『百段雛まつり』~瀬戸内ひな紀行~を見に
目黒雅叙園にいく。瀬戸内の雛ということで瀬戸内生まれには思い出が
ある。うちは貧しく紙のお雛様だったけど思い入れがある。
どの家もそれなりのお雛様があった。
京風、江戸風、大きいのやいろいろのお雛様、歴史があり想像する。
そして目黒雅叙園の『百段階段』といわれる昭和10年の木造建築の7部屋には
鏑木清方はじめ有名な当時の日本画家たちの名画が各部屋の天井や欄間に描かれていてその
部屋にお雛様が沢山並ばれている。中でも小さい2寸雛は日本屈指の細工師の一品とのこ
とで素晴らしい。「紫式部」のお雛様もあった。
以前宮城丸森齋理屋敷で
仙南地域の豪商、齋藤家の蔵屋敷で、20畳の座敷に代々伝わるお雛様の段飾りを見た。
享保雛や古今雛、嫁いできたお嫁さんが抱いていた市松人形など、齋藤家の繁栄が雛人形
や道具類の豪華さで想像された。
機会があれば瀬戸内鞆の浦の太田記念館に行きたいな。