★家造り奮闘記★

山梨県で家造りの仕事をしています。日々たくさんの人との出会いの中で感じた事を公私共々書こうと思っています。

上海紀行  最終回

2009年09月27日 | Weblog
旅も終焉を迎える前日の夜の円卓の風景です。上海でも超有名な「北京ダック」の店だそうです。円卓に並ぶ料理は3人で食べるには多いですがメニューを見るとツイツイ注文してしまい結果として、こんなになりました。今回の旅で中国が少しは分かりましたが言葉はまったく判別不能、脳の中はストレスの固まりに・・・ビジネスには上海は向いていますが住む気にはなれませんでした。特に食事はず~っと中華のみ、しばらくは中華料理は要らないって感じでした。えっ、もちろん今回はビジネスですから料理のことはおまけですが、それにしても日本に無事帰国して思うことは「美しい国 日本」です。この3日間の仕事が机の上でどっさり待っていてくれました。今期も後半戦に突入です。相も変わらず仕事に励むのでした。ところで、当社の管理人のパソコンが脳卒中になり再起不能・・・管理人からのメッセージはしばらく更新できませんがご了承下さい。それでは、乞うご期待、ちゃんちゃん

上海紀行  その七

2009年09月26日 | Weblog
さて、そろそろ旅も終わりに近づいて来ました。昨年12月に石の洗面器を作成頂いた工場に今回も訪れました。上海の中心からタクシーで揺られること約1時間、中心部の高層マンション群はどこに・・・と言うほど「ザ・ローカル」牛車が居ても不思議ではないような風景の中に、人影も無い工業団地が出現!!
その一角に今回の中国紀行の目玉「LAUTUS」が有ります。写真は広い工場の中で1辺が2mを超える石の塊を切断し、または刳り貫く工程を「粉塵まみれ」になりながら現地の人が作業をしている様子です。工場の入り口に求人広告が貼ってあったので、月給どのくらいか聞いてみると「3000元=40000円」くらいだと・・これって中国では高いのかな安いのかな?
打合せを終えて、またタクシーに乗り込み上海中心部へ向かったのが午後4時頃、それなのに仕事帰りの車で渋滞?中国の一般労働者は午後4時頃には家に帰ってしまうのだそうです。人口=仕事量が一致してないんでしょうね・・明日は最終日編

上海紀行  その六

2009年09月24日 | Weblog
たまには、お仕事を離れて上海の若者の町「南京通り」へ・・・
まるで歌舞伎町か渋谷かみたいな、賑やかな歓楽街です。中国にももちろん全国から「南京通り」にあこがれて「おのぼりさん」らしき人がごちゃごちゃといました。写真で判りますか「ナイキ」もどきの看板、クロコダイルならぬクロココと言うショップ、「おにーさんコピー商品あるよ」なんて声かけられたり、ボクのお気に入りの「ZARA上海」があったり、本当に賑やかな通りでした。一番大きな電光看板は「FANCL」だったのには驚き!さすが、中国の経済の中心である上海・・参りました。
それと余談ですが、あちらの銀行に両替に行ったら日本と違い「待ち時間30分」当たり前らしいです。サー、明日は今回の第二の目的「石の洗面器」の工場へと案内します。(つづく)

上海紀行 その五

2009年09月22日 | Weblog
さてさて、前日の誤算を取り返すべく「板泉路市場」へ・・びっくりしたのは規模とアバウトさと埃。まーすごい埃です。各商店は昨日の市場とは違い日本語や英語はまったく通じません。そこには本物の中国がありました。会話が出来ないけれど同行して頂いた方に通訳を頼みながら、メープルの床板の掘り出し物を見つけられました。確かに日本より安いし種類も豊富ですが、関税+運賃等を考慮すると「う~ん」て感じです。しかし、この市場に次回来るときは2日くらい掛けてじっくり見回せば絶対にお宝に遭えるような期待を持たせる魅力的な場所でした。ただし、次回はスニーカーに普段着のほうがいいです。何しろ砂埃がすごいです。(つづく)

中国上海紀行その4

2009年09月21日 | Weblog
この写真の看板!読めませんが意味はわかりました。全世界に普及しているファーストフード店名ですね。聞いた所ではエジプトの大ピラミットの真下にもあるのだとか・・・「m」のマークを見ると,我々日本人も何故か「ホッ」とします。毎食中華料理ばかりですと・・やはり飽きてきますし。北京語も日本の漢字と半分くらいは共通しているので,漢字で意味を把握しようとすると何となく合っています。でも発音は「チンプンカンプン」・・・・英語の方がよっぽど理解できます。但し,単語のみですけど! 

