ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧太田町横沢・長信田を往く-2②

2023年11月07日 | 旧太田町を往く

★旧太田町横沢・長信田を往く-2②

<「佐幣神」の古い道>

●歩いた日:2023年10月8日(日)

●歩いた所

 ・国見(横 沢):桜後、川端、大釣木、新橋、小釣木、砂溜、佐幣神

 ・斉内(長信田):橇目、大久保、下堤、狐塚、鶴ヶ窪

●歩いたログ(足跡)(道のり6.1km)


(以上の地図:国土地理院)

📸003:「大釣木」の風景

 「新橋」の一角から、歩いて来た方を望んだ写真。右手の家々は「大釣木(オオツルギ)」、左手奥は「県道11号」沿いに建つ「桜佐幣神」の家々。

 手前の田んぼには大豆が植えられているようだが、あまり手入れがされていないらしく、草がぼうぼうである。

 さらに東に向かい、突き当たりを右折して南に進む。

📸004:「新橋」の道

 道左手、パイプだけのハウスの向こうを左手から来て右折し、手前に来たところ。

 「東京」の「新橋」と同じく、ここも「シンバシ」という地名。「地名へのいざない」には、「元々は一本橋が多かったが、不便であったので新しく架橋した場所がそのまま地名化したのであろう」とある。

 さらに南に進み、「県道259号」を横断したところで振り返る。

📸005:「砂溜」の風景

 右端の道を奥から来たところ。中段、左右に走る道が「県道259号」。

 中央右寄りに写る家は、広い屋敷の中にひと際高い木立が立ち並び、旧家の趣を見せている。

 さらに南に進む。小さな十字路に至る。その角から西を望むと、左手(南側)に木立が連なる道が延びており、その木立の奥には家々が建ち並ぶ。十字路からその道を西に向かう。

📸006:「佐幣神」の古い道

 振り返ったので、道右手に木立が立ち並ぶ。こうして見ると、いかにも風情のある道だ。

 現在、この道のすぐ北側を、この道と並行して「県道259号」が走っている。前回のブログ(「旧太田町横沢を往く―3」)で、「県道11号」の西側では、「県道259号」の道筋が昔は今と大きく異なっていたことを書いたが、「県道11号」の東側における、昔の「県道259号」は写真のこの道だったようだ。そうとわかると、なおさら趣のある道に感じられる。

 道右奥に、白い壁の建物がのぞいている。この後、立ち寄った住宅団地の建物である。

 同じ場所から北東方向を望む。

📸006:「砂溜」の風景2

 平坦地の中に、大きな森のように高い屋敷林がそびえる。

 中央やや右寄り、白い小屋の、すぐ左手の木立の中にのぞく家が、📸005に写る家。

 「砂溜(ダメ)」は、「地名への・・・」によると、「斉内川の氾濫による砂の堆積地」とあるので、「斉内川」はこの近くまで蛇行していた時代もあったようだ。また「砂溜から見た国見の桜トンネルは見事であったという」ともあり、この近くの「県道11号」が桜並木になっていたことが伺われる。

(③に続く)


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