お花見シーズン♪
私も毎日、三原市内をご挨拶にまわらせていただく中で、
時間の余裕はありませんが、心はゆとりを持って、
お花を楽しんでいます♪
去年の「緑のカーテン講座」の記事で紹介した
長野県小布施町の「オープンガーデン」(1万人の町に年間100万人の観光客!)、
三原でもできそう♪と思える素敵なお庭がたくさんあります♪
このことも、書きたいことがたくさんありますが、
ブログのほうは、只今、財政シリーズになっております~(^^;)
三原市広報では、三原市財政は「黒字」「健全」とのことですが、
一方で、借金もあるわけで、
そこのところ、どうなんでしょう~?
とのお声をいただいたので、
グラフばかりのブログになっていますが、関連情報を掲載してみます。
まずは実質収支比率。H21~23年度の平均値です。
自治体の財政規模に対する収支の割合を示すもので、単位は%です。
県内14市黒字決算ですが、予算の段階で盛り込まれる「借金」も収入としての計上です。
なので、予算が適正に実行されたかどうか・・とも捉えられる指標だと思います。
「いっぱいお金が余ったんだったら、いいじゃん」ということではなくって、
年度途中で予算より収入が多い(または支出が減る)場合は、
補正予算を組んで有効に活用する必要があります。

そこで、歳入全体に占める地方債の割合を見てみると、
各市のH21~23年度の平均は、こうなっています。
「黒字です」とは言え、収入の1割以上が借金による(三原市)ものです(^^;)

じゃあ、この借金がダメかというと、
大規模事業を単年度で・・というわけにいかないので、
計画的にローンを組んで・・ということも必要だし、
何十年にわたって活用するものだから、将来世代にも負担してもらう
という考え方もあります。
じゃあ、この借金が、どの程度なら「適切」と捉えられるか・・
総務省の指標、公債費負担比率がこちらです。
こちらも、H21~23年度の平均値にしています。
(横に長くてはみだしてしまうので、サムネイル表示にします。
画像クリックで2段階拡大します)

市町村が自由に使える「一般財源」のうち、
借金返済にあてた金額がどれくらいあるかを示す数値です。
この割合が低いほうが、市町村裁量で自由に使えるお金が多いことになります。
ということで、
「三原市は黒字です」というのも間違いではありませんが、
グラフで示しているように、決して良い財政状況ではありません。
ちなみに、三原市広報では、
「実質公債費比率」の数値を示して「健全!」とされてましたが、
H19年にも、H21年にも、この指標の計算式が変わって、
「起債制限比率」よりも通常高くなるはずが低くなってしまい、
「起債制限比率」のほうをを財政資料から削除するようなことになっていて、
あまり信頼できる指標ではありません。
シンプルな「公債費負担比率」で見るほうが良いのではないかと思います。
でも、それでも抜け道があって、
財政破綻した夕張市では、1年のうちに借金して返済する自転車操業で、
借金が「公債費」として計上されないようにしていたのだそうです。
こちら↓に、広島県内14市の、1人あたり地方債残高を載せています。
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/7e2bea155726c8d72f21f7cc931c7981
私も毎日、三原市内をご挨拶にまわらせていただく中で、
時間の余裕はありませんが、心はゆとりを持って、
お花を楽しんでいます♪
去年の「緑のカーテン講座」の記事で紹介した
長野県小布施町の「オープンガーデン」(1万人の町に年間100万人の観光客!)、
三原でもできそう♪と思える素敵なお庭がたくさんあります♪
このことも、書きたいことがたくさんありますが、
ブログのほうは、只今、財政シリーズになっております~(^^;)
三原市広報では、三原市財政は「黒字」「健全」とのことですが、
一方で、借金もあるわけで、
そこのところ、どうなんでしょう~?
とのお声をいただいたので、
グラフばかりのブログになっていますが、関連情報を掲載してみます。
まずは実質収支比率。H21~23年度の平均値です。
自治体の財政規模に対する収支の割合を示すもので、単位は%です。
県内14市黒字決算ですが、予算の段階で盛り込まれる「借金」も収入としての計上です。
なので、予算が適正に実行されたかどうか・・とも捉えられる指標だと思います。
「いっぱいお金が余ったんだったら、いいじゃん」ということではなくって、
年度途中で予算より収入が多い(または支出が減る)場合は、
補正予算を組んで有効に活用する必要があります。

そこで、歳入全体に占める地方債の割合を見てみると、
各市のH21~23年度の平均は、こうなっています。
「黒字です」とは言え、収入の1割以上が借金による(三原市)ものです(^^;)

じゃあ、この借金がダメかというと、
大規模事業を単年度で・・というわけにいかないので、
計画的にローンを組んで・・ということも必要だし、
何十年にわたって活用するものだから、将来世代にも負担してもらう
という考え方もあります。
じゃあ、この借金が、どの程度なら「適切」と捉えられるか・・
総務省の指標、公債費負担比率がこちらです。
こちらも、H21~23年度の平均値にしています。
(横に長くてはみだしてしまうので、サムネイル表示にします。
画像クリックで2段階拡大します)

市町村が自由に使える「一般財源」のうち、
借金返済にあてた金額がどれくらいあるかを示す数値です。
この割合が低いほうが、市町村裁量で自由に使えるお金が多いことになります。
ということで、
「三原市は黒字です」というのも間違いではありませんが、
グラフで示しているように、決して良い財政状況ではありません。
ちなみに、三原市広報では、
「実質公債費比率」の数値を示して「健全!」とされてましたが、
H19年にも、H21年にも、この指標の計算式が変わって、
「起債制限比率」よりも通常高くなるはずが低くなってしまい、
「起債制限比率」のほうをを財政資料から削除するようなことになっていて、
あまり信頼できる指標ではありません。
シンプルな「公債費負担比率」で見るほうが良いのではないかと思います。
でも、それでも抜け道があって、
財政破綻した夕張市では、1年のうちに借金して返済する自転車操業で、
借金が「公債費」として計上されないようにしていたのだそうです。
こちら↓に、広島県内14市の、1人あたり地方債残高を載せています。
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/7e2bea155726c8d72f21f7cc931c7981
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