蛙の掘立小屋~カエルノホッタテゴヤ~

蛙のレトロ探求と、本との虫と、落語と、日々の雑事。

阪神の勝ちを待ったのは

2005-09-29 21:16:18 | 風物詩
金沢という町は、東京・大阪・名古屋の勢力が拮抗しています。よって、阪神ファンもドラゴンズファンも巨人ファンも拮抗しています。今夜のセ優勝に絡んだチームばっかりじゃん(笑)。もっとも、松井の出身県ということで最近とみにNYヤンキースが勢力を伸ばしています。加賀前田家以来の、日和見体質?(爆)まぁ、悪く言えば定見が無いのですが、よく言えば柔軟にどのチームが勝っても楽しんでいるといったところでしょうか。
街のスポーツカフェは、俄か虎酒場になっておりました。(心の目で、黄色い暖簾左側のトラを見てください)

何処のチームが勝っても、ファンと地元の方が喜んでいるのを見るのは嬉しいし、楽しいし、羨ましい。地元チームが無いもので(苦笑)。

ところで、わざわざ済んだことを穿(ほじく)り返す無粋は承知の上ですが。それでも、つい思ってしまうのが2年前の優勝と道頓堀の事故。気のせいか、マスコミ各社も今年は道頓堀での取材やレポートを控え気味にしているような気がします。
人命に関わる事態になって、初めて掌を返したように飛び込みを批判するようになった全国のマスコミを見て、当時の私は「アンフェアだな」と思っていました。勿論、自分自身にも当てはまるのですが。優勝当日道頓堀に詰め掛け、ヘリまで飛ばしていた報道陣は明らかに「飛び込むこと」を期待していたのに。そして、それをTVで見ていた人も。

阪神のような地元に密着したチームが勝つのは、見ている方もとても嬉しいことです。しかし、2年前を思い出す、苦い勝利でもありました。

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2 コメント

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実は今年も… (とよだ)
2005-10-02 20:37:55
あれは酷かったですよね。

報道陣は試合開始前から道頓堀に待ち伏せしていたとか。

で、今年は自粛したと私も思ってたんですけれど、やっぱり目立ちたがり屋さんたちが派手にやらかしたのをバッチリ映像に残してるわけで…なんともはや。

しかもそんな映像は嬉々として流すくせにD某投手の大記録は殆どスルーされました…これはファンの愚痴ですけど(笑)



それはそうと、言葉に特化したブログ、拝見いたしました。今後の展開を楽しみにしております。
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日和見蛙 (フロッグ)
2005-10-02 21:41:49
あたた。中日一徹の方にコメントを頂いてしまった(汗)。すいません~、その年の気分で応援する球団を変える奴で。名前が「蛙」だから、仕方ないと思ってください。(ちなみに、今年の気分で応援は、楽天とヤンキースでした)

でも、ドラも応援していたんですよ。気持ちの片隅では(隅?!ダメじゃん!)。だって、前回の阪神優勝のときは直前に大阪へ旅行に行き、蛙が帰ると同時に決まっていたので。今年もしドラが勝ってたら、勝利のジンクスとして自慢できるじゃないですか~♪(動機が超不純)。

それでも、地元でシェア第2位の中日新聞を取っている身では、一番馴染みが深い球団は、ドラゴンズです。昔、星野監督の胴上げの写真を新聞記事風にレイアウトした下敷きを貰ったことを覚えています。あと、不振に喘いでいた頃、野球を扱った日米カルチャーショックコメディ映画『ミスター・ベースボール』で中日が舞台になったとき、特集記事を組んでいた覚えも……。



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