尾道大学ゴミ部＠そぼエコ

9/19のそぼエコは尾道大学ゴミ部さんへのインタビューをお届けしました♪

本当は9/3の翠郷祭プレイベントに取材に行く予定だったのですが、
残念ながら台風のためにイベントが中止に。
ゴミ部さんが毎月参加しておられる「おのピカ」定例会のごみ拾いに取材に行かせていただきました。
毎月第３土曜の朝６時半から行われており、取材の9/17は１０９回目！

いつもはこの早朝ごみ拾いにゴミ部さんから１０人くらい参加しておられるそうですが、
この日はまだ夏休み中になるため、３人が参加しておられました。
尾道大学３年生、ゴミ部部長の木下さんにお話を伺いました。

どんな活動をしておられるのですか？

毎週木曜日に部活をしてます。
主に大学周辺のごみ拾い、大学構内でのごみ分別の呼び掛け、廃油せっけん作りです。
その他は、他のボランティア団体と一緒にごみ拾い、
また、みなと祭、花火大会などのクリーンスタッフもしています。

廃油せっけんは、大学の学生食堂から出るものを有効に活用して
廃品利用での石けん作りをしておられるそうです。

部員は何人おられるのですか？

３０人くらいです。
３年生が４人、２年生が３人と少なかったのですが、
１年生が１５人くらい入ってくれ、まだ増えそうです。
口コミでどんどん増えている感じです。
部員の人に話をきいてみると、「楽しそうだから」ということと、
「尾道市内をきれいにしていきたい」という人も。
思いはそれぞれですが、部員が１つになって尾道をきれいにしていきたい。

ゴミ部代々の伝統はありますか？

あるとしたら、楽しみながらやるということだと思います。
ごみ拾いも楽しみながら、散歩気分で。
無理はしないこと。
楽しむことを一番に(^^)

広島県内の大学の環境サークルのネットワーク、
ＵＥネットにも参加しておられるそうですね。

はい。６月5日の「環境の日ひろしま大会」に他の大学の学生たちと一緒に参加して、
自分たちは廃油石けんの販売をしました。
他の大学では、砂浜の貝殻などを利用して飾りを作ったりしている活動が印象に残りました。

尾道をピカピカにきれいにする会の横山さんにも、
いつも一緒に活動しているゴミ部のみなさんはどんな若者でしょうか？とお話を伺ってみました。

おのピカの会に、大人よりもゴミ部のみなさんの参加のほうが多いこともあります。
１８歳から２０代の若い人のパワーをいただきながら、がんばってます。
尾道大学ゴミ部はみんな素朴で素直で良い子たちばかりです。
最近の若い人は実行力がないように言われますが、
一生懸命をごみを拾って、人が捨てた汚いごみも洗って分別したり、がんばっています。
みなと祭などでの分別指導も一緒にやってもらっています。
尾道の環境にとって、なくてはならないゴミ部になっていると思います。

ごみがポイ捨てされている今の現状をどう思いますか？
また、これからの目標など教えてください。

尾道はきれいな街だと思っていたけど、よく見るとごみがある。
空き缶が捨てられていたり、たばこのポイ捨てがあったり。
きれいだと言われている尾道でごみが落ちているのは残念です。
それで、ゴミ部はできるだけ尾道をきれいにしていきたいと思います。
ごみのポイ捨てはできるだけやめてほしい、これがまず一番です。
それから、ペットボトルのラベルをはがすなど、ごみをちゃんと分別をしてほしい。
面倒くさいということもあるかもしれませんが、
簡単なこと、できることからやっていただきたいです。
新入部員が楽しめるような活動をすること、
尾道と尾道大学をもっともっときれいにしていきたいです。

こんな尾道大学ゴミ部さんの思いを受けて、
尾道市民みんなで、もっともっと良いまち、きれいなまちにしていけるといいですね(^^)♪


ごみ拾い中の尾道大学ゴミ部のみなさん


拾い集めたごみをみんなで手際良く分別
ペットボトルのラベルをカッターで裂いて、缶切りで開けて中の吸殻などを取り出し、
中を洗って・・・と、みなさん素早い！！！


約４０分で集まったごみ
アルミ缶：1.5㎏／スチール缶2.4kg／ペットボトル0.9kg／びん0.7㎏
ライター0.1㎏／可燃物22.9㎏／不燃物2.7㎏