空飛び猫とバンコク日記

2007年に猫2匹とバンコクへ赴任。今は駐在やめて悠々自適な現地採用。
空を飛んでタイに来た猫たちとの生活記録。

Happy New Year ケーキ

2007年12月29日 | タイのお菓子
タイ人はお正月にケーキを食べてお祝いするそうで、
クリスマスとお正月がいっしょくた。

スーパーでは新年用のケーキ(700B)が売られています。
飾りはクリスマスツリーやサンタクロース、雪だるまなど
クリスマスそのまんまの使いまわし。
ただ「Happy NewYear」のチョコがのっています。

街ではいまだにクリスマスツリーが飾られていて、まるで門松状態。
仏教国なのでどうでもいいことなんでしょうが
サンタが「HappyNewYear」と言っているイラストをみると
違和感を覚えるのは自分が日本人だからでしょうか?

乾季が明けたらしく気温30℃。
クーラー効かせてお正月気分の全くない年末です。

恋愛の神様

2007年12月28日 | Weblog
バンコク伊勢丹前にある祠(ほこら)。

三位一体神と言うそうですが
タイ人には恋愛を叶える神様としてとても有名で、
この祠に赤いバラを供えてお祈りすると
恋愛が成就する(または恋人が出来る)と信じられています。

ここにはいつも沢山の赤バラが供えられていますが、
暇つぶしに観察していると、恋する乙女のみならず
むさ苦しい男性が熱心にお祈りする姿も見られます。
男性の場合は何故かやや年齢が高い気がしますが・・・。

ちなみに近くには有名なエラワン祠があります。
こちらの神様は特に何の神様ということはなく
何でも叶えてくれるそうなので、幅広い顧客を持っています。

クリスマスメニュー

2007年12月25日 | Weblog
バンコク(少なくともスクンビット地区)には、
日本人を含め相当な数の外国人が住んでいます。

24日はクリスマス・イブで選挙の振替休日。
近所のスーパーに買出しに行くと、
たくさんの白人さん達がメモを片手に買出し中。

果たして欧米人はクリスマス・イブに何を食べるのか?
興味しんしんに買い物カートの中を観察。

一番人気は鳥ではなく大きなハムの塊。ほとんどの人が購入。
他にはヤギ系のチーズとトマト、レタス、卵、固めのパンなど。
基本は手間をかけずに食べられるものらしく
メニューは大体想像できますが、意外にあっさりしています。

一人だけ豆腐とこんにゃくを買う白人さんがいました。
この人のクリスマスメニューは何なんでしょうか?

豆腐ケーキか?


(写真はエンポリウムのX'masグッズコーナー)

タイ総選挙結果

2007年12月24日 | Weblog
23日はタイ総選挙。

タイのテレビは選挙番組ばかりでしたが、
国会の勢力を赤・青で表したり、連立の予想をしたりと、
日本の選挙特番とほとんど同じような内容。
(画面の下で選挙速報を流してドラマをやっている局はあった)

選挙の結果、驚いたことに昨年のクーデターで追放された
タクシン前首相派の党(市民の力党)が過半数近くの議席を獲得し、
第一党になりました。

汚職があっても経済発展の方が重要とタイ人は考えたようです。
実際、今のタイ経済の発展に前首相の果した役割は大きいですし。

アメリカなどの選挙監視があったとは言え、
今の政府にかなり都合の悪い選挙結果が出るというのは
タイにも民主主義が根付いて来た証拠かもしれません。

バンコクの赤バス

2007年12月22日 | バンコクで運転
バンコク市内を走る赤バス。
どの路線でも一律7バーツで行けるので、
BTSが通らない場所へ行くときに時々利用します。

綺麗なエアコンバスもたくさん走っていますが
車掌さんが筒型の切符入れをカシャカシャ鳴らして歩く
古びた赤バスの雰囲気は独特でとてもバンコクらしい。

バス停ではなく、バス停の「あたり」に停車することが多いので
乗込むタイミングが少々難しいのが難点ですが
それも含めてまるで一つのアトラクションのような感じがします。

学生時代、カオサン通りにいた頃は15番バス
(王宮-サイアム-シーロム)をよく使っていました。
今はもっぱら2番バスに乗り、スクムビットからパンティップや
カオサン通りに遊びに行く時に利用しています。

バンコク平禄寿司

2007年12月14日 | ぐるなび
回転寿司チェーンの「平禄寿司」がセントラル・ワールドに
オープンしているのを見つけ、思わず入店してしまいました。
どうやら最近オープンしたばかりの様子。
本社が宮城県なので東北人にはおなじみのお店です。

