトモに動く物を持って無ェなあ・・・。

仕事に関して言えば、平常通りの売り上げは記録したものの、自分では納得していない。まあコレは弊社に限らず、同業他社も同じ・・・というよりももっと酷いみたい。業界全体で仕事量が減ってきているというか、仕事の流れが変わってきてるというか。日本の景気は上向きだそうだが、一部の業界ではそうでもない。大手が良いだけで、零細は相変わらず、又はもっと酷い・・・なんて言ってる人もいる。
自分としては手を拱いている訳にもいかないので既に次のステップは考えてある。まあコレが本当の意味でカタチになるのはかなり先の事だとは思いますが。
結構ショックだったのは、仕入先の鋼材屋さんが倒産した事。3年程前に先代が亡くなり、歳の近い二代目社長とは仲が良かったのだ。先代の残した借金が多い事は聞いていた。旧態依然としていては何も解決しないので、応援するつもりで僭越ながらアドバイス的な話もしていたのに・・・。ショックというよりも、口惜しい。何故もっと早く相談してくれなかったのか。倒産の事実を知る五日程前に会っているのに、何故俺は気が付かなかったのか。今思えば、彼はそのサインを俺に向かって出していた。それを見過ごした俺は、鈍感な、単なる馬鹿だ。

我社自体、来年以降はちょっと苦しい思いをするかもしれない。でも、他の会社もそうだから、なんつって埋没はしたくない。近い将来には必ず、我々の業界には途轍もない変動が訪れる。目先の事に捉われずに、内的に且つ根本的に変化を遂げる必要がある。皆さんはご存知でしょうか? 美しい模様の羽根でヒラヒラと優雅に舞う蝶々が、羽化する前の蛹の中身。実はドロドロの液体なのです。

さて、明日(12月30日)は毎年恒例の餅つき。今は亡きオフクロの田舎で、必ず親戚一同集まってやっている。
「オフクロの田舎」といっても、実はオフクロの実家では無い。俺自身はほぼ血縁も無い。オフクロは非常にややこしい人生を遂げた人物であり、俺が最も尊敬し、尚且つオフクロを最も色濃く受け継いだのが俺なのである。イヤ、少なくとも自分ではそう思っている。
この餅つきには、俺は相当なコダワリがある。嫁さんは今年は行けないみたいなので、娘二人と、仕事で発生する廃材=薪を持って行って来る予定である。

防犯上、一応毎日会社には来るつもり。去年はソレを口実に、現在使用中のXR250のミャフリャーを元旦から会社で作っていたなあ(爆)。色々思う事もあるので、どれだけ出来るか分からないが、今年は現在組み立て中のXR250のエンジンを家に持って帰ります。そんな訳で無造作にエンジン等をハイエースに積んだ。

Epsn2564

このブログを開設してから約半年。誰が見るんじゃい的なマドロッコシイ内容に係わらず、気が付けば10000HITもとっくに超えている。数字が全てではありませぬが、やっぱり励みにはなりますな。
去年の坂内2DAYSではチーム内に一モメあったりした後に、去年の今頃にXR250をイジり始めた。Vmaxのコンセプトモデルも発表された。今年の2月位だったか?某Vmaxオーナーズクラブの地元支部長から連絡があったり・・・。何でも無い事ではあるが、今思えばこの辺が今年の俺の原動力になったんだなあと思う。
来年はチビ3号も産まれる。俺としては良き父、良き仕事人、良き夫であるよりも先ず、イイオトコでありたいと思う。

皆様、本年は大変お世話になりました。来年も宜しくお願い致します。

本記事一番上の写真、五年以上ぶりに袖を通したバトルスーツ。正直言って着るのが恥ずかしい。別の普通な革ジャンがカビてしまったので(いずれ廃棄処分か)、今回仕方なく着ました(爆)。でも、○エローコーンを着るより100倍マシかな、俺的には。イ○ローコーンが好きな人がいたらスミマセン。ブーツはお約束のオフロードブーツ。今回は、今シーズンに買ってオフロードコースの走行に使用しているTECH6。念のため言っておくが、俺はシ○ヤレプリカでは無い(爆)。
俺のトレードマークである「MetalBeetle」(メタルビートル)には、俺の過去のバイクライフが全て詰まっている。
バトルスーツは確か15年位前に、当時のチームのメンバーの口車に乗せられて作った物。当時はカットオフにチーム看板(刺繍)入れていたが、このチームはその後事実上崩壊。チーム看板に並べて入れていた「MetalBeetle」(メタルビートル)のみバトルスーツの革に直接書き直したのが11~12年前。絵も字もヘタクソだぞ、昔の俺。革には「リキテックス」というアクリル水彩絵の具で作画可能。又はぺんてるのアクリルカラーでも可。ガッシュは不可能では無いがやめた方が良い。

ちなみに「MetalBeetle」或いは「メタルビートル」で検索すると、オ○ク系のページがHITする。名乗りだしたのは俺のほうが遥かに先、全く関係は無いが、揉めるつもりも無い。夜露死苦。


スノーアタック

2006-12-29 14:17:41 | Vmax

何年越しかの思いであった、毎年恒例の一泊忘年会にVmaxで行く・・・という思いを果たした。
まあ別にこれが目的でVmaxの車検を取った訳ではなく、一つの目標だっただけであるが。
それでもこの忘年会に間に合う様に車検取得した訳なので、気にしていたのは当日の天気であった。

