２７日も、ロンドンは雨。
それでも、小降りだったので、ホテルをチェックアウトした後で
そのまま傘無しで、となりのＳｔ．Ｐａｎｃｒａｓ駅へと向かいます。
ユーロスターに無事に乗車して、パリへと再び舞い戻ります。
ロンドンを走っている間は、自動車は日本と同じ左側通行。
ドーバー海峡の海底トンネルを抜けるうち、車内での軽食サービスで
退屈な、真っ暗なだけのトンネルを過ごします。
それにしても、飛行機のシートと違い、かなりゆったりとしているので
食事もゆったりとした気分でいただくことができます。
トンネルを抜けると、自動車は反対の車線。つまり、右側通行になって
いるので、フランス側へ抜けたな・・・というのが、分かります。
そして、２時間１５分後、パリの北駅へと到着。
そこからタクシーで、オペラ座の近くにある、ホテルＢｅｓｔ Ｗｅｓｔｅｒｎ
へと向かいますが、タクシー乗り場は、長蛇の列でした。
順番待ちを経ておよそ３０分後、無事にタクシーに乗車。
ホテルへ、無事に到着し部屋に荷物を置いて、ショッピングへ。
オペラ通りの界隈には、パリのスーパーマーケットのモノプリはあるし
「京子食品」や「ＡＣＥ食品」といった日本食材店も徒歩圏内なので
買い物には、とても便利。
モロッコでは、手に入りにくい食材の買い出しです。
と、ついでに妻から「一度行ってみたいところが・・・」という誘いが
あり、そのお店を探しに、プランタンデパートの方へ。
その辺りをウロウロと調べて、やっと見つけたお店。
「Ｐｉｅｒｒｅ Ｈｅｒｍｅ（ピエール エルメ）」です。
プランタンの隣のモールの地下一階にありました。
マカロンが有名なお店なのだとか。
さっそく、マカロンの詰め合わせをお買い上げ。
モロッコに戻ってから食べたのですが、クリームたっぷりで
ホッペタが落ちそうなほど、とても美味しいマカロンでした。
買い物の後、韓国料理が食べたいなぁ・・・という事で近くの韓国料理店
へと、行ってみました。
お通しと言って持ってきたのは、たまごの雑炊。
外が寒いので、これがとても温まります。
どこか、懐かしい感じの味。
そして、豚キムチに・・・
スープタイプのプルコギ。
タンジェには、韓国料理店が無いのと、宗教的に豚肉を食さない為、
こういった料理にとても安堵感を覚えてしまいます。
あまりに、安堵感を覚えすぎて、メインのご飯・・・ユッケ乗せ石焼ビビンバ
の写真を撮るのを忘れてしまいました。
何故ならばビビンバが運ばれて来た時、熱々の石鍋がジューーーーッ！と
美味しそうな音を立てているものだから、これは早いところ具とご飯を
かき混ぜて、オコゲを作らなくては！焦ってしまいまして・・・。
これがまた、石焼で出来るオコゲは、最高！！
ホテルへ一泊し、翌２８日はいよいよモロッコへ戻る日です。
出発が１４時１５分のロイヤルエアモロッコだったので、実は前日に買った
冷凍の日本食は、京子食品さんの冷凍庫に置いてもらい、２８日の朝、
受け取ってから、タクシーで空港へと向かいました。
タクシーは、およそ５０分で空港へと到着。
オルリー空港は、シャルルドゴール空港に比べると小さいので、入口が
とても分かりやすい。
と、空港の発着情報を見ると・・・なんと、私たちが乗る予定の便が
表示されていませんでした。
あれ？ どうしたのかな？
とりあえず、ロイヤルエアモロッコのチェックインカウンターへ行って
尋ねると、その便はキャンセルになったとのこと。
その代わり、１５時１０分発のフェズ行きの便がタンジェ経由でフライト
するという事でした。
そんな計画・・・もっと早く分かっていたら、ホテルでもっとぎりぎり
まで、ゆっくりしていたのに・・・。
空港で、３時間近くも時間を持て余してしまいました。
それでも、フライトしてくれただけマシ。
なんとか、１７時頃に無事にタンジェへと到着。
荷物も、無事に受け取って、ペットショップへプーを迎えに行きました。
プーを無事に受け取ると、プーはまるで一年間サバイバル生活でも送った
かのような異臭を放っていたため、速攻シャンプー。
ドライヤーで乾かすと、その後彼の「安住の地・コタツ」へ潜ったまま
出て来ませんでした。
家に戻って来て安心したのでしょう。
私たちも、買ってきた食材を適当に食べて、そのまま就寝となりました。
長々と綴ってきた、パリ・ロンドンのクリスマス。
お付き合い頂き、どうもありがとうございました。
次回、自分の備忘録をかねて、ユーロスターの乗り方を紹介した後、
再び、日常の記事をアップしていきたいと思います。
