京都ごろごろ案内

どこへ出かけるでもなくごろごろと暮らしています。
生活向上を目指して日記をかきます。

トンマッコルへようこそ

2006-11-11 23:10:49 | Weblog
とてもいい映画でした。

私にとっては超久しぶりヒットでした。
二人の友達も
「心が洗われた。面白かった。眠くなかった。」
と絶讃していました。

おととい、この映画を
「うーん、見る人にもよるだろうけど私は思っていたのとはちょっと違って…」
と、ややネガティブな感想を聞いていただけによけいに感動は大きかった。

号泣するとか爆笑というのはないけどほのぼのわらったり、
じんわり涙が出てきたりという映画でした。

戦争の本質が子供でもよくわかる映画でした。

「ふつうの人は人を殺すのを望んでいない。
戦争で儲けようと思っていない人は他人を殺すことを望んでいない。
誰が戦争をしたいと思っているの?」

ということがよくわかる映画でした。

この映画を見て、
「戦争するのは人類の本能だからなくなることはない」
と言う人がいたらそれはふつうの人じゃない。

戦争で自分が得をする人だ。

韓国映画人は北朝鮮を悪く描かない。

シュリも、二重スパイも、この「トンマッコルへようこそ」も、
どれも民族統一の願いが伝わってくる。

北朝鮮の今回の騒動で韓国内で「太陽政策」の失敗を声高に叫んでいる人達がいるけど、
この映画をみるとそれが間違いだと思える、わかる。

映画を見た後
「人間て、ほんとになんてすてきなんだろう」
と心があったかくなりました。

結末は悲しいがそれでも見終わった後
「人間てほんとにいい!!」
と心があったかくなりました。