こんにちは。
首都圏では地震が相次いでいるようですが、皆様のお住まいは大丈夫でしたか。
ここ九州も、数日激しい雨が降っております。
私の住まいは筑後川のすぐ近くですので、少し心配ではありますが、こうして激しく降った後、梅雨は明けて、本格的な夏が来るのですね。
さて、昨日は早良区の紅葉幼稚園にて、年長組を対象に偉人伝「豊田佐吉」を話してきました。
今日は少し、豊田佐吉について書いてみます。
豊田佐吉は、トヨタ織機の創業者であり、また「トヨタ自動車」の創業者豊田喜一郎氏のお父上でもあります。
佐吉が生まれたのは慶応三年ですから、明治初年の生まれと言っても良いです。
当時はまだ欧米列強に比べて大型工業機械など創れなかった時代です。佐吉は小さい頃から新聞や雑誌を読んで、自分も将来はきっと國の為、世の中のため、人々のためになる事をしたい・・・と心に秘めていました。
そんな佐吉は、母が苦労している機織りに目を留め、もっと楽に織る方法を考えます。(これには約四年の歳月がかかりました。)
その後、更に独学で自動織機を発明し、ついには産業革命の本家であったイギリスの企業から業務提携を申し込まれるまでに到ります。
この金額が当時の百万円(昭和初期ですから、数十億円規模です!)といいますから、驚きます。
この資本の一部を利用して、息子の喜一郎に「国産自動車」の開発を命じた、と言う流れがあります。
豊田佐吉の偉人伝では、「好奇心を持つことの大切さ」「目標を定めたら諦めない姿勢」「外国に負けない気概を持つこと」を伝えました。
園児の中から、将来の「発明王」が登場するといいですね。
(文責:横畑雄基)