元々俺は天候等気にせずにバイクに乗る人間であるし、エンデューロという全天候型のレースにも参加したりしている。
それでも流石に雪マークが出てたりすると、ちと二の足を踏んでしまう。
今年は暖冬なのに突然冬型の気圧配置となり、冷え込んできた。
踏ん張ってVmaxを走らせて宿に着くと、俺を含めて3人がバイク。

例年はかなりのバカ騒ぎをして、絶対に嫁さんに見せられない写真が残るのだが、何故か今年の宴会はジェントル?
宿は愛知県の知多半島にある内海温泉街。知多半島は南北に延びる細長い半島で、宿は伊勢湾に面した海岸沿いにある。夜中にかなり強風が吹いている音が聞こえた。

朝、外を見ると吹雪いていた。
砂浜は真っ白になっているが、道路には積もっていない。みんなが「えびせんべいの里」に行くというので、俺も同行する事にして、BMWのGSに乗るTさんと一緒に走り出した。
南知多ICから知多半島道路に乗って1区間先の美浜ICで降りる筈だったのだが、南知多ICに向かう途中で、どんどん雪が増えていく。路肩に積もっているとかの生易しい物ではない。
舗装された路面にも完全に積もってしまっている。コレはヤバい。
知多半島道路は知多半島の中心・・・つまり山頂付近を縫うようにして知多半島を貫いているので、海岸線とは気候が違うのだろう。

最徐行で進むが、何故か車の流れが止まってしまった。ICまでほんの少しの所で、上り坂である。止まったらマズいな・・・と思った瞬間、前を走るTさんが転倒。路面を確認すると、完全なアイスバーンだ。GSを起こそうとしても、向こう側にツルツルと滑って行く始末。
どうも知多半島道路が雪の為に通行止めになっているらしい。Uターン(コレがまた苦労した)して来た道を戻る。ミラーを見るとTさんが来ない。Uターンに手こずっているのか?

Epsn2560

停止するのも怖いので、そのまま前進。すると突然Vmaxが横に進みだした。スッテーン。やってしまった。右側に転倒。滑って進行方向と逆を向いてしまったVmaxを起こして向きを換え、再スタート。
暫く進むと、今度は何の前ぶれもなく左に転倒。ぐわわ、ハンドルが曲がり、F左ウインカーが折れ、チェンジペダルが曲がってしまった。

仮にも俺はオフロードレースをやっているので、それが例えVmaxであろうと少々の悪路では転倒しない自信があるが、コリャかなわん。もうコケてなるものかと、今まで以上に慎重に走る。Vmaxの場合は高いギアに入れてしまうよりも、2~3速で2000rpm位で走るのがグリップを失い難い様だ。

結局えびせんべいの里は諦めてしばらく喫茶店にて休憩。
海岸沿いの国道を走り出したが、結構雪が降っているし、場所によっては路面が凍結している。
ヘルメットのシールドは、外側からは雪が積もり、内側は曇る。シールドを開けると目に雪が飛び込んでくる。40kmも出して走れない位である。
水温計の針は下の方にへばり付いたまま、全く動かない。スロットルから手を離すとアイドリングが止まってしまう。時々赤信号に止められるが、ニュートラルに入り難くて鬱陶しい。凍て付いて動かなくなった手をエンジンの熱で温める間もなく、無常にもどの信号も直ぐに青に変わる。

名古屋市内に入る頃には天候も回復したが、エンジンの調子がおかしい。1発死んでるみたいだ。

散々な日になってしまったが、俺としては満足だ。今年の目標は全て達成した。Vmaxの修理という課題は残してしまったが・・・。


車検取得・・・だが、決して無事とは言い難い。

2006-12-27 22:29:33 | Vmax

数日前から腰がメチャクチャ痛い。随分前(10年以上)に仕事でクキッとやって以来、腰痛とお友達。
が、ある時から突然それが消えてなくなった。所謂ヘルニアではなくて、ギックリ腰だったのだろうと思う。症状としては比較的軽い部類だったと認識している。
それが突然再発。痛み部分は背骨からちょっとズレてるので、やっぱりギックリ腰では?

本日、車検の予約をしてあったので、朝6時起床。俺はT市在住、現在Vmaxが置いてあるのは20キロ近く離れたN市、陸運支局は戻る形でまたT市。
8時半頃、陸運支局に到着。心なしか空いている気がする。ユーザー車検は数度の経験があるが、頻繁にやっている訳でもないし、随分久しぶりなので、用紙を入手する窓口等は良く分かってない。とりあえずユーザー車検の窓口に行き、要領を聞く。指示された窓口で書類用紙を購入、別の窓口で手数料と重量税を払い、印紙と証紙を受け取った。
書類を記入するが、見本があるので参考にすれば簡単である。と言いたい所だが、見事に証紙を貼る場所を間違えた。が、コレも窓口のヒトに言ったら専用の水入りスポイトを使って剥がしてくれた。

Photo_10

※加筆:今回の俺の場合は車検切れの為に仮ナンバーで運行して陸運支局へ行ったので、その時点で有効な自賠責が必要。なので事前に加入しておく必要があった。また、仮ナンバー申請時点で自賠責の証書が必要になる。陸運支局内で自賠責に加入する場合も、旧証書が必要(内容をしっかり覚えていれば不要な気もするが)。

