【予告】ウイングマン 60秒トレーラー
およそ40年前に週刊少年ジャンプで連載されていた、桂正和さんの「ウイングマン」が実写ドラマ化され、現在放送中であーる。
俺、ウイングマンには鬼のように影響されたのよ。
もしもウイングマンに出会ってなかったら、きっとバイクには乗ってなかっただろう。そして、全然違う仕事に就いていたかもしれない。シランケド笑
変身ヒーロー物って、ファンタジーであり、SF要素あり、アクション要素ありで。例えば・・・そうだな、バックトゥザフューチャーのような「全部乗せ」の魅力を持てる可能性があると思う。
実際、アメリカの映画ではヒーロー物ってジャンルが完全に確立されてるじゃん。
・・・なのだが、ウイングマンが連載されていた当時、日本国内では子供番組としてしか作られていなかった。
ウイングマンの主人公の広野健太は、中学生になってもヒーローものが好きで。テレビのヒーローの「ごっこ遊び」に飽き足らず、自分で考えたオリジナルのヒーロー「ウイングマン」のスーツを自作して、学校でヒーロー活動をする。
友達はそれを楽しみながらも茶化していたが、健太は本当にウイングマンに変身する力を手に入れ、敵と戦うことになる・・・というストーリー。
劇中に登場する大半のモブキャラは、健太が本当に敵と戦っていることを信じていない。彼らは本当の戦いをヒーローショーだと思ってお気楽に見ているという、ギャグというかコミカルな設定だったのよ笑
つまり、ある程度以上の年齢層に向けて描くにあたり、在来のヒーロー物は子供向けであることを、逆手に取っていたわけ。
その手があったか、と驚いた。
また、ウイングマンに変身する力を得たアイテム、書いたことが現実化するノート「ドリムノート」を奪い合う・・・というのが戦う理由の一つ。敵が世界征服という漠然とした目的のために、1体ずつ怪人を送り込んでくるという鉄板設定と比べて、圧倒的な説得力があった。
ウイングマンの影響で、俺は高校時代に変身ヒーロー物の8ミリ映画を自主制作していた。
とにかく、子供向けではない本物を作ることがテーマだったな。仕上がりは微妙だったと思うけど笑
ウイングマンはいわば学園物でもあり、恋愛や友情などにもスポットが当てられている。女性向け要素も大きい。これも、当時はものすごく斬新だと思ったものだ。
しかし、今になって現代的な目線で読み返してみると、特別に伏線が張られているわけでもないのでストーリー的に物足りなさを感じてしまうし、バトル漫画としてもインパクトが弱いかな、と思っちゃう。
上にファンタジー、SF、アクションと書いたけど、男の子的にはリアルな科学や歴史、裏付けなどに惹かれるもので、メカなどのスペックに心をときめかせる。逆にファンタジー要素が強くなり、魔法とかが出てきちゃうとあまり魅力を感じなくなってくると思うのだが、いかがだろう。
ウイングマンの場合は若干そういった傾向があったかな。
元がコミカルな作品という事もあってか、アニメ版に関しては完全に小学生向けとなり、数話観ただけで全くハマらなかった。
その後、エポックメイキングな変身ヒーロー物がどんどん出てくるようになった。
平成仮面ライダー初のクウガは、本格的な設定に加えて、成田匠による本物のバイクトライアルシーンが使われたりして驚いたが、やはり今の感覚で見直すとストーリーには物足りなさを感じてしまう。
それでもライダーシリーズは年々進化を続け、我が家の子供たちのドンピシャ世代である「W」「オーズ」あたりは、かなりの見ごたえがある。
オーズの次作、ライダー初の高校生である「フォーゼ」で学園物仕立てとなった。
これ、絶対にウイングマンのオマージュ要素が多分に入っているだろうと思って観ていたなぁ。主人公のキャラも近いし、ほぼ全ての事件は学園内で起こっている設定など、ウイングマンを昇華させたようなものを感じて、自分の気持ちの中ではウイングマンが完成・完結したような気分になっていたのだが・・・。
ここへ来て、実写版ドラマのウイングマンである。
実写となるとどうしてもリアリティが必要になり、「ヒーローショーだと思い込んでいる」という描写はもう少し説得力がある設定に改変されている。変身ヒーロー物が従来は子供向けであったことを逆手に取ったような挑戦的な部分は、残念ながらオミットされてしまっているかな。
桂正和さんが「ものすごく変えた」と言われてた割に、今んとこそこまで違うとは感じない。時代を現代に合わせるのは当たり前としても、ドラマだから13話くらいに納める必要もあるだろうし、展開の早さも求められるはず。
主要キャラたちの棒演技もあってゴメンチャイ笑、俺的には、結局は平成&令和仮面ライダー的な雰囲気に感じてしまうんだけど・・・、まぁ往年のファンとして、楽しめてるかな。
ちなみに主人公の広野健太役は、初代仮面ライダーの藤岡弘、さんの息子さんである藤岡真威人さんっすわ。
