今回のルドルフは再演ではありますが、初演に近い感覚なので、色々と明らかにしない方が皆様の想像力が膨らんで、より観劇を楽しめることと思い、あまり作品に触れずにやってきましたが、ルドルフの音楽についてあれだけ熱弁したわけですから、差し障りのない程度に軽めの楽曲解説をしていこうと思いますので、観劇の足しにしていただけると幸いです(*^▽^*)
M0“プロローグ”
壮大なオーケストラにより前奏曲が始まりますが、すでにここでマリーが歌う一幕ラストM18“二人を信じて”のモチーフと、ルドルフが歌うM2“名もなき男”のモチーフが使われています。
M1“幕が上がれば”
ルドルフとステファニーの部屋から一転、M4“ウィーンのテーマ”のモチーフがくり返され、場面は完成したばかりのホーフブルク劇場に移ります。貴族達により新しい劇場を祝う賛歌です。
M1A“ウィーンのテーマ”
新劇場の舞台上で行われる座興で使われる、M1への導入でも使われたナンバーですが、とある乱入者により思いがけない幕切れに…
M2“名もなき男”
ミュージカルでは、一幕で出たナンバーがショートバージョンで二幕で使われることが多く、それを“リプライズ”と称しているのですが、この作品では一幕の方がショートバージョンになっている、逆リプライズ現象が起こっており、この“名もなき男”はまさにその一曲です。ルドルフの無力感を表しているこの曲は、プロローグで暗示的に使われているので、ここでも非常に効果的なナンバーとして強い印象を残しています。
M3“なぜ聞かない”
ルドルフとフランツの掛け合いによるナンバーで、激しい親子の確執が描かれています。
ライトモチーフとしては、フランツのテーマと言っても差し支えないでしょう。
M4“ウィーンのテーマ”
すでにお馴染みの“ウィーンのテーマ。
ここでは、秋晴れの爽やかなリング通りで、男性アンサンブル3人によって歌われます。
と、今日はこの辺にしておきましょう。
ちなみに、ナンバーはリプライズも含め全部でM33までありますので、気長にお付き合い下さいm(__)m
M0“プロローグ”
壮大なオーケストラにより前奏曲が始まりますが、すでにここでマリーが歌う一幕ラストM18“二人を信じて”のモチーフと、ルドルフが歌うM2“名もなき男”のモチーフが使われています。
M1“幕が上がれば”
ルドルフとステファニーの部屋から一転、M4“ウィーンのテーマ”のモチーフがくり返され、場面は完成したばかりのホーフブルク劇場に移ります。貴族達により新しい劇場を祝う賛歌です。
M1A“ウィーンのテーマ”
新劇場の舞台上で行われる座興で使われる、M1への導入でも使われたナンバーですが、とある乱入者により思いがけない幕切れに…
M2“名もなき男”
ミュージカルでは、一幕で出たナンバーがショートバージョンで二幕で使われることが多く、それを“リプライズ”と称しているのですが、この作品では一幕の方がショートバージョンになっている、逆リプライズ現象が起こっており、この“名もなき男”はまさにその一曲です。ルドルフの無力感を表しているこの曲は、プロローグで暗示的に使われているので、ここでも非常に効果的なナンバーとして強い印象を残しています。
M3“なぜ聞かない”
ルドルフとフランツの掛け合いによるナンバーで、激しい親子の確執が描かれています。
ライトモチーフとしては、フランツのテーマと言っても差し支えないでしょう。
M4“ウィーンのテーマ”
すでにお馴染みの“ウィーンのテーマ。
ここでは、秋晴れの爽やかなリング通りで、男性アンサンブル3人によって歌われます。
と、今日はこの辺にしておきましょう。
ちなみに、ナンバーはリプライズも含め全部でM33までありますので、気長にお付き合い下さいm(__)m