上海紀行 その三(続き)

2009年09月21日 | Weblog
ここは上海の中心に程近い建材市場「宜山路」WEBなどでは最大級と書いてあったので行って見ましたが、上海駅からタクシーで20分位のところにありました。駅からそこまでの風景は、高級住宅街や高級ショップが建ち並ぶ大通りを抜けたところにありました。大通り沿いには日本円で1億もする豪邸が並び、まるでビバリーヒルズのようなゲートには守衛がいて「超金持ち」感をかもし出していました。
ところで建材市場「宜山路」は道路の両側にさまざまな建築に関わる商材を販売するお店が建ち並んでいました。残念な事に一般消費者向けのため今回の紀行目的に合わず「がっくり」でしたが、翌日もうひとつの「板泉路市場」に行きます。
(つづく)

上海紀行 その三

2009年09月20日 | Weblog
さてさて、人の多さでは定評のある中国。上海市は広さでは群馬県とほぼ同じ、人口は1850万人(東京都が1289万人)人口密度は1平方キロメートルに2931人と世界一、恐ろしく人が多い町です。写真は夕方5時のガソリンスタンド バイクにガソリンを入れるために行列です。見たところ意外にガソリンスタンドは少なく市内のスタンドはどこも行列!車はVWが主流でその次は中国国産車、ほんとに日本製にそっくりで・・・でも、国産なんですよ。見ているだけで楽しくなる車ばかり、それより驚いたのは電気自転車の多さです。自転車をこいでいる人はまばらですが、電気自転車は音も無く40KMくらいのスピードで後ろから迫ってくるので、周囲確認しながら歩いていないと「確実に轢かれます」ある人が言っていました「中国は人が多いけど轢かれても助けてくれないよ」だそうです。自己主張が強い国って感じです。(つづく)

上海紀行 その二

2009年09月19日 | Weblog
さて、前回はホテル到着までのことでしたが「上海紀行」と名付けたからには読者の方にも行った気になって頂けるように・・・
ホテルに到着し窓から見た最初の風景は「富と貧」です。
遠くに見える高層ビル群の狭間で革命時代の中国の家が今でも建っています。もちろん人が住んでいます。その風景を見ていると廃墟のような家の二階の窓からおもむろにタライを右手に持ち口には歯ブラシを咥え左手で何かを・・それは1階の屋根から突き出た水道管、彼はそこからタライに水を汲み磨いた口に水を含ませ水道の横にある大きなじょうごのような物に吐き出したのです、さて、ここからですが、そのじょうごの水は屋根を伝わり傾きかけた軒樋を伝わり縦樋が有っただろう穴から道路に落水・・・一体、ボクは何を見たんだろう「事実・冗談・まぼろし」
これが「富と貧」の現実 一般の会社員の平均月収5万円の世界(つづく)

上海紀行 その一

2009年09月18日 | Weblog
さてさて旅の始まりです。今回はアジアの大国の入り口「SYANHAI」です。成田から3時間ほどで上海浦東空港(シャンハイプートン)の、それはそれはなが~い滑走路に無事に着陸成功「北京五輪」で整備した空港だけに新しくそして「ひろ~い」が印象的でした。ドキドキしながら入国審査をパスし「いざ、中国の地に記念の一歩」としゃれてみましたが、そこは上海の郊外で中心地までは50分もタクシーを飛ばさなければならない地でした。日本では見なくなったVWのSANTANAが中国のタクシーの定番でリアショックが抜けているような乗り心地に揺られ「まずはホテルへ」甲府を夜中の3時に出掛けホテルに着いたのは午後の1時頃、近くて遠い隣国・・中国 上海 ニーハオとシェイシェイしか分からない言葉の壁の中 早々に旅行カバンをホテルに置き去りにして「建材市場」に直行するのでありました。
もちろん、お仕事紀行ですから・・・・
(つづく)