二輪車は専用のレーンがあるので並んで待っていると、検査官が足回り等の締め付けチェックと、灯火類が正常に動作するかどうかのチェックをしてくれる。
それが終わると無人の(というか、セルフサービス的)の測定機械による検査をする。
内容は・・・
●スピードメーターの誤差チェック(操作ミス等しない限りは心配ない)
●ブレーキの効き具合のチェック(普通に止まるバイクならば問題無い)
●ヘッドライトの光量と光軸の検査
●排ガス検査
となる。この中でヘッドライトと排ガスは場合により不合格となりやすい。
俺のVmaxは排ガスはOKだったが、昨日光軸調整した筈のヘッドライトで引っかかった。光軸調整には自信を持っていたのだが・・・?
確認と微調整をして数度トライするがダメ。たまたま同じタイミングで周っているスポーツスターの人も何度も落ちている様で、二人であーでもないこーでもないと調整してみる。俺は商売柄、いつもスケール(巻尺)を持ち歩いているのだ。
バイク屋さんぽい人が現れて、「不良箇所はここに表示されますよ」と教えてくれた。この表示箇所が完全に検査機械の裏側で、小さなランプが点くだけ、しかもビニールテープで隠れかけている。ケシカランぞ、コレは。
スポーツスターの人は光量・右向き・下向きとフルセットで表示されていた(笑)が、俺のは光量に問題があるようだ。
車検場に隣接するテスター屋さんでチェック&アドバイス貰えるらしいので行ってみた。Vmaxは光量で落ちるケースが多いのだそうだ。ライトのレンズを外してどうするのかと思ったら、H4バルブの位置決めの3本爪を曲げて、バルブが少しレンズ側に寄るようにしている。そんなんで効くの??テスター屋さん内で再度チェックすると、基準を大きく上回る数値が出ているらしい。ホントにか。
「コレで絶対大丈夫です。バルブがノーマルで良かった。最近流行りの青とかの薄い色の付いたヤツはダメですね。」との事。

結果、ホントにコレでOKであった。
ちなみに前出のバイク屋さんぽい人から教えて貰った裏技を数点。
その1、光量が足りない場合は、停止線に拘らず、極力前にバイクを停める
その2、コイツが凄い。合格した別のバイクに、代わりに検査を受けてもらう(爆)。
まあコレが可能な検査システムそのものもどうかと思うが、善意の元に行い、実用上問題が無く、尚且つ人や社会に迷惑を掛けなければ、コレでもいいのではないか? 決してこの方法を薦めている訳では無い。レーサーベースのOFF車なんかは光量で落ちる事が多いらしい。その日の合格を諦めたなんて事もあるみたいだ。う~ん、コメントが難しい。一応「やってはイケマセン」と書いておこう。

で、今回また更にオチが付いてきた。あとは書類を提出してオワリ・・・と思ったら、納税証明書が無い。風がかなり強かったので飛ばしたのか? 窓口に助けを請うと、納税証明を発行する機械が設置してあるというので、必要事項を入力。
だが、何故か受け付けない。窓口に文句を付けると(スミマセン)、「バイクの納税証明は所内では発行出来ない」だそうだ、ベーロイ。
紙切れ探しの旅に出た。ウオッ、あった! どこにあったのか? とてもじゃないが恥ずかしくて書けませぬ。陸運支局の皆様、申し訳御座いませんでした。つっても俺、一人で車もバイクも何台も持ってるので、平均よりも税金を多く払っている。一人で同時に複数台走らせる事は出来ない。そんな俺に少しでも還元して戴きたい。


Vmaxの整備その2

2006-12-26 21:31:55 | Vmax

まず始めに、大バカやらかしていたご報告から。前記事で「ウインカーリレーが壊れた」とか書いたが、写真をご覧下されい。

Epsn2529

右の二つはデンソー製のウインカーリレー。この二つは全く同じ物。
左の二つはオムロン製のスターターカットオフリレー。メインキーONでカチッと音がするヤツ。コッチも二つとも全く同じ物。
カプラ部分は二種類共汎用6P。しかもこの二種類のリレーは、左ダクトの中で仲良く並んでます。そーです、ウインカーリレーの代わりにスターターカットオフリレーを付けていたのです、バカッ。何故こんな事をやったのかは不明。
交換後は勿論正常に作動しやした。

次・・・。やはり判断ミス(というよりヤキが周った)で購入したヤケに小さいバッテリー。こうなったら意地でも使ってやるぜ、と、もう一個買ってきた。ちなみにこのバッテリー、税込みで約¥9000也。先日バイク用品店に4CRを買いに行った時にノーマルバッテリーの金額をチェックしたら¥14000台だった。なので、金額にしても性能にしても良い所は無い。せいぜい液量チェックしなくても良い事位か。但し俺を含めて一部の人にはメリットがある。理由は秘密ですが。
ノーマルバッテリーケースには二個入らないので、アルミでバッテリーケースを製作した。仕事では滅多にアルミは溶接しない(客受けが良いので、粋がってアルミを多用する看板屋もあるが、ハッキリ言って看板には不向きだ。一部を除いて)ので、実はあまり得意ではない。

