今日の出来事！‐2005年 12月7日‐

　　　今日の出来事！

渡辺謙、南果歩さん結婚　３日に婚姻届提出 　ハリウッド映画などで活躍する国際派俳優の渡辺謙さん（４６）と、俳優の南果歩さん（４１）が結婚したと２人の所属事務所が７日、発表した。２人とも再婚で３日に婚姻届を出したという。　　（共同通信） ６日（日本時間７日）、ニューヨークで行われた映画「ＳＡＹＵＲＩ」の試写会に出席した渡辺謙と南果歩 Photo By ＡＰ＝共同

≪地域≫
「偽造すぐ気付いた」　耐震偽造で国交委質疑
　耐震強度偽造問題に関する衆院国土交通委員会が７日午後、関係者３人を参考人として招いて開かれた。偽造を最初に見つけた設計事務所「アトラス設計」の渡辺朋幸代表は今年１０月、２度目に不正に気付いた東京都足立区のマンション構造計算について「（偽造は）見てすぐ気付く内容だった」などと述べた。　　(共同通信)

≪国内≫
東京三菱銀の１０億円着服、元派遣社員の夫を逮捕
　東京三菱銀行の港北ニュータウン支店（横浜市）で顧客の預金約１０億円が着服された事件で、神奈川県警捜査２課などは７日、すでに逮捕した川崎市麻生区王禅寺東、元派遣社員川井田恵子容疑者（５５）の夫、無職一郎容疑者（５７）を詐欺と窃盗などの疑いで逮捕、恵子容疑者も同容疑で再逮捕した。　　(読売新聞)

≪経済≫
曲げられる超薄型二次電池、30秒で充電OK──NECが開発
　NECは12月7日、厚さ0.3ミリという超薄型二次電池を開発したと発表した。内部がゲル状なため曲げることができるフレキシブル性を持ち、30秒以内の高速充電も可能という。ウェアラブルPCや電子ペーパーといったデバイスへの搭載を目指し、実用化を進める。　　(ITmedia)

≪スポーツ≫
ＷＢＣ出場へ松井三重苦…もはや腹くくるしかない！？
　ジーターも、Ａロッドも出る。ヤンキースから３選手が来年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）出場に名乗りを上げた。しかし、それでもヤンキース・松井秀喜外野手は首を縦に振れない。あくまで慎重な姿勢を崩さない裏には、微妙な事情があるのだが、豪腕スタインブレナー・オーナーの反対という最大の大義名分が消滅し、これといって断る理由はなくなった。もはや腹をくくって出場するしかない！？　　(夕刊フジ)

金本３億パア、複数年災いし大活躍でも年俸据え置き
　３億円を取り返せ！！　阪神・金本が、６日の契約更改交渉で、現状維持の２億６０００万円プラス出来高払いでサインした。阪神移籍時に結んだ複数年契約が災いし、年俸は３年間据え置き。この間、主軸として２度のリーグ制覇に貢献、単年契約ならもらえていたはずの年俸分３億円以上がパアになった。　　(夕刊フジ)

≪サイエンス≫
源泉で１８００世帯分の大規模発電、草津温泉が計画
　温泉の町・群馬県草津町が、高温の源泉を活用した大規模発電を計画している。
町内の約半数にあたる１８００世帯分を賄える年間約１０４０万キロ・ワット時の電力を供給し、売電した場合は約１億～１億５０００万円の収入になるという。
　温泉利用の大規模発電は国内に例がなく、クリーンエネルギーとしても期待がかかる。　　(読売新聞)

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『タイムカプセル』 や 『未来郵便』 で
大切な思い出や出来事が、未来で蘇る！ タイムカプセル時空便

≪アイルランド、離婚合法化へ≫ 1995年11月25日タイムカプセル 過去の出来事！

10年前の今日、1995年 11月25日の出来事！
前日行われたアイルランドの離婚の是非を問う憲法改正の国民投票の開票結果が、50.3％対49.7％の僅差で「離婚合法化」が上回る。

