今回ご紹介するのは
「ボックス!」百田尚樹著 太田出版刊です
「ボックス」のスペルは「Box」名詞では箱ですが、
動詞ではボクシングをするになるそうです。
ストーリーは…
小学生の頃いじめられっ子だった木樽優紀はいつも強い鏑矢義平に助けられていた。
別々の中学に進んだ2人だったが、恵比須高校で再会する。
鏑矢はボクシング部に入っており、優紀をボクシング部に誘うのだが‥
ある日2人は環状線の車内で若者に絡まれていた女性を助ける。
その女性は恵比須高校の教師で、
のちにボクシング部の顧問となる高津耀子だった。
環状線でおわかりのように、この小説の舞台は大阪。
著者の百田尚樹さんは金曜夜の人気番組「探偵!ナイトスクープ」の構成の方です。
この作品はボクシングを軸とした青春小説です。
優紀はあることがきっかけでボクシング部に入部することに。
明るく天才的な鏑矢と真面目で努力家の優紀。
友情がやがてライバルとなり‥とストーリーは続くのですが、
ボクシングの怖さが深く描かれています。
ここまでして、なんでボクシングというものにのめり込んでいくのか?
努力は結果で応えてくれるのか?
ほんとの強さとは何か?
ボクシングで勝つことがほんとに幸せなのか?
教えられることがいっぱいあるような小説です。
特に後半は泣けてきました。
実生活ではほとんど泣くことのない私も鬼の目にも涙。
鏑矢の明るさと、強さの中に潜む脆さのようなものが心に突き刺さりました。
いい小説だったぁ
☆ 今回の「本屋大賞」のノミネート10作品のうちの1作品に
この「ボックス!」も入っています。
私は6作品読みましたが、
私の中では
この「ボックス!」と「ジョーカー・ゲーム」(1月13日紹介)
が最有力なんですが、
果たして??
「ボックス!」百田尚樹著 太田出版刊です
「ボックス」のスペルは「Box」名詞では箱ですが、
動詞ではボクシングをするになるそうです。
ストーリーは…
小学生の頃いじめられっ子だった木樽優紀はいつも強い鏑矢義平に助けられていた。
別々の中学に進んだ2人だったが、恵比須高校で再会する。
鏑矢はボクシング部に入っており、優紀をボクシング部に誘うのだが‥
ある日2人は環状線の車内で若者に絡まれていた女性を助ける。
その女性は恵比須高校の教師で、
のちにボクシング部の顧問となる高津耀子だった。
環状線でおわかりのように、この小説の舞台は大阪。
著者の百田尚樹さんは金曜夜の人気番組「探偵!ナイトスクープ」の構成の方です。
この作品はボクシングを軸とした青春小説です。
優紀はあることがきっかけでボクシング部に入部することに。
明るく天才的な鏑矢と真面目で努力家の優紀。
友情がやがてライバルとなり‥とストーリーは続くのですが、
ボクシングの怖さが深く描かれています。
ここまでして、なんでボクシングというものにのめり込んでいくのか?
努力は結果で応えてくれるのか?
ほんとの強さとは何か?
ボクシングで勝つことがほんとに幸せなのか?
教えられることがいっぱいあるような小説です。
特に後半は泣けてきました。
実生活ではほとんど泣くことのない私も鬼の目にも涙。
鏑矢の明るさと、強さの中に潜む脆さのようなものが心に突き刺さりました。
いい小説だったぁ
☆ 今回の「本屋大賞」のノミネート10作品のうちの1作品に
この「ボックス!」も入っています。
私は6作品読みましたが、
私の中では
この「ボックス!」と「ジョーカー・ゲーム」(1月13日紹介)
が最有力なんですが、
果たして??