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最初にノーマルケースの幅を広げたサイズでアルミ板を曲げてテストしたら、フレームの中に入れる事ができなかった。なので、かなり高さを低く設定。写真は裏(下面)から見た所。

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直列にすると24Vになってしまうので、当然並列である。プラス端子には純正品の全く同じケーブルを2本使い、マイナス端子は2本共アーシングケーブルに取り替えた。Vmaxはエンジンアースがメインで、細い線がフレームにもアースしている(多分EGマウントがラバーブッシュの為)が、こちらも太い物に取り替えた。
ツインバッテリーの最大の欠点は、取り付け取り外しが厄介な事である。二個目を取り付ける際、既に1個目が繋がってるので、工具がフレームに触れたりすると大変な事である。「先にプラス端子を二個共繋いでしまったら?」と思うかもしれないが、Vmaxの場合は残念ながら二個共バッテリーをケースに入れると、片方のマイナス端子が奥に隠れてしまうので、出来ないのである。
ちなみに理屈上は1個でも2個でも、瞬発力そのものは変わらない。始動困難な時にセルを倍使える事と、レギュレータ延命の為である。

車検場に持ち込む時に、当初は「めんどくせェ!!車検切れ状態で乗り込んでやろうかい!!!」と考えていたのだが(スミマセン)、一応俺は社会的立場のある人間であるので、仮ナンバーを申請した。
申請は陸運支局でも可能らしいが、今回は市役所。一部を除いては「車検を受ける為」にしか仮ナンバーは申請できない(例えばオークションなどの個人売買での車検切れ車両の搬送には使えない)。また、現在バイクを置いている場所から車検場(陸運支局)への、最短距離の移動にしか使えない事になってるらしい。申請する役所は、その道のりに含まれる自治体の役所となる。
窓口は、俺にとっては市役所の中で最も敵対視している「税務課」である(自治体によって少々異なる様だ)。現在Vmaxは会社にあるので、毎年固定資産税(償却資産税)を納めているN市の税務課に殴り込み。「ワタシだ。一番エライヒトを出しなさい。」と言いたいのを堪え、「仮ナンバーをお借り致したく、申請に参りました。」と伝えると、書類を書かされ、750円を巻上げられた。
必要なのは免許証(厳密には他の物でも良い様だが)と印鑑、仮ナンバーで運行する時点で有効な自賠責の証書、車検証(厳密には車検証が無くとも車体番号が判れば良い様だ)、750円(正式には自治体の証紙らしいが、窓口にレジがあった)。
大学生の頃に中古車屋でバイトしていたので、店に備え付けの仮ナンバーでの運行は何度か経験がある。だがバイクは初めてだ。それどころか、仮ナンバーで運行しているバイクすら見た事が無い。皆んなトランポで運んでるのでしょう。
え? ハイエースを持ってるのに、何でハイエースで運ばないのかって? 理由は、Vmaxは押し歩きがメチャメチャ重たいので、一人でハイエースに乗せれないからなのである。以前車検切れで陸運支局に持ち込んだ時は、友人に手伝って貰ってハイエースに乗せたのだが、二人掛かりでヒーヒー! もう二度と乗せねえと思ったね。

バイク用の仮ナンバープレートなんて見た事無いのでワクワクしてたら、出てきたのを見て、デカくてビックリ! こんな所で税金を還元しなくても・・・と思ったら、単に乗用車と共通なだけだった。コラッ、もっと納税者に還元せんか!!

Epsn2533

取り付けてみると、カッコわり~~~~!!!!! 他がビシッと決まってるだけに最悪。バイクのナンバープレートはH125*W230、乗用車と共通の仮ナンバーはH165*W330。1.5倍近いぞ。「年末は需要が多いので、返却はお早めに」と言われたが、言われなくても早く返したい。返却時は有効期間や自分の名前の書かれた「臨時運行許可証」を一緒に返すのだそうだ。

最後に光軸調整。ユーザー車検の最大の鬼門と言われている項目だが・・・。
一応基準としては「10m先の壁面に照射した時、水平位置より下、ヘッドライト取り付け高さの1/5まで」となっている。コレ、どの資料を見ても「ハイビームの中心が基準」と書いてあるか、又は何も書いてない(爆)。俺はハイビームとロービーム、カチカチ切り替えて確認している。が、コレで大丈夫という確信は無い。あくまで単細胞な機械が判断する事、駄目だったら調整して再検査すれば良い。
ちなみにメンテナンス&カスタムと車検取得は、全く違うジャンルの物だと思っている。車検をスパスパと出来る人がメンテやカスタムもできるとは限らないし、その逆も正しい。あくまで車検は法律上のツジツマを合わせる為の物だと思っている。だからして、車検に通ったバイクが調子が良いとは限らない。


