
私が子供の頃は、遠足や運動会は秋でした。
小学校の遠足のおやつは、ひとり300円以内、なんていうふうに決められていて、何を持っていくか、お店で選ぶのが楽しかったですね。
ポッキーとビスコは、いまでも「行動食」として活用します。
いつの遠足だったか、クラスにたばこチョコ(商品名:ココアシガレット)を持ってきている男の子がいました。
いつの遠足だったか、クラスにたばこチョコ(商品名:ココアシガレット)を持ってきている男の子がいました。
お弁当の時間、わざわざ女子の前にきて吸うまねをして、こちらが驚いた顔をすると、「チョコだよ~ん」と言って得意げに食べてみせる子が、クラスに一人はいたんじゃないでしょうか。
サービスよく、一本おすそわけなんかもしてくれて・・・
そんなおちゃらけ小僧が誰だったかすっかり忘れてしまいましたが、大人になった今、本物のタバコを吸ってしまっていないか、気になります。
たばこチョコなんてものは、子供に『タバコ=美味しい・楽しい』という間違った印象を与えてしまう恐れがあります。
絶対に良くありません。
今でも、ポップアップ駄菓子屋などで売られているのを見たことがあります。
たかがお菓子と言うなかれ。
大人たちは、未来ある大切な子供たちに対して、無責任でひどいことをしているのだと思ってほしいです。
以前、かっぱえびせんをタバコに見立てて吸う真似をしている3歳児を見て、背筋が凍った・・・といった話を、禁煙外来にいらっしゃった方から聞いたことがあります。
子供は、良いことも悪いことも、ぜーんぶ大人の真似をしながら成長していくのです。
そういえば、シガレットクッキーというのもありますね。
バターの香り高い、さくさくした筒状のクッキーです。
美味しいですが、名前に抵抗があり、私は買いません。
ちょっと休憩することを、「一服する」と言う人もいますが、見直したい古い習慣だと思います。