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じじばばの暮らし

我が家は今日もまったりと

新しい母と弟と

2020-07-04 15:46:49 | 日常
小学校へ上がる前新しい母と暮らすようになり
弟も同時に暮らしました
今まで周りに味方のいないばばは、今度こそと期待に胸を膨らませるのですが・・
どうも様子が違います
 近所のおばさんたちと母の立ち話
『どう?子供はかわいい?』
『男の子は小さいからかわいいけど、〇ちゃんは、もう大きいからかわいくないわ』
なんてことを
それでも今までの事ほどの事はないだろうと希望は持っていました

あるとき、弟と母と3人で天神様へ行くことになり
その中の滑り台で滑り降りるところを写真にとる、と言う事になりました
弟が滑るとパチリ パチリ パチリ
ばばも撮ってねぇ~~~と両手一杯広げて最高の笑顔で滑り降ります
  無視・・しらんぷり
うそでしょ
何度も何度も滑り降りますが・・・一度のパチリはありません

いままで張りつめていたものが、プツリと切れました

ここは知らない土地、このまま歩いて歩いていけば、いつか死ねるのではないか
ダ~~~と走り去り泣きながら歩き続けました

しばらくすると消防車が横に止まり
『おじょうちゃんどこへ行くの?』
『〇〇のおばあちゃんちへ行きます』
『〇〇なら今から行くところだから乗せてあげようか』
好奇心の強いばばは消防自動車に乗りました

着いたところは〇〇コメ店
『ここではないので、歩いていきます』
と、出かけようとすると・・・変だと思われ又乗せられました

次についたところは警察署・・・

おかあさんが心配して待っているよ と言われたが
嫌です、行きません と言うばばに 刑事さんが・・母の元へ行き、しばらく話をしていました
又ばばのところへ来て、おじょうちゃんちょっとお話をしようか

長い時間ばばの話を聞いてくださったのです いままでどんな生活をしてきたか
そうして、今日の事
じっくり聞いた後
『悲しかったね、これからそんなことがないようおじちゃんがお母さんに話をしてあげる』
それからしばらく母と刑事さんが二人きりで話をして、
ばばのところへ二人で来ました
刑事さんが『おじょうちゃん、これからもなにかあったらおじちゃんのところへ訪ねておいで、もう大丈夫だよ』
と言ってくれました

ばばの話を真剣に聞いてくれた初めての大人でした

死ぬことを真剣に考えていた子供時代でした

家に帰って・・・そんなに変わることはなかったけど
何かしら胸にポッと灯るものを感じていました

線路は続く~~よ・・・苦労は続く~~~よど~~~こまでも
まだまだこんなものではないことがどっさりてんこ盛りの日々でした  なんで