ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧太田町長信田を往く-5②

2024年03月14日 | 旧太田町を往く

<「高野」の「太田東小学校」>

●歩いた日:2024年2月6日(土)

●歩いた所

 ・斉 内:樋口、高野、越後屋敷、鴨首、川原、上斉内、段ノ腰、宝竜、諏訪田、壱本柳

 ・小神成:北野

●歩いたログ(足跡)(道のり5.6km)

(以上の地図:国土地理院地図に加筆)

 (📸003から)その(建物が連なっている)中を進んで行くと、左手に小学校がある。

(「高野」の「太田東小学校」)

 「太田東小学校」の校門前である。ここには「旧太田町長信田を往く-3」(2020.8.12からブログに掲載)で立ち寄った。右手の白いフェンスで囲まれたところがプールであるが、その時は夏でここから元気な子供たちの声が聞こえていた。

 学校前を過ぎて県道を少し東へ行く。

(「北野」の一角)

 まっすぐ延びる「県道50号」を奥から来たところ。県道右手の木立の奥が小学校で、そこは「高野」だが、私が立っている辺りは「北野」になるようだ。

 「長信田を往く-3」では県道を写真の背後から来て、小学校正門前のY字路(信号が見えるところ)を左手に進んだ。

 今回は、少し引き返して県道から右手に延びる道を東に向かう。道左手にある学校のプール、グランドを過ぎてさらに行ったところで振り返る。

📸004:「高野」の一角4

 道右手奥の杉木立のところが小学校のグランド。この辺りは、学校がある道の右側はもとより左側も「高野」である。

 道右手電柱の奥にベージュの小さな建物がある。脇を通る時に見ると「斉内雨量観測所 国土交通省湯沢工事事務所」と書いてある。「アメダス」とは別に、「斉内川」の洪水などを事前予測するために「国交省」が独自に設置した観測所のようだ。山際や川沿いではなく、ここに設置した理由が何かあるのだろうか。

 さらに東に進む。道左手(北側)の木立が途切れたところで北を望む。

(「高野」から「大神成」を望む)

 写真中段の木立のところが「斉内川」である。川向うの河岸段丘上、家々が建ち並ぶところは、「旧中仙町豊岡」の「大神成」である。一方、先ほど少しだけ足を踏み入れた「北野」はかつての「小神成(コガナリ)村」(「旧太田町」)に属する。旧市町村は異なるが、「斉内川」をはさんで「大神成」と「小神成」という地名が向き合っていることになる。

 「地名へのいざない」によると「神成」は「神が鎮座する場所」あるいは「神→上」から「上の場所、一段高い場所」などに由来するとある。「大神成」から「小神成」への移住説があるものの、両者の関係ははっきりしない、ともある。

(③に続く)


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