★家造り奮闘記★

山梨県で家造りの仕事をしています。日々たくさんの人との出会いの中で感じた事を公私共々書こうと思っています。

建築主の悩み相談依頼が増えています

2006年02月21日 | Weblog
 最近私の所に,他社建築会社と契約済み(工事中)の御客様からの悩み相談依頼が増えています。私のビジネスには全く関係は無いのですが,困っている人や頼られると「放っておけない性質」でついついアドバイスをする今日この頃。問題の建築会社は3組共,県内の同じ「G」という会社ですが・・・許せない程,傲慢で卑劣で末期症状な会社です。「基礎工事完了以降何ヶ月もストップしたまま放置」「担当営業・担当設計士・現場監督共退社してしまいトラブルだらけ」「契約図面と明らかに違う欠陥住宅施工を直さない」・・・等,同じ同業者として恥ずかしく,理解できず,憤りを感じると共に御客様が気の毒で・・・・。いろんな行政に苦情直訴しても「またあそこですか・・一応注意してみます」とだけ・・・。誰に相談すれば良いのか?というため息ばかり。その会社は噂ではそろそろ倒産しそうだとの事で皆さん焦っているのですが,問題は現場の進捗以上の支払いをしてしまっているので何とか不満足でも完成させたい現状です。相手担当者も「どこえでも訴えて下さい」と完全に開き直っている有様で,泣いていました。許せない!久しぶりに怒りを隠し切れない一日を過ごしてしまいました。結局は弁護士さんに相談して訴える様ですが・・・何か,契約前に中立な立場で「その会社」を分析相談してあげられる機会があれば救えたのに・・・同業他社の情報ならブレーンを駆使してアドバイス出来る自信はあります。使命感で御相談に乗ります。どうぞ!

セルフビルドで内壁を珪藻土塗りしませんか

2006年02月15日 | Weblog
 私は最近積極的に御客様に対して,契約では内壁仕上げがビニールクロス貼りで見ていますが”追加無しで珪藻土塗りが出来ますが”チャレンジ”してみますか?と御提案致します。材料費自体(シーラー材・下塗り材・珪藻土材・備品等)で丁度ビニールクロス貼り(材工)と同じ予算になります。ここから先の左官塗り施工費を御客様が,家族全員で仕事休みの日(200㎡だと延べ8人工)にワイワイ・キャーキャー言い楽しみながら仕上げるのですが,今まで何組かの御客様より「楽しかったね~」「子供との輪が広がり思い出になった」「やれば出来るもんだね」と皆喜んでくれます。勿論,皆初めての経験ですので始める時に左官さんにボランティアで技術指導をお願いしています。最初に塗った所と,最後に塗った所では技術と慣れの差が出て笑えますが,私自身も何度かお手伝いして今ではお陰様で(左官工気取り?)御客様に向かって技術指導などを”してしまって”います。皆様もどうですか?通常200㎡でビニールクロス貼りより¥500,000程の金額upをセルフビルドだと+-0で仕上げる事が出来ますよ。是非チャレンジを!!

老後を海外で過ごす人が意外にいます。

2006年02月08日 | Weblog
 2/8のブログにも関係していますが最近,知人に「老後を海外移住」と考えている人がチラホラ居ます。決して裕福(普通の所得の人)でない人でもそうです。 年金制度の崩壊・世界一物価の高い日本・世界一の安全神話崩壊・子供に面倒を見てもらえる世の中でありにくい等・・・さまざまな理由からです。
 そんな彼等は海外旅行でそれらの事の視察も兼ねて,主に物価が安くて,治安が良く,景色が良く,医療制度が充実していて日本語のわかる医者がいる国に家族で行っています。東南アジアのマレーシア・シンガポール・タイ・インドネシア・オーストラリア等ですが,何を隠そう私もその考えを持っています。経験から話をしますと,移住するのに毎月の生活費が大体¥10万もあれば余裕を持って生活していけます。日本から6~8時間ほど飛行機で掛かりますが,年に2度ほどは帰省する計画で毎日ゴルフ・スキューバ・釣り・テニスと好きな暮らしを実践するのも楽しいかな・・・と,夢みる今日この頃・・・さあ,がんばって仕事・仕事っと!

新規事業と安心した老後生活の為に。

2006年02月08日 | Weblog
 私の知人(事業主)と雑談でいろいろ建築業界の話をするのですが,皆それぞれがんばっているナア~と感心します。私も負けてはいないと自負していまが・・・。基本的に薄利多売で競争が激しくさらなる付加価値が提案できないと生き残っていけない事に変わりはないのですが,彼等は多角経営に力を注いでいます。私は俗に言う「建築バカ」なので異業種参入には慎重で臆病なのですが,彼等は,人脈を駆使して「海外株」や「M&A」や「インターネット事業」に精を出し,今までの年収に匹敵する報酬を得ています。彼らに「そんなに稼いで何かに使うの」と質問すると,共通して「老後の為さ」と帰ってきます。確かに今のままでは年金制度自体が崩壊するらしいが・・・。自分の老後は国が見てくれる時代ではないとの判断ですが,私も考えさせられました。皆,考え行動しているのかな(?)と将来に不安を抱きつつ,でも自分は・・・「フゥ」どうしよう?!

徳大寺有恒自動車評論家について。

2006年02月01日 | Weblog
 私の愛読書のひとつに「間違いだらけの車選び」という自動車雑誌があります。その著者で今年65歳になる徳大寺有恒さんという自動車評論家が今年で著書を終わりにするとの冒頭挨拶が掲載されていました。私が車の免許を取得してから欠かさず毎年暮れに購入し愛読していた雑誌がとうとう・・・最後ですか。・・・寂しい限りです。30年以上のロングセラー雑誌ですよ。
 徳大寺さんのキレのある文章,そしてどのメーカーに対しても臆する事のない毒舌がとても好きで,一読者としてとても好きな方でした。公平とはいっても”イギリスのジャガー車”を個人的に愛していたのですが。
 この方は「趣味が実益を兼ねられた方」ですが,徳大寺さんの考え方や好みを私も随分影響された一人です。
 私も趣味と実益が兼ねられる様な人生を歩みたいと思いました。(^i^)