Vmaxの整備その1

2006-12-24 20:21:03 | Vmax

Vmaxの調子の良し悪しは、大抵の場合はキャブレターによる所が大きい。
Vmax乗りの人と話しをすると、かなりの割合で「低速域での調子が今一つ」という人に遭遇する。その多くの原因は、キャブレターの同調不良にある様だ。
直4の場合、キャブレターは数本のステーで4基のキャブが一つに纏められている。勿論V型4気筒であるVmaxも同じなのだが、誰がどうみても直4のキャブに比べて組立剛性が低そう。
Vmaxのノーマルキャブはツインキャブを2セット組み合わせた様な構造で、その二つはリンクによって同調が図られている。もしも先に述べたステーが何かの拍子で捻ってしまったり、同調スクリューが緩んでしまったりすると、低回転域で不調を引き起こす。
Vmaxは、とにかくキャブの同調を定期的に取らなければならないのである。スロットルを低回転域から急開した時にバックファイヤを起こして回転が付いてこない場合、そのVmaxはキャブの同調が狂っていると思っていい。
先週、キャブをフルOHした。当然ステーをバラしてOHしているので、そのまま組み立てただけでは同調が狂っている。始動性やツキが悪くなってしまうので調整を施す。

Epsn2516

作業には勿論バキュームゲージが必要。マニフォールドのカバーを外すと各マニフォールドに黒いゴムキャップがあるので(一箇所はホースが繋がっている)コレを外してバキュームゲージをセット、アイドリングを1500rpm程度に上げてから調整する。むむ、俺の4連バキュームゲージ、どうも1個壊れている様だ(一番手前に写ってるヤツ・・・コレも放置状態だったからなあ)。
調整後は流石に調子が良い。やっぱりVmaxメンテの肝はキャブの同調だ! 全く別物の様だ。

あと、Vmaxは油面が狂っているケースも多い。しかも狂い方が生易しい物ではなく、何ミリも狂っていたりする。VmaxはSMによると実油面の計測なので、マジメにやっていると死ぬような思いをする事になる。工夫してH高で計ると良いと思います。

Epsn2519

先週作業した時は、最初の内はちゃんとウインカーが点滅していたのに、途中から全く点かなくなってしまった。リレーのカプラーにジャンパー線を入れると点灯するので、リレーが死んだみたいだ。それと、やはり先週動作のおかしかった始動系、コレもスターターカットオフリレーの不良の様だ。コッチは今の所とりあえず動いているが・・・。

Epsn2521_1

元々バフ掛けしてあったエアダクトカバーが放置のあまり、錆びて輝きが鈍っているので再度磨く。サンダーにフェルトバフを付け、白棒で研磨した後にピカールで仕上げた。ダクトのルーバーは、ちゃんと乗っていた当時に(この頃はまだサラリーマンだったなあ)、取引先のレーザー屋さんに頼んで作った物。

エンジンオイルも交換。当然放置前に換えたきりの状態なので、5年以上前の油が入っている。今回チョイスしたのは、坂内2DAYSでXR250に使用して好結果を出したWAKO’Sの4CR。ウーン…実は元々アンチWAKO’Sだったのだが。
XR250では15W-50と、熱ダレを意識した粘度の選択をしたが、今回Vmax用に買ってきたのは5W-40。5Wにする事によって、冬季始動時のフリクションロスを狙っている。
オイルフィルターも交換した。ロイヤルスターとクランクケースが共通になってから、有り難い事にオイルフィルターはカートリッヂに変更されている。

その他、錆びてしまった所を手磨きで錆び取り。XR250を含めて、過去に不動車や放置車のオコシを何台も手掛けてきた。その度に感じるのは、「バイクは走らせてないと傷む」という事である。
当然、走っていても痛むし、消耗部品は減っていく。だが、動かしていないのに比べて、走っている物の方が圧倒的に状態が良い。

今日はクリスマスイヴなので、作業はこの辺で打ち切り。


ノートPC、クラッシュ

2006-12-24 08:37:21 | チョイ毒エッセイのようなもの

俺は3台のパソコンを使っている。別にパソコンオ○クでは無い、仕事で必要なのである。
その内の1台は完全に機械の操作盤的な使用をしているので、一般的なPCとしては使ってない。

別の1台であるデスクトップPCは我社のホストPCといえる存在で、以前より使用してきたPCのパーツを流用しつつ組み立てた、所謂「自作PC」である。俺に言わせれば、自作を名乗るのであればせめてPCケースを板金加工して自分で作るとか、マザーボードを自作するとかしなければならない。一般的にいう自作PCは、俺の定義では単に「組み立てただけ」であり、「自作」では無い。が、ここでは取り敢えず組み立てPC=自作PCという事にしておく。
このPCはプロッタの操作等の実製作に使用する反面、大容量HDDの内蔵により、サーバーとしての使い方もしている。

今回クラッシュしたノートPCはDELLの物で、俺が常に持ち歩いている、云わば俺の脳ミソの一部。見積から請求、顧客管理、デザイン仕事の風呂敷残業や、クライアントとの打ち合わせに持参してのその場でのデザイン変更…といった仕事面から、ネットの閲覧、メールの送受信、プライベートなデータの管理まで、そのスペックに対してはかなりヘビーな使い方をしているのではと思われる。

このノートPCは3年ほど前に購入した。ペンティアム4の2.6GHz、40GBのHDD、メモリー512MB、WindowsのXP-Homeで使用している。スペックとしては既に一世代前だ。先の決算月に税金対策を兼ねて買い換えようかとも思ったのだが、WINDOWS VISTAのリリースが近かったので見送り。
その後VISTAのリリースが延期となったためにそのまま使用していた。※VISTAが要求するスペックが結構高いらしいので、VISTAリリース後にハードウェアの性能が上昇する事が考えられる
実は仕事で使用している業務用ソフトウェアの開発元が倒産してしまい、他の会社を紹介されてサポートを受けているのだが、多分このソフトウェアはXPからVISTAに換えると使用できなくなると思われる(サポートしてくれている会社もそう言っている)。その他にも、毎回PCを入れ替える度に使えなくなる物があったりするので、実製作に使用しない俺のノートPCで、早めに検証しておく必要があるのである。

