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じじばばの暮らし

我が家は今日もまったりと

お餅つき

2020-07-25 10:06:34 | 日常
足でぺったんぺっんつく大きな餅つき機
何という名前か知らないが、お祭りでも使っていない大きなものです
調べました『だいがら』と言うものです

母とお兄ちゃんと私 3人でお餅を作りました
主にお兄ちゃんが足でつき母は丸めて・・・ばばは???記憶がありません
何度か踏みましたが・・上がりませんでした

ただただびっくりしていたと思います
姉たちは遊びが大事、もちろん居りません

でも、ばばは楽しかった
どれだけの量を作ったのか?小3の事だと思います

今この歳になって思うのは、母は、遠く離れていくお兄ちゃんに一つでも思い出を作ってあげたかったのではないでしょうか?
ばばは家ではいつもお兄ちゃんと一緒、くっつき虫でした

となりの物置小屋
そこは兄の秘密基地、机を置き、あらゆるものがありました
網、駒、ボールなどなど男の子の物です

ばばは兄がそこにいると入って行ってジッと何をするのか見ていました
色々なものを作るのが好きだってようで、おもちゃを良く作ってもらいました

兄の友達もよく訪ねてきました
山の方へ遊びに行くとき、勿論ばばもついて行こうとします
が・・・遠い所なので、とちゅでいつも置いてきぼり
これだけは、大きい男の子の遊びで、残念・足が速かったらついて行ったでしょうに

一人頭のいい友達がいました
お金があったらいい大学へ行けたでしょうが、工専へ通いました
彼はよく我が家へきて兄とあれこれ作っていたのを思い出します

このころの記憶はぼんやりしています
きっと兄のおかげで、苦しさや悲しさ寂しさが以前のようになかったのではないでしょうか
おばあちゃんのいじめはあいかわらずでしたし
姉たちも、ばばをおばあちゃんがしているのと同じに扱うのが当然と思っていました
弟はおぼっちゃま、お殿様・・ばばは・・・ シンデレラ(美しくないのでこういっていいものか

今でも不思議ですが、母はどこからどうやって、あのだいがらを借りてきたのでしょうか
魔法使いのような母でした}