タイ資本の回転寿司はタイ人好みの味付けやネタが多く
日本人からするといまいちだし、
逆に日本人経営の寿司屋は高すぎるのでおいそれとはいけません。

その点、ここなら値段もネタも安心できます。
「らっしゃいませっ!」「ご注文くださいっ!」と言う感じの
「すずめのおやど」みたいな威勢の良すぎるタイ人職人達の
日本語の掛け声が少々気になるものの
(きっと本社の日本人が徹底的に教育したのだと思う)
味は良好。久々に日本のお寿司を食べた気がします。

お寿司17皿とビール1本で800バーツ(約2640円)ほど。
久々の散財だけどいいでしょう。年末だし。
帳尻は来年合わせればいいんです。

萌えるガンプラ

2007年12月08日 | タイの行事やイベント
デパートで見かけたガンプラコンテスト。

タイのファンが作ったずらりと並ぶガンプラはまだしも
中央には何故か日本で始まったばかりの「ガンダム00」の
宣伝ブース。

タイではまだ放送してるのを見たことないんですが・・・。

ブース内にはガンプラ即売コーナー。
これが高い!普通に5000円近い値段。
中には16,000バーツ(約5万円)のものも。
バンダイめ、外国まで来て儲けてやがるな。

それでも萌えるオタク魂は万国共通。
結構おとな買いをするタイ人も多いです。

でも一番気になったのはプラモコンテストの出品作品の中に
「ケロロ軍曹」が混ざっていたこと。
まあ、一応ガンプラつながりですが・・・なんか。

国王誕生日

2007年12月05日 | タイの行事やイベント
12月5日はタイのプミポン国王80歳の誕生日。
タイでは「父の日」と言い、一番大きなお祭りのようです。
既に数日前からお祝いイベントが各地で行われ、TV中継されていました。
(すごく下手なカラオケ大会が多い。TVで流すな)

情報が少ないので誕生日当日は朝9時に家を出発。
満員状態の王宮行きバスに乗り、人の流れを追っていくと
王宮周辺には騎兵隊が並び、すでに人垣ができています。
しばらくして周囲がざわめくとパトカーに先導された白い車が。
どうやら国王陛下の車のようですが、一瞬で走りすぎていきました。
ただのお出迎えのようです。

王宮前広場に出ると、そこには沢山の屋台。
なんとほとんどが無料です。
国王が集まってくれた国民をねぎらうために提供しているとか。
無料の屋台なのに、ご飯類、麺類、サンドイッチ、スープ、揚げ物、
アイスに果物にコーヒーにジュースと種類も豊富。
身奇麗にしないと国王に失礼との事で無料の床屋さんまで出ています。

どうも誕生日よりもこっちがメイン。
しっかり持ち帰る準備をしてきている人々も多数見受けられます。
そういう自分もバナナとから揚げとパンを持ち帰りました。
次回はタッパーが必要です。

いつもは入場料250バーツの王宮をただで見学したものの
屋台をまわりすぎて夜の花火を待つ程の体力がなく、
疲労のため夕方で撤収。

南国のクリスマスツリー

2007年12月04日 | Weblog
雪の降らないバンコクでも、12月はやはりクリスマスムード。
ホテルやデパート、スーパーにはクリスマスツリーが飾られ、
建物もクリスマスカラーの電飾で飾り付けられています。

フィンランドから公認サンタを呼んだり、ツリーコンテストをしたりと
それぞれ趣向を凝らしているようですが
中でもセントラルワールド前のツリーは超巨大。
ビルの7・8階ぐらいの高さはゆうにある
東南アジア最大の30メートルのツリーが飾られています。
(どうもタイ人はアジア最大という言葉が好きらしい)
夕方にはLEDが点灯し、とても綺麗です。

このツリーのすぐ横はビール大手3社の特設ビアガーデン。
涼しくなる夕方にビールを飲みながらツリーを眺めるのも
日本の花見みたいでなかなか風流かも。
まあ、日本もタイも花より団子ですね。

病院はサービス業

2007年12月01日 | Weblog
高級感のある広いロビー、天井は高い吹抜け。
ソファーに座っていると飲み物のワゴンサービス。
もちろんテナントにはスタバや高級レストラン、そして何故かマクドナルド。

まるで高級ホテルのようなここはバンコクのバムルンラード病院です。
最先端の医療技術とサービス、そして医療費の安さから
タイの私立病院は世界一とも言われ、年間100万人以上の外国人が訪れます。

タイの私立病院は株式会社なので、完全なサービス業。
ライバル病院同士がサービスを競い合い、政府もそれを奨励しています。
正直言って、タイの病院並みに設備も規模もサービスも
しっかりした病院を日本では見た事がありません。

しかも医療費はヨーロッパの2分の1、アメリカの10分の1。
調べてみたら、タイで手術してホテル並みの個室に入院出来る金額では
日本の公立病院の相部屋にも入れない。

どの病院にも日本人受付があり、日本語を話す医師や通訳が沢山いるので
バンコクで入院することが日本でブームになる日は近いかもしれません。