PCそのものは、デスクトップではあるが他にも持っているので、このノートPCが無くなっても余り困らない。が、納品済みの決定金額や顧客情報等、このPCにしか入っていないデータがあるので、どうしてもこれを取り出さなければならない。

クラッシュ時の状況としては特に何をしていた訳ではなく、普通に使っていたら突然に電源が落ちてしまい、それっきり。何となく動作がカッタルイな、とは思っていたが。
PCの故障はこれで3度目。良く「HDDクラッシュ」とは言うが、過去にHDDが物的に壊れた事は無い。知人でもHDDそのものが物的に故障したのは一人だけである。
マザーのクラッシュ、或いはウインドウズシステムのクラッシュであるならば、そのHDDを他のPCに接続すればデータを取り出せる筈である。

Epsn2509

で、内蔵ドライブ外付け接続ケーブルなる物を買ってきた。内蔵ドライブのシリアルATA、IDE等をUSBに変換するケーブルである。最近良く目にする、内蔵HDDを外付けドライブ化する為のキットの箱無しで、尚且つ数種類のドライブに対応する物と思ってもらえばいい。

HDDを取り出して接続。が、マイドキュメントのフォルダのアイコンは出てくるのだが、何故か「0バイト」と表示される。確実にデータはそこにあるはずなので、多分他のPCで見ている事に問題があるのであろう。
自分なりの知恵を絞って何手か試してみたが駄目。

そこへ運良く(悪く?)このBlogで良く名前の出てくるN目君(プロカメラマン)が現れた。彼は特にPCに詳しい訳ではないが、知人のパソコン記事を書いているライターを紹介してくれるという。
早速電話にて連絡を取ると、そもそもマイドキュメントの「MY」はその名の通り「MY」であるので、他のユーザーはアクセス出来ないのだそうだ。
XP-Proの場合はセキュリティ機能が多いがXP-Homeはそれが簡略化されているため、「マイドキュメント」を他のユーザーが閲覧する為にはセーフモードで起動して設定を変えてやらなくてはならないらしい。

Epsn2513

方法は、先ずHDDを接続したPCをセーフモードで起動。問題のファイルのアイコンの上で右クリック、プロバティから内容を変えてやる。すると…

お見事!! 欲しかったデータが表示され、コピー可能となった。
タスカッタ…。


車検取得に向かってまっしぐら

2006-12-19 21:02:50 | チョイ毒エッセイのようなもの

極端に忙しい訳ではないのだが、何せ年の瀬の事、期限があるが故にかなり走り回ってます。細かい物の押し込みや、部分的な模様替え、後は何と言ってもメンテナンスの仕事が多い。もうこれ以上仕事が入ってくると、今年中にはVmaxの車検が受けられねえ!!

男は、言った以上はやらねばイカン。「頑張ったが出来ませんでした」ってのは仕方の無い事だと思うが、「今年中にVmaxの車検をうけたいんだよねえ・・・」とか言ってボンヤリ座ってるだけのヤツは、キ○タマ取っちゃいなさい!!

そんな訳で先ずは陸運局に車検の予約を入れた。以前は電話予約オンリーで、オペレーターが対応していた様な気がするが、国土交通省もデジタル化し、ネットで予約可能。こんな事に感心してる俺は時代遅れか?

たまたま先日注文したXR250の純正部品が揃ったとの連絡がショップより入ったので、引き取りがてら自賠責に加入。こうしてしまえばもう後戻りは出来ねえ。
ちなみに今回の純正部品は、確か14日の閉店間際に注文している。なので通常であれば16日に入荷している筈である(15日朝の発注となり、鈴鹿の本田部品より即日発送、多分宅急便により16日着)。だがクラッチプレートがバックオーダーだったようで、本日引き取りとなった。
お店の人曰く「フリクションプレートがバックオーダーなら判らんでもないが、クラッチプレートとは・・・」。
まあそれも理解できるが、今回に限っては鈴鹿の本田部品に在庫が無かっただけだと思う。お店の人のボヤキ、コレは「以前はこんな事無かったのに、本田宗一郎が亡くなってからはアカンな」という事なのであろう。昔からホンダの看板挙げてる所だからなあ・・・。

現在のVmaxには問題が色々あるが、車検の予約をした日まで1週間以上ある。何とかなるだろう・・・イヤ、何とかしてみせる。
以前の記事でも書いた仕事の横の繋がりの忘年会、28日なのだ。もう何年越しの想いなのか。今年こそ復活を。


