goo blog サービス終了のお知らせ 

世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【ふじもん世界放浪「放学記」第5章アフリカ編 馬よ進め!「天空の王国・レソト」プチ横断記。】

2014-02-08 18:14:45 | 日記
2014年2月6日。


《南アフリカ共和国の中に孤島のように浮かぶ国、レソト。僕はこの国の美しき山々にすっかり魅了されてしまった。もっとこの国の自然に触れたい、人々と交流したい。そう思った僕は、現地の方をガイドに雇い、馬に乗って約50kmの道のりを村から村へと3日がかりで移動したのだった!》


これまでいくつもの国を訪れてきたけど・・・。

ここまで「いい!なんかいい!」と思えた国も久し振りだ。

それがこの国、レソト。国土のほとんどをドラケンスバーグ山脈が占めており、世界で最も標高の高い国の1つであることから「天空の王国」とも呼ばれている。


何がそんなに「いい!」を、僕に思わせたのだろう。

自分でも、よく分からないんだ。

だけど、なんかメッチャはまった!

この山並み、美しき大自然、素朴な人々、穏やかな空気・・・。


なんだろう、なんでなのかな。なんかいいんだよな!

まぁでも理由なんていいや。何かを本当に好きななるときに、いちいち細かい理屈なんていらない。楽しいもんは楽しいし、美味いもんは美味いし、いいもんはいい!ビビビッと魂にはまったんなら、それで良し!いちいち細かいことはいらねぇ!僕はそう思っている。


サニ・パスという国境を越えてレソトに入国した僕は、すぐに「なんとなく」この国に魂を引き寄せられた。そして思った。「ちょっとこの国は深く見てみたいな」と。


そんな折、ある情報が僕の耳に入った。レソトの観光ではポニーに乗って山々を巡るポニートレッキングが有名なのだが、トレッキング基地として有名なセモンコンという村から、同じくトレッキング基地の村マレアレアまで、3日がかりで馬(ポニーではなく)に乗って移動できるというのだ。

その距離およそ50km。もちろん平らな道ではない、全てが山道だ。川を渡ったり崖の横を進んだりするという。そこを馬に乗りっぱなしで現地の方と移動をする。なかなかタフな話だ。しかし僕は何故か、この話にビビビッと来た。


そして決めた!「俺、それやるわ!なんかすげぇ楽しそうだ!!!」


ということで、2014年2月3日。セモンコン村へ移動~!首都のマセルから大型バスに乗り、約5時間かけてようやく到着!狭いシートにガタガタの山道・・・あ~ケツガ痛いぜ!


村を歩き回り、ガイドをしてくれる人を探すも見つからず・・・。仕方ないので結局宿泊したロッジのスタッフに紹介をしてもらい、ガイドをゲット!


え?なんで初めからロッジのスタッフに相談しなかったのかって?だってさ、ロッジ通すと高くなるからさ(笑)。少しでも安くしたいと思って自力でガイドを探してみたけど、やっぱり無理でした。そりゃそうか、1日だけとかならともかく、3日間もとなるとそりゃ難しいよな。


さて、いずれにしても準備は整った!ということで翌2月4日、いよいよマレアレア村に向けてセモンコンを出発!3日間の「超ガッツリホーストレッキング」のスタートだ!


あのね、綺麗なんスよ!


たまんなく綺麗なんスよ!


世界中に綺麗な場所なんてたくさんあるし、これまでにもそれなりに色々見てきた。だけど、レソトの景色は何故か僕に「魂の響き」を与えてくれた。

どこまで歩いても変わらない山々。


こんな場所が南部アフリカにあるなんて・・・。

マジでいい!ホントいいぞ、レソト!


馬の背に揺られながら、僕は何だか色々考えていた。

これからの人生、僕には色々やりたいことがある。夢や野望もある。だけど、それがどこまで上手くいくのかなんて分からない。もしかしたら大成功するかもしれないし、大失敗するかもしれない。でも・・・。

そんなの、どっちに転がったっていいやって。こんなちっぽけな自分という存在。小さな成功や失敗にこだわった恐怖したりしたって仕方ねぇ。この大自然の中に、自分は生かされている。それだけでまずはサイコーじゃん!その中で、自分の魂が感じるように思いっ切り生きりゃあ、それでいいじゃねぇかって!

そんなことを考えていたら、なんだか楽しくなってきた!よし、我が馬よ、ガンガン進めぃ!


初日に泊まった山間の小さな村。もちろん電気も水道もない。


本当に素朴な人々と子ども達。特に子ども達はとてもシャイで、近寄ってきてはまたすぐに離れていくのだ。それがまた可愛いんだよね!


2日目に泊まった村も最高の景色の中にあった。同じく電気も水道もない。


面白かったのは、子ども達の性格が全然違うこと。この村の子ども達はもう人懐っこくて、次から次へと絡んできては「一緒に遊ぼう!」と言ってくる。楽しくていいんだけど、1日馬に乗ってきた俺はけっこう疲れてんだぞ~(笑)!


最高の3日間だった。

雄大なの大自然の中を馬と共に進み、人々と触れ合い、この国の空気を吸う。本当に最高だった。本当にこのトレッキングをしてよかったと、心から思った。


しかし!!!トラブルもあった!!!


全体的には順調だったんです。初めての乗馬でしたが、けっこう上手く乗れていたと思うし。でもですね、いや~トラブルもあったんですよ(笑)!

え?何があったって?ということで、次回vol.2はそのことについていきたいと思います!どうぞよろしくお願い致します!

2014年2月6日。今にも降ってきそうな星空が広がる、マレアレア村のキャンプサイトにて。



世界一周 ブログランキングへ

ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!