上海の食品市場です。

2009年09月18日 | Weblog
山梨だと「オギノ」とでも言いましょうか?庶民の胃袋を満たす昔懐かしい(?)風景なのですが,中に入った瞬間「何なんだこの匂いは?」と言う程,いろんな匂いが充満していました。「魚や肉の腐った匂い・汚物やオシッコの匂い・体臭・パンの焼けた匂い・果物や野菜の匂い」等,歩く所により複雑にブレンドされた匂い(本当は香り?)で何とも言えない濃密な匂いでした。朝行ったのですが,我々は昨日からの二日酔いもあって「ウェッ,オェッ」で今にも○○そうでした。場所はフリーウェイ高架橋下ですが,中国人のパワーも充分実感出来ました!

どんぐり(団栗)

2009年09月07日 | Weblog
とても美味しそうなドングリを昭和町の内覧会を開催したお宅の隣の公園で発見。
幼少の頃はドングリ拾いは秋の遠足の楽しみでした。爪楊枝を刺して独楽を作ったり・・・輝かしい少年期がいつしか「チョイ悪」と呼ばれ、あの頃の純粋さは海の泡に変わりましたが、が、物作りの「建築バカ集団」の一員である精神は不変です。さて、今日も頑張りましょう。

昭和町H様邸完成内覧会が無事終わりました。

2009年09月07日 | Weblog
9/5.6快晴の下,計90組の来場の中,バタバタしながら,でも充実した2日間を終えられました。ちまたに,完全2世帯の内覧会を見る機会があまりないらしく,新たな客層が来場が来場して下さり建物内の各レイアウト・アイデア・質感・コストパフォーマンスに感動して頂き,TDPファンが生まれた事が一番の冥利につきました。H様との出会いから完成まで,何回も何回も打合せをして煮詰めた成果がご来場者の方々に高評価され,「この質感・内容でこの金額ですか?!」という驚きの声が嬉しかったです。「業界のタブー」と「原価公開」と「損はしたくないけど原価で売る」という当社のポリシーが世間の支持を得られたと実感致しました。さて,これから忙しくなります,猫の手も借りたくなるでしょう。「建築バカ集団」の本領を発揮してがんばりますよ!ご期待下さい。(T)

修行の旅(3)

2009年09月05日 | Weblog
龍安寺
あまりにも有名な石庭は、方丈の前庭です。俗に「虎の子渡し」と呼ばれています。作者は、細川勝元・細川政元・相阿弥といろいろな説があって、お寺の案内には、相阿弥と書いてありました。
じっと座って、心を鎮め、想像力を働かせれば・・・残念ながら「よく分かりません」さりとて、ワビとかサビとか想像力をかきたてざるを得ない状態にするこの石庭は、やはり素晴らしい、懐の深い庭だと思います。
 室町中期以降、禅の影響や物理的、或いは金銭的理由で、枯山水の庭が数多く作られていますが、この庭はそれらの多くに見られる、鶴亀蓬莱などの形式から自由に解き放たれ、独自の空間を作り出していると感じました。
「さ~京都へ行こう」
 

修行の旅(2)

2009年09月03日 | Weblog
大阪の通天閣です。
何とも活気のある街でした。大阪名物「串揚げ」のお店が軒を連ねる場所でした。
聞いていた通り「100円櫛と二度付け禁止のソース」に・・満足
驚いたことは、コンビニと同じように「24時間営業の串揚げ屋」の存在です。
眠らない町は新宿だけかと思っていましたが、大阪 通天閣も負けていませんでした。活気はやはり人口に比例しますね。さー皆さん「少子化に歯止めを」
次回は京の都のお話です。