およそ40年前に週刊少年ジャンプで連載されていた、桂正和さんの「ウイングマン」が実写ドラマ化され、現在放送中であーる。
俺、ウイングマンには鬼のように影響されたのよ。
もしもウイングマンに出会ってなかったら、きっとバイクには乗ってなかっただろう。そして、全然違う仕事に就いていたかもしれない。シランケド笑
変身ヒーロー物って、ファンタジーであり、SF要素あり、アクション要素ありで。例えば・・・そうだな、バックトゥザフューチャーのような「全部乗せ」の魅力を持てる可能性があると思う。
実際、アメリカの映画ではヒーロー物ってジャンルが完全に確立されてるじゃん。
・・・なのだが、ウイングマンが連載されていた当時、日本国内では子供番組としてしか作られていなかった。
ウイングマンの主人公の広野健太は、中学生になってもヒーローものが好きで。テレビのヒーローの「ごっこ遊び」に飽き足らず、自分で考えたオリジナルのヒーロー「ウイングマン」のスーツを自作して、学校でヒーロー活動をする。
友達はそれを楽しみながらも茶化していたが、健太は本当にウイングマンに変身する力を手に入れ、敵と戦うことになる・・・というストーリー。
劇中に登場する大半のモブキャラは、健太が本当に敵と戦っていることを信じていない。彼らは本当の戦いをヒーローショーだと思ってお気楽に見ているという、ギャグというかコミカルな設定だったのよ笑
つまり、ある程度以上の年齢層に向けて描くにあたり、在来のヒーロー物は子供向けであることを、逆手に取っていたわけ。
その手があったか、と驚いた。
また、ウイングマンに変身する力を得たアイテム、書いたことが現実化するノート「ドリムノート」を奪い合う・・・というのが戦う理由の一つ。敵が世界征服という漠然とした目的のために、1体ずつ怪人を送り込んでくるという鉄板設定と比べて、圧倒的な説得力があった。
ウイングマンの影響で、俺は高校時代に変身ヒーロー物の8ミリ映画を自主制作していた。
とにかく、子供向けではない本物を作ることがテーマだったな。仕上がりは微妙だったと思うけど笑
ウイングマンはいわば学園物でもあり、恋愛や友情などにもスポットが当てられている。女性向け要素も大きい。これも、当時はものすごく斬新だと思ったものだ。
しかし、今になって現代的な目線で読み返してみると、特別に伏線が張られているわけでもないのでストーリー的に物足りなさを感じてしまうし、バトル漫画としてもインパクトが弱いかな、と思っちゃう。
上にファンタジー、SF、アクションと書いたけど、男の子的にはリアルな科学や歴史、裏付けなどに惹かれるもので、メカなどのスペックに心をときめかせる。逆にファンタジー要素が強くなり、魔法とかが出てきちゃうとあまり魅力を感じなくなってくると思うのだが、いかがだろう。
ウイングマンの場合は若干そういった傾向があったかな。
元がコミカルな作品という事もあってか、アニメ版に関しては完全に小学生向けとなり、数話観ただけで全くハマらなかった。
その後、エポックメイキングな変身ヒーロー物がどんどん出てくるようになった。
平成仮面ライダー初のクウガは、本格的な設定に加えて、成田匠による本物のバイクトライアルシーンが使われたりして驚いたが、やはり今の感覚で見直すとストーリーには物足りなさを感じてしまう。
それでもライダーシリーズは年々進化を続け、我が家の子供たちのドンピシャ世代である「W」「オーズ」あたりは、かなりの見ごたえがある。
オーズの次作、ライダー初の高校生である「フォーゼ」で学園物仕立てとなった。
これ、絶対にウイングマンのオマージュ要素が多分に入っているだろうと思って観ていたなぁ。主人公のキャラも近いし、ほぼ全ての事件は学園内で起こっている設定など、ウイングマンを昇華させたようなものを感じて、自分の気持ちの中ではウイングマンが完成・完結したような気分になっていたのだが・・・。
ここへ来て、実写版ドラマのウイングマンである。
実写となるとどうしてもリアリティが必要になり、「ヒーローショーだと思い込んでいる」という描写はもう少し説得力がある設定に改変されている。変身ヒーロー物が従来は子供向けであったことを逆手に取ったような挑戦的な部分は、残念ながらオミットされてしまっているかな。
桂正和さんが「ものすごく変えた」と言われてた割に、今んとこそこまで違うとは感じない。時代を現代に合わせるのは当たり前としても、ドラマだから13話くらいに納める必要もあるだろうし、展開の早さも求められるはず。
主要キャラたちの棒演技もあってゴメンチャイ笑、俺的には、結局は平成&令和仮面ライダー的な雰囲気に感じてしまうんだけど・・・、まぁ往年のファンとして、楽しめてるかな。
ちなみに主人公の広野健太役は、初代仮面ライダーの藤岡弘、さんの息子さんである藤岡真威人さんっすわ。