今回ご紹介するのは
「コピー用紙の裏は使うな!」村井哲之著 朝日新書です
このタイトルがちょっと衝撃的で印象に残っていました。
副題に「コスト削減の真実」とあるように
企業のコスト削減策について書かれた本です。
コスト削減と聞くとどうしても後ろ向きな印象を受けます。
売上が思うように上がらなくなって仕方なく取り組むような。
その考えがまず間違いと著者の村井さんは書いています。
会社の無駄をなくすこと=コスト削減に全社員が継続して取り組むことで、
職場や会社が活性化し、社員がますますやる気になるのです。
村井さんは巷で言われているコスト削減策に対しても異議を唱えます。
従業員の削減、コピー用紙の裏紙の再利用、事務用品のカタログ注文、
蛍光灯の間引き。
このあたりはなるほどなぁと思います。
従業員の削減などすれば、残った従業員の士気は下がるだろうし、
コピー用紙の裏紙はミスの元になりそうだし、
事務用品のカタログ注文も却って無駄な物を買いそうです。
村井さんによると、光熱費や通信費、家賃、郵送料などは改善の余地大だそうです。
光熱費や家賃などは固定費なので
ある程度は仕方ないと諦めてしまっている部分もありますが、
交渉によってはかなりのコスト削減が可能。
ちまちまコピー用紙の裏紙を使ったりしているよりは、よほど効果が大きい。
ところでコスト削減は当然地球環境にも影響を与えます。
村井さんは、日本中の会社から無駄が消え、
最後には日本の国という究極の組織が筋肉質に生まれ変わって、
世界に対してその存在価値を持ち続けていく‥
本書がその一歩になればと書かれています。
「コピー用紙の裏は使うな!」村井哲之著 朝日新書です
このタイトルがちょっと衝撃的で印象に残っていました。
副題に「コスト削減の真実」とあるように
企業のコスト削減策について書かれた本です。
コスト削減と聞くとどうしても後ろ向きな印象を受けます。
売上が思うように上がらなくなって仕方なく取り組むような。
その考えがまず間違いと著者の村井さんは書いています。
会社の無駄をなくすこと=コスト削減に全社員が継続して取り組むことで、
職場や会社が活性化し、社員がますますやる気になるのです。
村井さんは巷で言われているコスト削減策に対しても異議を唱えます。
従業員の削減、コピー用紙の裏紙の再利用、事務用品のカタログ注文、
蛍光灯の間引き。
このあたりはなるほどなぁと思います。
従業員の削減などすれば、残った従業員の士気は下がるだろうし、
コピー用紙の裏紙はミスの元になりそうだし、
事務用品のカタログ注文も却って無駄な物を買いそうです。
村井さんによると、光熱費や通信費、家賃、郵送料などは改善の余地大だそうです。
光熱費や家賃などは固定費なので
ある程度は仕方ないと諦めてしまっている部分もありますが、
交渉によってはかなりのコスト削減が可能。
ちまちまコピー用紙の裏紙を使ったりしているよりは、よほど効果が大きい。
ところでコスト削減は当然地球環境にも影響を与えます。
村井さんは、日本中の会社から無駄が消え、
最後には日本の国という究極の組織が筋肉質に生まれ変わって、
世界に対してその存在価値を持ち続けていく‥
本書がその一歩になればと書かれています。