2014年2月6日。
《南アフリカ共和国の中に孤島のように浮かぶ国、レソト。僕はこの国の美しき山々にすっかり魅了されてしまった。もっとこの国の自然に触れたい、人々と交流したい。そう思った僕は、現地の方をガイドに雇い、馬に乗って約50kmの道のりを村から村へと3日がかりで移動したのだった!》
これまでいくつもの国を訪れてきたけど・・・。
ここまで「いい!なんかいい!」と思えた国も久し振りだ。
それがこの国、レソト。国土のほとんどをドラケンスバーグ山脈が占めており、世界で最も標高の高い国の1つであることから「天空の王国」とも呼ばれている。

何がそんなに「いい!」を、僕に思わせたのだろう。
自分でも、よく分からないんだ。
だけど、なんかメッチャはまった!
この山並み、美しき大自然、素朴な人々、穏やかな空気・・・。

なんだろう、なんでなのかな。なんかいいんだよな!
まぁでも理由なんていいや。何かを本当に好きななるときに、いちいち細かい理屈なんていらない。楽しいもんは楽しいし、美味いもんは美味いし、いいもんはいい!ビビビッと魂にはまったんなら、それで良し!いちいち細かいことはいらねぇ!僕はそう思っている。
サニ・パスという国境を越えてレソトに入国した僕は、すぐに「なんとなく」この国に魂を引き寄せられた。そして思った。「ちょっとこの国は深く見てみたいな」と。

そんな折、ある情報が僕の耳に入った。レソトの観光ではポニーに乗って山々を巡るポニートレッキングが有名なのだが、トレッキング基地として有名なセモンコンという村から、同じくトレッキング基地の村マレアレアまで、3日がかりで馬(ポニーではなく)に乗って移動できるというのだ。
その距離およそ50km。もちろん平らな道ではない、全てが山道だ。川を渡ったり崖の横を進んだりするという。そこを馬に乗りっぱなしで現地の方と移動をする。なかなかタフな話だ。しかし僕は何故か、この話にビビビッと来た。
そして決めた!「俺、それやるわ!なんかすげぇ楽しそうだ!!!」
ということで、2014年2月3日。セモンコン村へ移動~!首都のマセルから大型バスに乗り、約5時間かけてようやく到着!狭いシートにガタガタの山道・・・あ~ケツガ痛いぜ!

村を歩き回り、ガイドをしてくれる人を探すも見つからず・・・。仕方ないので結局宿泊したロッジのスタッフに紹介をしてもらい、ガイドをゲット!

え?なんで初めからロッジのスタッフに相談しなかったのかって?だってさ、ロッジ通すと高くなるからさ(笑)。少しでも安くしたいと思って自力でガイドを探してみたけど、やっぱり無理でした。そりゃそうか、1日だけとかならともかく、3日間もとなるとそりゃ難しいよな。
さて、いずれにしても準備は整った!ということで翌2月4日、いよいよマレアレア村に向けてセモンコンを出発!3日間の「超ガッツリホーストレッキング」のスタートだ!

あのね、綺麗なんスよ!

たまんなく綺麗なんスよ!

世界中に綺麗な場所なんてたくさんあるし、これまでにもそれなりに色々見てきた。だけど、レソトの景色は何故か僕に「魂の響き」を与えてくれた。
どこまで歩いても変わらない山々。

こんな場所が南部アフリカにあるなんて・・・。
マジでいい!ホントいいぞ、レソト!

馬の背に揺られながら、僕は何だか色々考えていた。
これからの人生、僕には色々やりたいことがある。夢や野望もある。だけど、それがどこまで上手くいくのかなんて分からない。もしかしたら大成功するかもしれないし、大失敗するかもしれない。でも・・・。
そんなの、どっちに転がったっていいやって。こんなちっぽけな自分という存在。小さな成功や失敗にこだわった恐怖したりしたって仕方ねぇ。この大自然の中に、自分は生かされている。それだけでまずはサイコーじゃん!その中で、自分の魂が感じるように思いっ切り生きりゃあ、それでいいじゃねぇかって!
そんなことを考えていたら、なんだか楽しくなってきた!よし、我が馬よ、ガンガン進めぃ!

初日に泊まった山間の小さな村。もちろん電気も水道もない。

本当に素朴な人々と子ども達。特に子ども達はとてもシャイで、近寄ってきてはまたすぐに離れていくのだ。それがまた可愛いんだよね!

2日目に泊まった村も最高の景色の中にあった。同じく電気も水道もない。

面白かったのは、子ども達の性格が全然違うこと。この村の子ども達はもう人懐っこくて、次から次へと絡んできては「一緒に遊ぼう!」と言ってくる。楽しくていいんだけど、1日馬に乗ってきた俺はけっこう疲れてんだぞ~(笑)!

