アヒルの飼い主 別館

mixiで書いてた旅日記をこっちに引っ越しさせます。 旅、って言ってもほとんど列車にゆられてるだけですが・・・。

ヨーロッパ旅行記 VOL5 ~イタリアの高速列車~

2010年01月31日 | 旅行
朝食後、8:00頃にフロントのオッサンに「サヨナラ」日本語でと見送られてチェックアウト。
テルミニ駅発8:45発、ES9404でフィレンツェへ向かいました。
高速鉄道の分野では世界の最先端をいっていたイタリア鉄道界のDNAを引き継ぐEuroStarItary



鼻が長いこの車両は最高時速300キロで振り子車両。
実際乗っている感じでは振り子機構を感じることは出来なかったんですが気のせいでしょうか???
ただ乗り心地は高速域での縦揺れが気になった程度で日本の新幹線に匹敵するくらい良かったです。
席は日本で窓際の席を手配していただいたのですが、自分の席はちょうど窓と窓の間にある柱の横。
もうちょっと考えて内装とか座席配置とか考えろよ。
ちなみに座席配置は集団離反式で椅子は回転せず、向かい合いの席はグループ用に適したテーブル席になっています。



リクライニングなんてもちろんしませんよw
取りあえず車内のご案内。


二等車

一等車

2×1の座席配置ながらリクライニングはしないようでした。
しかし2等車よりはゆったりして作りです。

カフェカー

軽食が楽しめるスペースがありましたが食堂車はありませんでした。


発車してしばらくすると検札がやって来ます。
POS端末を片手にきっぷを見て行くのは日本と同じです。
ちなみにイタリアの優等列車はほとんどが全席指定です。

列車はトンネルが多い高速新線に入りスピードを上げて行きます。
最近出来たらしく設備が新しく、途中に駅は無かった気がします。
フィレンツェに近づいてくると在来線の線路に入り、ガクンと速度が下がります。

10:20、フィレンツェサンタマリアノゲイラ(以下SMN駅と省略)駅に到着。
駅から7~8分ほどの所にあるホステルに荷物を預けて再び駅へ。
10:57発の快速列車でピサに向かいます。
相変わらずイタリアの車両は落書きが多いですが、先頭車両だけ何故かきれいでした。
SMN駅が行き止まり式である事もあり、後ろの車両は汚くて混雑していましたが先頭車両はガラガラだったんで快適でした。


12:06にピサ中央駅に到着。
ピサから有名な斜塔を目指したが地図を持っていませんでした。

しかしピサまでの道のりは要所に看板があったため、地図なしでも20分ほどで迷わずに行く事ができました。



斜塔に着くと目についたのは東洋人の観光客ばかり。
まぁ自分もその中の1人なのだが、個人で来ている人は少なかったように感じました。

斜塔が本当に傾いている事を確認し、変なポーズをとっている人たちを見てクスクス笑いながら45分ほどの滞在で駅へ。


駅に帰って来て列車の時間までまだあったので昼食を。
メニューはピザ。
昨日もピザ。けど大きなピザにポテトとドリンクがついて5.7ユーロでした。
14:32発の列車でピサを後にして、SMN駅に15:35に到着。



日が暮れるにはまだまだ時間があったので引き続いてフィレンツェ観光ということでドゥオーモへ。



内部を見学した後、隣にあった塔、「クーポラ」の地上107メートルにある最上階からフィレンツェの街を一望。
もっとも600年ほど前に建造されたのでエレベーターなる文明の利器はございません。
なので414段の狭い階段を上って行きました。




この後、日が暮れかかったフィレンツェの街で道に迷いながらも無事に投宿。
晩飯にドリア(?)とワインをいただいてこの日は終了。

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