近年、アイルランドにおけるローマカトリック教会の権威は弱まりつつあるが、それでもアイルランドは敬虔なカトリック信者の国であると言える。実際にミサなどに参加する人の割合は世界で最も高い国のひとつ。
アイルランド全土ではおよそ390万人*1がローマカトリックで、1,329の教会教区におよそ4,000人の神父が勤めている。1991年の国勢調査ではおよそ60%が教会に行くと回答（ダブリン在住の人は少ないが、地方の人はほとんどがミサに通う）。

カトリックの教義に反する離婚や人工妊娠中絶についてはアイルランドにおいて、1995年の国民投票によってようやく離婚が認められた。また人工妊娠中絶は2002年の投票では否決されている。

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≪女性、カネさえ払えば…在日米司令官≫ 1995年11月17日タイムカプセル 過去の出来事！

10年前の今日、1995年 11月17日の出来事！
在日米軍などを統括する米太平洋軍のリチャード・マッキー司令官（海軍大将）が、沖縄の米兵による女児暴行事件について米ＡＰ通信記者などに「まったくばかげた事件だ。カネさえ払えば女性を手にいれることができるのに」と語る。同司令官は発言の責任をとり辞任する。

≪在沖縄米兵少女暴行事件 ≫
２０時ごろ、米兵3名(マーカス・ギル、ロドリコ・ハープ、ケンドリック・リディット)が沖縄本島北部の住宅街で、買い物帰りの女子小学生(12)を殴り、レンタカーで誘拐しテープで少女を縛り、海岸で強姦した。犯行後米軍基地内に逃亡。
　9月29日　那覇地検が米兵3人を那覇地裁へ起訴、　三人の身柄は日本側へ引き渡される。
1996(平成8)年3月　一審判決。ロドリコ・ハープ被告とケンドリック・リディット被告が量刑不当として控訴。
1996(平成8)年7月25日　福岡高裁那覇支部(岩谷憲一裁判長)で二審初公判　結審。
9月12日　福岡高裁那覇支部で控訴審判決公判　控訴棄却。
10月　実刑確定。
この事件に関して米太平洋軍司令官リチャード・マッキー海軍大将は「レンタカーを借りる金で女が買えた」と発言し、1995(平成7)年11月、更迭されている
1998(平成10)年6月12日　防衛施設庁は米軍が被害者に示談金を支払ったことを明らかにした。
日本政府も被害者に見舞金を支払っている。

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「アイスクリームバー」…タイムカプセルBOX

昭和三〇年に日本で最初の市販のアイスクリームバーが発売された。
アイスクリームバーは、銀紙で包まれていた。
銀紙は防水性が高く、普通の紙よりも角がシャープに折れて、アイス本体にくっつきづらいからだそうです。

「ホームランバー」は、昭和３０年に巨人軍の長嶋選手を広告キャラクターに起用したものだ。
その他に、バニラバーアイスなどもあった。
価格は、当時１０円だった。
当たりくじが付いていて、当るともう１本もらえた。
当る確率が高かったのだろうか…
よく当ったな～という記憶があります。

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「粉末ジュース」…タイムカプセルBOX

昭和３０年代後半より４０年代前半にかけて、
子供たちに人気があった 「粉末ジュース」。

粉末ジュースというように、水に溶かして飲む代物だが
ほとんどの子供が 『飲む』より、『食べる』 方が多かった。
指先に「粉末ジュース」を付けて舐める。
また、ストローを袋に入れて「粉末ジュース」の吸って食べたりもした。
ストローで液体以外のものを口にしたのは、後にも先にもあの時だけだ。

