昴星塾(ぼうせいじゅく)のブログ

リサ・ロイヤルの「ギャラクティック・ルーツ・カード」に親しむ会。不定期の掲載。

創作童話・続編

2016年05月08日 | 日記

2016年5月9日

ついに、ことしの大型連休が終わりました!皆さん、楽しかったですか?
最近の世界情勢について、急にいろいろな可能性が見えてきました。どうやら、ことしの秋になると一気に表面化するような感じです。
すぐには皆さんに影響は来ないとは思うのですが、十分注意しながら、落ち着いて世の中の動きに振り回されない自分でいることが、特に肝要なようです。
 ひとつ、これはあくまでも私個人の「つぶやき」にすぎませんけれど、8月になったら、もし株やFXをやっておられるなら、それまでに全部「手仕舞い」することをお勧めしておきます。
 ご家族にも、一応「警告」だけはしておきましょう。「やだ」というのであれば、ご無事をお祈りいたします。
今からでも、少しづつ売って、現金にしておくのがよさそうです。株の変動には、チャートなんかでは予測できないことがあって、遠い昔、私も儲けたとたんに、すってしまって、差し引きゼロというおめでたいことをやっておりました。

さて、前回の創作童話、お気に召しましたか?
Nさんが連休明けの月曜日の朝を迎えました。「アサが来た」がもう終わってしまって、はりあいがない気分ですが、クリニックに出勤するつもりで家を出て、そこでランドセルを背負っていることには気がつきませんでした。
 いつもとはなんとなく違うところに、四辻があって、たしか右に小学校があったっけ、となんとなく寄り道しようとしたら、いきなり、あの憎たらしいP君があなたのランドセルに紐で結んである、大切なクマのお人形を引きちぎって、地べたに放り投げて、「あっかんべー」をしました。
Nさんは、クラスでも人気でかわいくて、先生にもほめられているので、P君がどうしてこんな悪さをするのか分かりません。
P君は以前にも、砂場でNさんに飛びかかって、先生にひっぱたかれたことがありました。P君は決して、普段はいじめっ子でもないのですが、なぜかNさんには、思い出したようにそういうことをするのです。
 NさんはP君をひっぱたこうとしましたが、そこは相手も敏捷。打たせてくれません。すぐに走り去ってしまいました。
 Nさんは悔しくて悔しくて、先生にP君を叱ってもらおうと、小学校の校門に着きました。先生が立っていましたが、ほかの子とお話されていたので、校舎に入り、職員室は図書室の中にあるんだ、と思い込みました。
 これは間違いなのですが、Nさんはそのまま階段を上がって、図書室に入りました。
 司書の先生が、Nさんに向かってパチッとウインクしました。Nさんも、パチッとお返ししました。
 まっすぐに、本棚からいつものグリム童話を取り出して、「白雪姫」を読み始めると、いきなりNさんはお城の広間の鏡の前に立っていました。
P君のことが腹が立っていましたので、すぐに鏡に聞きました。
「鏡よ、鏡、なんでP君はあたしんだけに、あんな悪さすんのさ」
怒っているので、言葉がすこしぞんざいになってしまいました。

鏡は言いました。「わたしの表面に光っている、小さな色とりどりの文様が見えますね。好きな色を触ってください。」
そこで小学生のNさんは、青白い水玉模様に触れました。とたんに、Nさんは、降るような星空を見上げている自分に気がつきました。
青白い大きなお星様がNさんを見つめておりました。
まわりをよくみると、そこはさみしい林の黒い影が映っている小川の岸で、蛍がスイーッと3,4匹飛んでおりました。フクロウがホォーホォー、と鳴いていて、人影がありません。でも一人ではなかったのです。
小さな弟の手を引いていました。お父さんとお母さんはまだ野良仕事から戻ってきていませんでした。
心細かったのに、弟はなかなか言うことを聞いてくれません。「お腹がすいたーお腹がすいたー」と泣くばかりです。実際、今日お弁当で食べたのはサツマイモたった一本で、柔らかいところは弟にちゃんと食べさせたのですが、それでも泣き止みません。とうとう、Nさんはかんしゃくをおこしました。
「あたしだって心細いのに、なんで困らせるのっ!」って言って、弟のほっぺをひっぱたいてしまいました。「しまったっ」とは思ったのですが、弟は火がついたように泣き出しました。
「ばか、ばか」と怒鳴りつけているうちに、弟の様子が急におかしくなりました。ひきつけをおこして、ぐったりとなって、親がかけつけたときはもう意識がありませんでした。親たちは何があったか知らないので、Nさんが叱られることもありませんでしたが、弟が死んだのは私のせいだ、と強く思ってしまったのでした。
 それは、今から600年ほど前のことでした。