Vmaxの鼓動再び

2006-12-18 20:56:06 | Vmax

俺は完全なオフロード野郎かというと、実はそうでもない。元々はどちらかといえばOFFはテクニック向上の為の手段として始めた物で、本来のファーストバイクはヤマハVmaxである。OFF走行そのものはVmaxに乗り始めるよりも随分前から、河原レベルではあるが練習していたし、今現在では必ずしも手段ではなく、目的にもなっている。ケニー・ロバーツが自宅前のダートラコース(?)でVmaxでフルカウンターを当てて走る写真、ウイリー松浦さんが某紙にて書いたVmaxのインプレッション、佐藤信哉氏がやはりVmaxでフルカウンター(ケニー・ロバーツよりはショボイ)で走る写真等により、Vmaxはオンロードをコーナーリングするよりも、OFFでカウンター当てて走るバイクである・・・との図式が頭の中に出来上がってしまっているのである。

さて、俺のVmaxは2001年8月18日に、友人達との集まりから帰宅してエンジンを止めて以来、全く動かしてない。その時点までは全く不具合も無く乗っていた。だが、その最後に乗った日にバッテリーの寿命が訪れてしまい、「バッテリーを交換しなきゃ・・・」と思いつつも多忙の余り放置、車検は切れ、埃を被り、遂にはその姿を眺める事すら無くなってしまった。
この5年強の保管…というより「放置」はガレージの中であったので、細かい作業は別にすれば、基本的にはバッテリーを付けてやれば動く筈だ。

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久しぶりに細かく目視チェック。風雨に晒されていた訳では無いものの、結露による物と思われる細かい錆が出ている。これは磨いてやれば取れるであろう。
軽く押し歩きしてみる。ウヘェ、重すぎ! Vmaxが元々重いものあるが、これはタイヤが原因と思われたので空気圧を測定。何と、ほぼ圧が掛かってない状態。エアを入れてやると普通に押し歩きは出来るようになったが、タイヤにはフラットスポットが残ってしまった。

VmaxのノーマルバッテリーはYB16AL-A2という品番の開放型バッテリーであり、当時のユアサとGS、現在のGSユアサからのみラインナップされているだけで、他メーカーからはリリースされていない。DUCATIのモンスターが同じバッテリーだと聞いた覚えがあるが、同世代のリッターバイクでもコレよりも小型のバッテリーを積んでいるケースが多いのでは?
Vmaxのバッテリーが弱いというのは有名な話である。コレには色々な理由があるが、その理由は大きく分けて二つ。そもそも充電が弱い事と、バッテリーに負担が掛かりやすい事。
まず、充電が弱い事については、絶対的に発電量が少ないというよりも、低回転域で発電しない事にあると思われる。Vmaxでクルージング的な走りをすると、低速トルクが強力なのでトップギアで2000rpmとかでも全く普通に走ってしまうのだが、コレをやっているとバッテリーがアガり易くなる。
負担が掛かりやすい理由は、エンジン始動時にフリクションが大きい事に一つの原因がある。ちょっと弱ったバッテリーだともうエンジンは掛からない。冬季はエンジンにお湯を掛けるだけで始動する場合もある。あと、リヤバンクのエキパイの直隣に位置している事。バッテリーの液量に気をつけていないと、酷い人では交換後数ヶ月しかバッテリーが持たないなんて事もある様だ。

できれば液量チェックの必要が無く、自己放電しにくい密閉バッテリー(制御弁バッテリー)に交換をしたい。
超個人的な理由も含めて考えると、
●ホームセンターで入手可能な事(理由はご想像にオマカセ)
●とりあえずノーマルバッテリーケースに入る事
●容量や寸法等のスペックが近いか、又は並列2連装できる事

ところが、この条件にかなう物は無かった(GSユアサのカタログも照合したが、やはり無かった)。
で、妥協しまくって近所のホームセンターで買ってきたのが、下の記事のバッテリー。

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純正のYB16AL-A216Aで外寸は206*71*163
対して入手したYTX7L-BS6Aで外寸114*71*131
正直、大失敗だ(爆)。サイズ的にはノーマルの代替に成り得るが、二連装となると微妙。仮に二連装出来ても、ノーマルよりもスペックが低い。言い訳をするならば、今年中にVmaxを復活させるとすると、逆算するとどうしてもこの日にバッテリーを買う必要があった。まあ、今後ゆっくりと対策を考えよう。

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バッテリーを取り付け、メインキーをON。Vmaxの燃料タンクはシート下にあるので、暫くエンジンを掛けていない状態だと、メインをONにすると燃料ポンプが作動するのだが、何故か無音。(ちなみに逆輸入車の場合はV-Boostのサーボモーターも動くのだが、俺のはフルタイムV-Boost化により、サーボモーターは取り払ってある)
スタータースイッチを押しても無反応。セルを直結にするとちゃんとセルモーターは回るし、ポンプも直結すれば作動するので、スターターリレー、カットオフリレー、イグナイターをそれぞれ交換してみるも変化無し(もう一台組める位のノーマルパーツを持っている)。ヘッドライトやウインカー等は点灯するし、ホーンも鳴る。途方に暮れてしまった。

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悩んでいても仕方ない。燃料ポンプ直結時、キャブがオーバーフローしていたのでOHする。心配していたダイヤフラムは、ヤレてはいるが破れ等は無い。Vmaxは先に述べた通りに燃料が自重落下ではないので、暫く乗らないとフロートチャンバー内のガソリンが無くなってしまい、中身が腐りにくい。空けてみると、やはり殆ど腐りは無いのだが、ニードルバルブとジェットニードルが固着していた。ジェットの詰まりは無かった。

