いつまでお正月気分に浸っているんじゃ～・・とお叱りを受けそう
ですが、この記事がラストです。
２０１５年１月１日・・・元旦の朝です。
せっかくのマルベーリャの初日の出を見るために、未だ暗いうちから
外に出て日の出を待ちます。
空はうっすらとオレンジがかってきました。
オレンジに空が染まり始めてから、日が昇るまでの時間の長いこと。
マルベーリャは、日中こそ２０℃前後まで気温があがるものの、最低
気温は５℃を下回ります。
待っていて、だんだん体が冷えてきます。
そんな中、南東の空が徐々に輝きだしました。
そして、快晴の空に２０１５年１月１日の朝日が昇ってきました。
と、いうか昇るときの様子は、新年のご挨拶の際にこのブログで、
動画にて掲載したとおりです。その間、カメラを回し続けていた
ので、この写真は朝日が昇り切った後の写真です・・・
私たちの宿泊しているアパートメントホテルも、普段は真っ白なの
ですが、朝日を浴びてオレンジ色に輝いています。
寒かったビーチも、朝日に照らされて暖かくなってきました。
マルベーリャの日の出は、午前８時１５分頃でした。
体が冷え切ってしまったので、部屋に戻って暖まったところで、
トレモリーノスの中華食材店へと向かいます。
マルベーリャでの滞在は、翌日の２日迄なのでモロッコで食べる中華
食材の購入と、この日はマーケット等開いていないので宿に戻ってから
の部屋飲みのネタを仕入れるのが目的です。
元旦は、車もさほど走っていないので中華食材店の真ん前に駐車
することが出来ました。
そこで、いつものように食材店「その１」を回り・・・
その後、５０ｍと離れていない場所にある食材店「その２」を
回り・・・食材を買い集めます。
互いの中華食材店では、それぞれ同じようなものが売られている
のですが、それでもじっくり見ると異なる掘り出し物があったり
するので、相互チェックは欠かせません。
中華食材がメインですが、ご覧のような日本の味噌やソース等も
あります。
そのほかには、韓国食材・タイ食材等も扱っているので、コチュジャン
やタイカレー等があり、冷凍食品コーナーには餃子やシュウマイ等も
あります。
買い物を済ませて、ＡＴＭへ立ち寄った際に見かけたカフェ。
半袖姿の女性に、上半身裸の男性・・・。
真冬とは思えないほど暖かい、トレモリーノスの街です。
昼過ぎにアパートメントホテルへ戻り、部屋で新年のお祝いを
する事にしました。
「お屠蘇」には、やはり日本酒ですね。
シャンパンの代わりは、月桂冠のスパークリング酒。
フルーティで、お米の味もあって実に美味しいのです。
その後は、吟醸酒を頂きます。
お酒は前日、マルベーリャのエル・コルテ・イングレスにある
「クラブ・グルメ」で購入したものです。
そして、「スパニッシュおせち！！」
全てエル・コルテ・イングレスと午前中に行った中華食材店で
揃えました。
お刺身・伊勢えび・昆布の代わりの茎わかめの中華和え・黒豆の
代わりに黒オリーブと枝豆・卵焼きの代りにスパニッシュオムレツ・
田作りの代わりに中華食材店の小魚のおつまみ・・・
それなりに、「おせち」に見えると信じ、新年のテレビ番組を
ダウンロードして見ながら「スパニッシュおせち」を食べて過ごし
ました。
実にのんびりとしたお正月を過ごすことが出来ました。
翌日の１月２日は、モロッコへと帰る日です。
この日も空は快晴！！
時間があったので、有料高速道路を通らずに、一般道（それでも高速
道路なのですが）を通って、フェリー乗り場へ向かいます。
いつもと異なる景色に気分も新鮮です。
途中寄ったスーパーマーケットで、生鮮食品や日用品の買い出しを
して、港に向かいましたが、スーパーでは沢山のブドウが売れ
残ったままになっていました。
買い物を済ませて、タリファの港へと向かいます。
１月２日も道路は比較的すいていました。
午後５時発のフェリーに乗るため、１時間前に港に到着。
この日は韓国人の団体さんが、大勢いました。
定刻通りに、フェリーは出航。
帰りは、海況も穏やかで揺れはほとんどありません。
ビニール袋に群がる人たちはいませんでした。
そして、夕方無事にモロッコへ到着。
今回の旅の終了です。
ワイナリーのクリスマスとマルベーリャの年越し。
どちらも思い出に残る旅になりました。
１０回に亘ってお送りしてきた冬休みの旅行記も、これにて終了。
次回からは、またモロッコでの生活を綴っていきますので
宜しくお願いします。