 我に返ると、Nさんは鏡の前に立っていました。鏡がNさんに語りかけました。
「弟は、生まれ変わってP君になったのよ。P君はあなたのことを嫌いではないの。むしろ、とてもなつかしいの。でも、あなたは振り向かない。
どうしてかしら。
 それは、あなたが今でも弟を死なせたのは私だ、と自分を責めているからよ。弟があのときに死ぬのが、彼のあのときの運命だった。でも、あなたはそれを自分のせいにした。自分をこらしめたかった。
 だから、心の奥底で、なんど生まれ変わってもその思いが消えなくて、神様はこのようなことがつづくのはよくない、ここで終わりにさせよう、と二人を同じ小学校の、同じクラスにいれさせたのよ。
 でもあなたは気がつかないで、P君を敬遠していた。Pくんは、あなたの思いに答えたくて、ときどきあなたに仕返しみたいなことをしたのよ。
引き寄せ、とはね、そういうものなの。本音でそうあって欲しいことを引き寄せるのよ。」
   でも、もう遅いじゃない?私たちは卒業して、もう二度と会わないでいるのに。
「このままでは、またいつかどこかで会って、同じことになるのよ。今、つよく、別な出会いになるよう祈らなければいけない。祈る、そして叶う、と。」
「じゃぁ、どうしたらいいのですか?」
「まず、自分の中の罪悪感はもういらない、と決心すること。
P君にまた会うのを怖れない自分になりなさい。
それには、誰かを明るくさせるよう、思いやりをもって仕事をするだけでいいの。自然に、充実した自分になれるよ。そうなったら、いつかまた会うかもしれないけれど、そのときは友達になれる。
会う必要がないなら、会わない。」

 この話は、もちろん創作童話ですが、内容のポイントは、私がこれまで学んできたことがらで、創作ではありません。
 ひとつだけ、研究テーマがあります。
ここで「神様」がでてきました。これは、何でしょうか。たんなる、作り話でしょうか。この話のポイントは、創作ではありません。ならば、「神様」とはどういう存在なのでしょうか。ところが、あなたは自分自身は、すでに知っているのです。自分で答えをみつけてください。いつもあなたとともに在るのですから。守護神とか守護天使、というふうに呼ばれることもあります。

(お知らせ)また、しばらく休みます。いろいろ調べなければならない事態が近づいています。「天文ガイド」6月号を見たら、火星とアンタレス星(さそり座の主星)が8月24日に最接近、占星術でいうと「合」になります。
こういうときは、よく何が起きるか見ておかなければなりません。おまけに、困難を示す土星までが「合」の配置です。とても珍しい配置です。何かもし起きるとすれば、9・11クラスの、あるいはリーマンショッククラスの話でしょう。その当日におきるとは思いませんが。多少の時間のずれがあるのです。
ですから、そのころから、またブログを再開します。
 さて、皆さんは、前々回に載せた「死後の世界 1と2」をもう一度読んでみてください。今回の童話は、それらについての理解にすこしでも役立てばと思って書きました。
 最後に、皆さんより1、2年後輩の人もこのブログに関心をもつ人はいるかもしれません。その人たちには案内しなかったのですが、もしそういう人がいたら教えてあげてください。何か役にたつことがあるかもしれません。
でも、私のことを知らない人には教える必要はありません。どうぞ、よろしくお願いいたします。


創作童話作家としてデビュー できるか?

