土曜日に赤煉瓦de偉人伝を行いました。
テーマは「仁徳天皇」です。
仁徳天皇は、第十六代の天皇でいらっしゃり、時代はおよそ5世紀頃、父君は第十五代応神天皇です。
以前ブログでも書きましたが、応神天皇は筑紫の国、宇美八幡宮にてお生まれになっていらっしゃいます。
第14代仲哀天皇が、筑紫の国・香椎宮にて突然崩御されてしまい、皇后の神功皇后は、おなかに皇子をご懐妊されたまま、韓半島に出征され、よく彼の地を平定して帰国され、宇美八幡宮にて応神天皇をお産みになります。
この時代、シナ大陸は三国時代が終わり、魏晋南北朝となり、宋(南朝)が起こりますが、韓半島では北部に高句麗が誕生し、周辺に勢力の変化が起こります。
当時もそうですし、日清日露戦争も、朝鮮半島の安定が我が国の平和・防衛の鍵を握る地域であることは、今でも変わらないですよね。
そして応神天皇も韓半島への出征をされました。
古事記は上中下三巻からなりますが、仁徳天皇は「下つ巻」の最初に登場します。
あえて、上つ巻を「神の時代」、中つ巻を「伝承」とするならば、下つ巻は明らかに実在の話であると考えて、当時の編者が意図を持って残したのである、と、私も事前の勉強会で初めて学びました。
今回の偉人伝では、「神話」から現代に繋がる天皇の大御心について焦点をあててみました。明日以降、少し具体的に挙げてみたいと思います。
(文責:横畑雄基)
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