キャブを組み付けてからもメインキーONしても動かない。一旦作業を中断、晩メシを食らい、長女と風呂に入ってから作業再開。やっぱりダメか?
キーをONにしたまま数秒ボーっとしていると突然!!「カタカタカタ…・」とポンプが動き出した。どうも何かの接触不良の模様。接点が錆びているのであろう。スターターも回る。補充電したバッテリーも弱くなってしまったので、嫁さんの日産マーチに直結して始動。5年ぶりに息を吹き返した。

久しぶりに間近で耳にするアイドリング。やっぱり俺にはコレだ! ドスの利いた音質、ちょっと不安定で頼りなげな回転。今回キャブをバラしたものの、同調を取ってないので本調子ではない(コレはVmaxのメンテをする上で基本中の基本なので、近い内に改めて紹介します)が、直4なんかでは味わえない魅力がココにある。

ちょっと乗ってみた。(スミマセン)同調が取れてないので今一つだが、身体に残っていた感触と全て一致した。上まで回してみる。低回転域ではバラけていた音は、回転の上昇と共に纏まって、一つの咆哮となる。

サーキットという場にて歴史を刻んだ銘車は数多い。
また、サーキットからのフィードバックという形で人気を博するバイクも多い。
そういった意味ではVmaxは、完全に「無冠の帝王」である。

勿論、伝説も多い。トップギアでアイドリング、ハンドルから手を離しても走る(ホント)。
3速100km/h、ドライでもホイールスピンする(条件が揃えば可能、コレを知ってる人はかなりのVmaxクレージーとお見受けする)。
外装パーツ全部外しても走る(爆)。空冷のXR250にシュラウドが付いただけで「意味無い」とかワーワー言うバカがいるが、Vmaxを見ろ! その一番の特徴であるエアスクープ、こりゃダミーである。しかもダミーの癖にちゃんとアルミで出来ている。本来燃料タンクのあるべき場所にはエアクリーナーBOXがあり、燃料タンク風のカバーが被せられる。究極はリヤフェンダー。カバーを取り外すと、鉄製の似たようなフェンダーが現れる。文句あるか?

とりあえずVmaxについては、車検取得&復活が目標。XRが完成するまで改造はしない。


今年を振り返る

2006-12-16 10:24:21 | チョイ毒エッセイのようなもの

今年の目標は「バイクライフを復活させる」であった。
元々俺は仕事人であり、趣味人でもある。サラリーマンであった頃は、身の回りの誰よりも仕事と趣味を両立させてきた、と自負している。

独立して以来はその全てのエネルギーを仕事に注いできた。お陰様でそれなりの結果も残してきたし、概ね自分がイメージしている方向へと向かっていると感じている。
だが、その代償に5年程マトモにバイクに乗っていなかった。
ファーストバイクのVmaxは閉ざされたガレージの扉の向こうで埃を被り、オフロード走行もバイクを譲渡後はサッパリ。

そんな状態からここまで復活できたので、まあ合格ラインと言えるのでは? とは言え、当然仕事もしなければならないのでバイクカスタムの進行は極端に遅い。このブログで紹介しているXRのカスタムも作業が思うように進まず、また止まりかけてます。不眠不休状態は脱出したが、さすがに年末だけあって、押し込み仕事が結構あるのです。
XRのカスタムが未だ完成していないので、次の目標であるVmaxの車検取得&カスタム(現状で満足しており、あまりイジるつもりは無い)、KSRⅡの復活を兼ねたカスタム(エンジンスワップを予定)に取り掛かれねえ。
以前にも書いたが、毎年年末(ホントにギリギリ位)に仕事の横の繋がりで泊りがけの忘年会をやっている。この内何人かがバイクで来るので、いつも「キーッウラヤマシー!」という感じ…。今年こそはVmaxを復活させて俺も会場へバイクで!!!と思っていたのだが。
うーむ、残された日数は少ないぞ。

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ヤマハは東京モーターショーに出した過去のコンセプトモデルはほぼ100%を商品化&市販しているので、前回のショーでコレが出品された以上は、必ず次のモーターショーにて新型モデルとして発表されると信じている。俺は暇無し男なので、現在所有するVmaxが不動のまま新型Vmaxを買ってしまうと、確実に旧型には乗らなくなってしまうだろう。しかも現行モデルを、実は2台所有している。

XRの進行状況。
忘れ物がなければ多分最後になるであろうと思われる純正部品の注文をした。
クラッチ関係とバルブスプリング等を、社外品を使うか純正部品にするかずっと悩んでいたのだが、結局純正部品にしたのだ。
クラッチは社外品の強化タイプの方が良かったのだが、後から交換するのが簡単なので、今回は手配が面倒で諦めた。バルブスプリングの方はメチャクチャ悩んだ。強化タイプの方がベターではあるが、純正部品との価格差に対しての効果が今一つ。既に入手済みのカムシャフトはノーマルバルブスプリング対応なので、必然性が低い。
燃焼室容積測定の為にバルブを組んでいるが、ここでは元々使っていたスプリングを使用。だがインナースプリングは限界を越えてヘタってしまっているので、全て新品に交換する。(※SMによるとインナー:42.51、アウター42.83以下で交換となっている。アウターは許容範囲内であったものの、インナーは41.5mm程度しか無かった)
部品到着は今日位か?