「粉末ジュース」はソーダ以外に、オレンジ、グレープ、パインなどがあり、
どれもが強烈に甘酸っぱいという記憶が残っている。

味が無くなったガムには、「粉末ジュース」を一つまみ口に入れて
さらにガムを噛み続ける楽しみ方もありました。

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「蚊遣り豚」…タイムカプセルBOX

夏の風物詩、
『蚊遣り豚 （カヤリブタ）』。
なぜ豚の形なのか？
蚊遣りとは、「蚊取り線香」がまだなかった昔、土管の中で枯草を燻して、その煙で虫除けにした事をいう。
土管のままでは煙が出すぎるので、その口を小さくして使っていたのですが、その形が豚に似ていたそうです。
この豚の形に似た土管を参考に、蚊取り線香を入れるための入れ物を豚の形の陶器で作ったという説があります。

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「鉛筆キャップ」…タイムカプセルBOX

スチール製の鉛筆キャップ。
この鉛筆キャップが店頭にあるのを見て、懐かしくなった。

鉛筆の芯が折れないようカバーするキャップ。
缶の平べったいタイプのものや、布の袋にチャックを付けたものなど色々な筆箱があるが、
当時の小学生たちが使用していた筆箱は、鉛筆を固定するものが付いているフタで開閉する箱タイプの物が主流だった。
そのため、鉛筆にキャップをする必要はなかったが、何故かしっかり付けていた。

こんないたずらをよくした。
プラスチック製の鉛筆キャップでは、割れてしまって出来ないが、
スチール製の鉛筆キャップを下にして鉛筆を机に押し込む。キャップの取付けや取外しが容易に出来るように切れ込みが入っているのだが、思い切り押し込むと、どうやっても鉛筆が抜けない！

友達がキャップから鉛筆を抜き取るのに苦戦する姿を、遠眼に見て楽しんでいた悪ガキでした。

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「電気蚊取器」…タイムカプセルBOX

電気蚊取器・・・
　煙も出なければ、火の気もない、便利で安全性の高い電気蚊取器。
電気蚊取器は、昭和38（1963）年に世界で初めて開発された。（フマキラー『ベープ』第１号）
現在は蚊取り線香に変わり、多くの家庭で使用されている。

　当初の電気蚊取器は、フラメトリンなどの合成ピレスロイドを染み込ませた紙製のマット式。
　　（現在もマット式はあります）
このマットを１５０～１７０℃に熱して、有効成分を気化・放散させ、その有効時間は７～８時間だった。
煙も出なければ、火の気もないというメリットがあったが、有効成分の拡散力が弱いうえ、時間が経つにつれて拡散量が落ちてくる欠点があった。
　平成に入ると、リキッドタイプが主流になる。リキッドタイプは液状の薬剤を少しずつ蒸発させて有効成分を拡散させるもので、薬剤がある限り連続使用が可能になった。
　最近では、火を使ったり加熱したりせず、風力を利用して薬剤を散布し、アウトドアなど携帯できる物もある。

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「ハエたたき」…タイムカプセルBOX

「ハエたたき」…
クリーニング屋さんのハンガーのように針金で整形されていて、網が張られていた。
今ではラケットのような形で、網に電極が付いている物まである。

飛んでいるハエに向ってハエたたきが空を切る。
すると命中して飛ばされたハエは、ゴミ箱へ落ちるという“ハエたたき名人”がいた。
「ハエたたき」が無くても、素手でハエをつかむ事が出来る先生が、学年に１人はいた。

ハエたたきは、ハエ以外にゴキブリもたたくことが多々あり、
このハエたたきで、親にたたかれるのが一番嫌だった。

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「ハエよけ食卓カバー 」…タイムカプセルBOX

昔は、どこの家庭にもあった食卓カバー。
ハエよけカバーと言った方が正確だろう。
食卓に食べ物が置かれた瞬間に、どこからくるのか群がってくる。
なんであんなにハエがいたのだろうか？

