京都ごろごろ案内

どこへ出かけるでもなくごろごろと暮らしています。
生活向上を目指して日記をかきます。

昔の映画

2005-03-29 22:15:25 | Weblog
継続は力なり。

実行するのは難しい。

明日から4月2日まで長野に行くので更新できない。(うれしい)

去年の6月~8月にかけて韓流にどっぷりはまっていた。
何がよいかというととにかく安心してみていられるところ。

ハリウッド映画は突然女の人が服を脱ぎ出す。

「なんでそんな場所でこんなときにふく脱がなあかんねん!意味不明!」と怒りが込み上げてくる。
それで最近はよほど事前調査を徹底してからでないとハリウッドは見に行かない。

その点韓国ドラマは心から安心して(重複?)見ていられる。
決して服を脱がない。

記憶喪失、交通事故 出生の秘密 宝くじ級の偶然で不自然な出会い、難病 
 など、突っ込みどころは満載だけど、ときどきのせりふに泣かされたりもし、心の洗濯に丁度よい。

ハリウッドがまだ今ほどひどくないときの映画に「ミッドナイトラン」というB級コメディがある。
ロバートデニーロ主演のけっこうあほな映画なのだが、今もってわたしの中の輝けるベスト1だ。

周りの人に「ええで、泣けるで」と言って勧めたのだが、みんな
「どこがええんかさっぱりわからん。」と はんで押したように言った。

わたしが泣いたのは
エンドマークの1分ほど手前の
「なんだまだ時間があるじゃないか」というところ。

周りからどんなに思われていようと自分は自分を信じているという主人公のささやかな矜持のつぶやきが、当時の、浮き草の上で暮していたような自分の胸を打った。
自分を信じることができる…なんて、そんな生き方いっぺんもしたことがない自分がかわいそうで、そんな生き方をしてみたい!と思ったその両方で涙が溢れたのだと思う。

それからあともたくさん映画は見たがたくさん感動したが、そのときの気分を思い出せるのはこれだけ。

4月2日に帰ってきますのでまた読みに来て下さい。