アヒルの飼い主 別館

mixiで書いてた旅日記をこっちに引っ越しさせます。 旅、って言ってもほとんど列車にゆられてるだけですが・・・。

ヨーロッパ旅行記 VOL8 ~ヨーロッパの夜行列車~

2010年02月03日 | 旅行
20:30、ヴェネチアサンタマリア駅。
6番線には今夜の宿であるEN(ユーロナイト:国際夜行列車)236列車が入線していたがまだドアが開いていなかったため駅の待合室でしばらく待つ事に。



10分後くらいに様子を見に行くとすでに乗客が乗り始めていたので車内へ向かいました。



今回利用する利用した寝台のタイプは「クシェット」と呼ばれる簡易寝台。
日本で言う所の開放三段B寝台だが、北斗星等に連結されているBコンパートメントと同様に人数が揃えば個室になります。






出発前に車掌が回って来て検札が始まりました。
キップ(寝台券と鉄道パス)は車掌が目的地まで預かってくれるらしく、回収されました。
同時に、翌朝の朝食の飲み物の希望を聞いて、個室のドアを閉めて行きました。

列車は5両編成で、簡易寝台車が2両、個室車(日本で言うツインDXみたいな部屋)が1両、

コンパートメントタイプの座席車が2両を

機関車1両で引っ張るという構成。
簡易寝台車のうち1両は締め切り扱いで、自分が乗っている車両も発車時点では7人。
途中で自分の個室に1人乗って来ましたが、平日発ではあるものの乗車率はかなり悪かったです。
どこの国でも夜行列車離れは深刻なようです。

イタリアの国境付近までは起きていたのですが、いつの間にか寝てしまい、起きたらいつの間にかオーストリア国内でした。
4:30ころ、ザルツブルクに到着。ここで方転と入れ替えを経て一等車を含む座席車を増結。
この後はこまめに停車して行き、乗客を拾って行きます。
外は雪が降っており、同室になった客も途中で下車して行きました。
到着の1時間前に朝食が出て来ました。



オーストリアの朝食には必ず出てくるというパンとジャム、希望を出していたあったかいコーヒーがそのメニュー。

日本でもこのくらいのサービスできないんですかねぇ。
会社が違うとかごちゃごちゃ言ってる日本。
国をまたいだ列車でこのサービスが出来るヨーロッパ。
この違いはなんですかねぇ?

ん?そういえば
パスポート見せずに国境越えた
けど大丈夫?
なんて思っていると列車はウィーン市内に入っていました。

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