国連と各国政府代表参加
原水爆禁止世界大会実行委員会は1日、原水爆禁止2023年世界大会に国連と各国政府代表が参加することを発表しました。
![]() (写真)中満泉氏 |
![]() (写真)アレクサンダー・クメント氏 |
![]() (写真)メルバ・プリーア氏 |
国連から、中満泉軍縮担当上級代表が8月9日のナガサキデー集会閉会総会に参加します。中満氏は、核兵器禁止条約が採択された2017年の世界大会に初参加し、「国連は核兵器のない世界という目標へ具体的な歩みを進めるため、すべての国々や市民社会と協力し、いっそう努力したい」と核兵器廃絶に向けた連帯を表明しました。
政府代表はオーストリアとメキシコからの参加が決まりました。
オーストリアからアレクサンダー・クメント欧州統合外務省軍縮軍備管理不拡散局長・大使が8月7日の世界大会長崎・開会総会に参加します。オーストリアは核兵器の非人道性から核兵器禁止条約成立に向けて尽力しました。昨年の核兵器禁止条約第1回締約国会議の開催国を務め、クメント氏は、締約国会議の議長を務めました。
メキシコからメルバ・プリーア駐日大使が参加します。メルバ氏は2019年以来連続して世界大会に参加しています。メキシコは、核抑止論を完全拒否し、核兵器の非人道性を世界に広げ、国連での核兵器禁止条約採択の中心的な役割を果たしました。11月にニューヨークで開催される核兵器禁止条約第2回締約国会議の議長国としての発言が期待されています。
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