最高の3日間だった。
雄大なの大自然の中を馬と共に進み、人々と触れ合い、この国の空気を吸う。本当に最高だった。本当にこのトレッキングをしてよかったと、心から思った。
しかし!!!トラブルもあった!!!
全体的には順調だったんです。初めての乗馬でしたが、けっこう上手く乗れていたと思うし。でもですね、いや~トラブルもあったんですよ(笑)!
え?何があったって?ということで、次回vol.2はそのことについていきたいと思います!どうぞよろしくお願い致します!
2014年2月6日。今にも降ってきそうな星空が広がる、マレアレア村のキャンプサイトにて。

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《南アフリカ共和国の中に孤島のように浮かぶ国、レソト。僕はこの国の美しき山々にすっかり魅了されてしまった。もっとこの国の自然に触れたい、人々と交流したい。そう思った僕は、現地の方をガイドに雇い、馬に乗って約50kmの道のりを村から村へと3日がかりで移動したのだった!》
これまでいくつもの国を訪れてきたけど・・・。
ここまで「いい!なんかいい!」と思えた国も久し振りだ。
それがこの国、レソト。国土のほとんどをドラケンスバーグ山脈が占めており、世界で最も標高の高い国の1つであることから「天空の王国」とも呼ばれている。

何がそんなに「いい!」を、僕に思わせたのだろう。
自分でも、よく分からないんだ。
だけど、なんかメッチャはまった!
この山並み、美しき大自然、素朴な人々、穏やかな空気・・・。

なんだろう、なんでなのかな。なんかいいんだよな!
まぁでも理由なんていいや。何かを本当に好きななるときに、いちいち細かい理屈なんていらない。楽しいもんは楽しいし、美味いもんは美味いし、いいもんはいい!ビビビッと魂にはまったんなら、それで良し!いちいち細かいことはいらねぇ!僕はそう思っている。
サニ・パスという国境を越えてレソトに入国した僕は、すぐに「なんとなく」この国に魂を引き寄せられた。そして思った。「ちょっとこの国は深く見てみたいな」と。

そんな折、ある情報が僕の耳に入った。レソトの観光ではポニーに乗って山々を巡るポニートレッキングが有名なのだが、トレッキング基地として有名なセモンコンという村から、同じくトレッキング基地の村マレアレアまで、3日がかりで馬(ポニーではなく)に乗って移動できるというのだ。
その距離およそ50km。もちろん平らな道ではない、全てが山道だ。川を渡ったり崖の横を進んだりするという。そこを馬に乗りっぱなしで現地の方と移動をする。なかなかタフな話だ。しかし僕は何故か、この話にビビビッと来た。
そして決めた!「俺、それやるわ!なんかすげぇ楽しそうだ!!!」
ということで、2014年2月3日。セモンコン村へ移動~!首都のマセルから大型バスに乗り、約5時間かけてようやく到着!狭いシートにガタガタの山道・・・あ~ケツガ痛いぜ!

村を歩き回り、ガイドをしてくれる人を探すも見つからず・・・。仕方ないので結局宿泊したロッジのスタッフに紹介をしてもらい、ガイドをゲット!

え?なんで初めからロッジのスタッフに相談しなかったのかって?だってさ、ロッジ通すと高くなるからさ(笑)。少しでも安くしたいと思って自力でガイドを探してみたけど、やっぱり無理でした。そりゃそうか、1日だけとかならともかく、3日間もとなるとそりゃ難しいよな。
さて、いずれにしても準備は整った!ということで翌2月4日、いよいよマレアレア村に向けてセモンコンを出発!3日間の「超ガッツリホーストレッキング」のスタートだ!

あのね、綺麗なんスよ!

たまんなく綺麗なんスよ!

世界中に綺麗な場所なんてたくさんあるし、これまでにもそれなりに色々見てきた。だけど、レソトの景色は何故か僕に「魂の響き」を与えてくれた。
どこまで歩いても変わらない山々。

こんな場所が南部アフリカにあるなんて・・・。
マジでいい!ホントいいぞ、レソト!

馬の背に揺られながら、僕は何だか色々考えていた。
これからの人生、僕には色々やりたいことがある。夢や野望もある。だけど、それがどこまで上手くいくのかなんて分からない。もしかしたら大成功するかもしれないし、大失敗するかもしれない。でも・・・。
そんなの、どっちに転がったっていいやって。こんなちっぽけな自分という存在。小さな成功や失敗にこだわった恐怖したりしたって仕方ねぇ。この大自然の中に、自分は生かされている。それだけでまずはサイコーじゃん!その中で、自分の魂が感じるように思いっ切り生きりゃあ、それでいいじゃねぇかって!
そんなことを考えていたら、なんだか楽しくなってきた!よし、我が馬よ、ガンガン進めぃ!

初日に泊まった山間の小さな村。もちろん電気も水道もない。

本当に素朴な人々と子ども達。特に子ども達はとてもシャイで、近寄ってきてはまたすぐに離れていくのだ。それがまた可愛いんだよね!

2日目に泊まった村も最高の景色の中にあった。同じく電気も水道もない。

面白かったのは、子ども達の性格が全然違うこと。この村の子ども達はもう人懐っこくて、次から次へと絡んできては「一緒に遊ぼう!」と言ってくる。楽しくていいんだけど、1日馬に乗ってきた俺はけっこう疲れてんだぞ~(笑)!

最高の3日間だった。
雄大なの大自然の中を馬と共に進み、人々と触れ合い、この国の空気を吸う。本当に最高だった。本当にこのトレッキングをしてよかったと、心から思った。
しかし!!!トラブルもあった!!!
全体的には順調だったんです。初めての乗馬でしたが、けっこう上手く乗れていたと思うし。でもですね、いや~トラブルもあったんですよ(笑)!
え?何があったって?ということで、次回vol.2はそのことについていきたいと思います!どうぞよろしくお願い致します!
2014年2月6日。今にも降ってきそうな星空が広がる、マレアレア村のキャンプサイトにて。

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