2016年05月04日 | 日記

昨夜から今日未明の雨風すごかったですね。

大丈夫でしたか?なんかこう、バケツをひっくり返した感じで、風ももうめちゃくちゃ。

好きなようにビオトープを荒らしていきました。

樹木はやっぱり、えらい!全然へっちゃらでした。でも、

草花はご機嫌斜めで茎が傾いてしまいました。

ですが、皆さんがご無事であれば結構です。

さて、ひとつご報告があります。

私は、今、創作童話作家としてデビューしよう、かな、と考えています、まずは試作しましたので

目を通していただければと思います。著作権は主張しません。あなたがこれをうまく活用して

自らが童話作家になられてもいいんです。

では、

(作品)白雪姫 -今-

Nさん(注:あなたのことです)は目を覚ましました。明るい気持ちの良い朝です。

「お母さん、お早う」(ここは、ママ、でもいいし、パパでもいいです)

N さんは、どうしたわけかお母さんが自分と同じくらい若いと思えて、とても変だったので、思わず目をこすりました。

小学生のときによく着ていた服が枕元にあったので、何も考えずに着たところ、ちょっと窮屈なのでお母さんに大急ぎで丈を伸ばしてもらい、ボタンの位置も換えてもらいました。

ご飯を食べて、もちろんランドセルを背負いました。

「行ってきまーす!」

Nさんが小学校の方に歩いていくと、同じ学校の生徒たちと合流しましたが、いつも一緒に登校する悪がきのP君も、仲良しのLさんもなぜか見かけませんでした。

校門の先生がほかの子と話しているのでそのまま校舎に入りました。

ほかの生徒たちは、それぞれの教室に入りました。

Nさんだけは階段を昇って図書室に行きました。司書の先生に挨拶すると、先生はパチッとウインクしてよこし、わたしもウインクを返して、すぐ本だなに向かいました。

小学4年生向け童話集の棚から『グリム童話』を取り出しました。すぐ机にすわって、

「白雪姫」を読みながら、ちょっと寝不足だったので、こう、お話はいつのまにか変わっておりました。

『いつの間にか、私は、宮殿の大広間におりました。』

あれっ?白雪姫でなくて、ここは女王では?

と気づかれた方、さすがですね。でも、これはあなたが寝ぼけて夢の中にいますので、

かっこよく言えば、フージョン! このままでいいのです。

私は鏡にいいました。

「鏡や、鏡。今日の私はどうぉ↑」

「のっぽ、ちび、でぶ、やせ」

鏡はNさんにこうささやきました。

わたしは、ムカッときました。

「うそつきっ!本当のことをお言い!」

「わたしは嘘は申しません!」

いつか、ある政治家が言った様なせりふが鏡から聞こえました。この夏の参議院選挙にも役立ちそうです。

「どれかひとつにしなさいよ」

「全部本当です。あなたは、とってもチャーミング デス。」

「そうぉ↓、それが聞きたかったの」

「その上、あなたは、きれい、明るい、やさしい、頭がいい」

 

さて、ここで問題です。あなたは、このセリフを聞いたとき、

1)すなおに、「そうなんだ」と納得する。

2)鏡の性格を深く疑う。

3)鏡をもって、窓に寄って、有無いわさずほっぽり投げる。

さぁ、さぁ、30秒で答えてください。

 

「答えはまた来週。」というと、皆さん深刻なフラストレーション起こされて、

折角の童話への興味をなくされるかもしれませんので、ヒント申し上げます。

1)が正解です。

2)、3)を選ばれた人は、御自分がどんなに素敵なのかを再認識するための厳しいトレーニングに

有料で(一回2時間、5千円くらいでしょうか)参加しなければなりません。

そのうち企画します、ハイ。

では、どうしてなのか?

これが宿題です。

ではまた。

結構、いい線いってるでしょう、私の創作童話!(だれだ、下手、なんてつぶやいたのは!!)