観音崎第二砲台 観測所付属室 2014年01月22日 | 戦争遺跡 観音崎第二砲台(北門第二砲台とも)は、明治13年6月起工、明治17年6月竣工という、明治維新以降本邦初の近代式砲台です。 24センチカノンを6門備えた強力な砲台でした。 観測所(司令室)は遅れて明治30年代に増築されたものですが、大変貴重な遺構です。 写真は観測所の下部に構築された付属室です。壁は煉瓦積ですが、天井アーチはコンクリート製であり、明治初期から進化した構造になっています。
花立新砲台 観測所 2014年01月07日 | 戦争遺跡 花立台保塁砲台の東側部分に建設されたのが新砲台で、陸軍重砲兵学校花立台演習砲台と称されました。 昭和10年に四五式十五糎加農砲が4門設置され、観測所は旧保塁砲台の掩蔽部上に建てられています。 現在は防衛大学の演習場となっています。 写真の白い建物が観測所、そして右手に現れているコンクリートが旧堡塁砲台の地下掩蔽部の上部構造物です。