ふと気が付くと、ハエはいなくなっていた。
下水処理の発達、トイレは水洗に代わり、ハエの生息の環境が大きく変わったのだろう。

今では全く見かけなくなった食卓カバー。
どこかのBLOGで、赤ちゃんの蚊屋に使っているのを見たよ！

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「べっ甲飴 」…タイムカプセルBOX

小学校の校門を出たところに、年に数回 「べっ甲飴 」の露天が出ていた。
今では絶対ありえない光景だろう。
パンダ、カブトムシ、秘密のアッコちゃんなど、露天のおじさんがつくった色々なキャラクタの飴細工が飾ってあった。

中でも圧巻だったのが、『火の鳥 』
炎の中から熱せられドロドロに溶けた金色の液体が、見る見るうちに不老不死の『火の鳥 』に変わる。
食べてしまうのは惜しいと思ってしまうほどの出来栄え。
この様な飴細工は、その頃のこずかいでは買えない金額だったので
型に流し込んで作られたべっ甲飴を買っていた。
これは（記憶が定かでないのだが）　割り箸に小判ぐらいの大きさのベッコ飴が付いていて、中に鍵やチューリップの型が入っていた。そして上手く舐めてその形が（鍵やチューリップ）出来たら、もう１本もらえた。　
何度もチャレンジして、やっと出来が良いもが出来たときは、犬や猫の飴細工をくれたりもした。
全く上手く出来ない者にも、失敗した飴細工の欠片をくれた。

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「ニュータッチヌードル 」…タイムカプセルBOX

土曜日の昼食は、「ニュータッチヌードル 」だった。
カップの容器は、オールプラスチックで器は大きいが、深さは浅かった。
フタの中央には凹凸があり、そこにフォークが付いていた。
　（ イラスト：ニュータッチヌードル塩味　こんな感じだったと思う ）

一時期、母が日中家にいなかった。
給食が無い土曜日は、１人１５０円与えられ食事をするように言われていた。
１５０円あれば、菓子パン２個を牛乳が買えたが、
小学校から帰宅した妹と私は、決まって「ニュータッチヌードル 」を買いに走った。
たしか、１４０円だった。　ニュータッチヌードルは高かったという印象がある。
小売店で、割安になっていなかったせいだろうか。スーパーでは、他の商品がもっと安く買えた。

当時、カップヌードル、赤いきつね、カップスター、ぺヤングソース焼きそば　などが カップ麺の主流だったが、
私たちは、「ニュータッチヌードル 」が一番好きだった。
しかし 何故だか近所に数店あるスーパーには、「ニュータッチヌードル 」が置いていなかったのだ。
唯一、商店街の乾物屋に置いてあった「ニュータッチヌードル 」を前に、当時のCMソングのように
♪塩か醤油か、醤油か塩か♪と 悩んだものだった。
やがてこの乾物屋が無くなり、ニュータッチヌードルもあの時以来（３０年以上）、食べていない。

ニュータッチヌードル復刻版が出ていたらしいが、今はもう無いのかな！
無性に食べたい。

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「ウインドファン 」…タイムカプセルBOX

我が家にウィンドファンがやってきた。
窓枠に固定され、本体の持ち手を少し持ち上げながら押し出すと、ウィンドファン本体が外に飛び出し、逆に本体を引き込むと窓が閉まるものあった。
友人の部屋にクーラーがあったので、性能の違いにがく然としたものだ。
暑い日中は全く機能しない。ただ熱風が部屋に入ってくるだけだった。

１９６９年年当時、ルームエアコンはとても効果で普及率は5％の時代。
エアコンもどき？　国産１号のウインドファン（冷風換気扇）は、エアコンが普及する前の時代に市場にあらわれた。
ウインドファンは、夜間の室内外の温度差を利用し、新鮮な外気を取り入れ、室温を２～４度下げて理想的な就寝温にするものだった。

購入当時、窓を閉め、ウィンドファンを全開で運転した部屋で寝た。
どう考えても窓を開けていたほうが快適なのに・・・
暑く寝苦しい日々を過ごした。　少し意地になって使っているようにも思えた。
ウィンドファンは、扇風機より風力が弱く、風向きの範囲も狭い。
騒音、振動は比べられないほど、ひどかった。
でも、「窓を開けて、扇風機をまわした方が、涼しくて寝やすいよ！」 と言えなかった。
子供心にもこれは禁句感じていて、我慢した。

こんなウィンドファンも重宝する事があった。
ウィンドファンの換気扇機能を、
冬、石油ストーブの換気を行う時に利用していた。

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「 ミシン 」…タイムカプセルBOX

ミシンの思い出・・・
それは昭和４０年代に我が家にあった足踏み式ミシン。
テーブルの天板を広げると、たたみ一畳分ほどの大きさになり、その下にミシン本体が収納されていた。
ペダルを前後上下に動かして、右横の大きな車輪を回し、これを動力としてベルトでミシン本体を動かす。
作業しているとき、そばによると怒られた。
上下に動く針や、ベルトや車輪に巻き込まれるなどの危険があるからだ。

ある日学校から帰ると、３歳の妹が布団でグッスリ寝ていた。
よく見ると、指には包帯が巻かれていた。
　「どうしたの」 と聞いても 母は無反応で、妹の横で座っていた。　目は真っ赤だった。
ミシンの針で、指を３針縫う怪我をしたのだ。

遊びに出って夕方家に帰ると、暗い部屋の中で先ほどと同じように、母は妹の横で座っていた。
相当ショックだったのだろう。
父が帰ってくるまで、この状態が続いた。


ミシンは、1844年に米国人が本縫いミシンの組立に成功し特許を取得した。
日本に於けるミシンの伝来１号機となったのは、
黒船、２度目の渡米のとき、ペリー提督が幕府（徳川１３代将軍　家定の御台様　天彰院敬子（篤姫））に贈った献上品（ＳＥＷＩＮＧ　ＭＡＣＨＩＮＥ）が最初といわれている。

その６年後の、1860年（万延元年） 幕府初のアメリカ使節団「咸臨丸」の同乗者、艦長・木村摂津守を始めとして、勝海舟(37)、福沢諭吉(24)などと一緒に通訳として参加した ジョン万次郎 は、年老いた母の為に訪米よりにミシンを持ち帰ったと、記録に残っている。

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「街頭テレビ」…タイムカプセルBOX

1953年 ( 昭和28年 ) 2月1日にNHKが、テレビの本放送を開始した。
当時、高価な受像機（テレビ）は一般家庭にはなく、テレビは外で見るものだった。
電器店の店頭、大会社のオフィスロビー、喫茶店などのテレビに多くの人々が立ち止まり、連日賑わったそうです。

NHKの放送開始より半年後の53年８月28日、民間放送初のテレビ本放送が開始された。
現在の日本テレビである。
日本テレビが開局した8月でも受像機台数（テレビ）は約3000台と少なく、広告媒体としてのテレビの価値を上げるため、創業者の正力松太郎氏は、開局直後から東京各地の盛り場、駅、公園などに受像機を設置した。
こらが、「街頭テレビ」の始まり。
　　開局２日目に、後楽園球場から「巨人・阪神戦」。
　　秋には、大相撲秋場所の中継。
　　日本ボクシング界で初めて世界チャンピオンとなった白井義男とテリー・アレンとタイトル防衛戦。
　　翌年、力道山とシャープ兄弟の対戦を３日間にわたって中継。

街頭テレビには多数の群衆が集まり、
人々は、プロ野球や大相撲、プロレス、プロボクシングに熱狂した。

街頭テレビは、テレビ放送を多くの人々に認知させ、広告媒体としての価値も上げた。
この街頭テレビの成功で、日本テレビは開局７ヶ月にして黒字に転じたという。

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