新年度の始まり春らしい陽気な天気。
当院の入口前の「花桃」の木をちっちゃーいですが、芽をだしてきました。
さて、新人社員の方は襟を正してピリッとした姿勢を意識しているとこでしょうか？
緊張のあまり背中がガチガチなんて方も多くいらっしゃると思うのですが、その反動で猫背になったり、みえたり、これから段々と薄着になり始めると、「姿勢」が目立ちますよ。姿勢が良いと得することも多くあると思うのですが、姿勢を良くするにも意識して行いたのが呼吸法です。
呼吸法には一般的には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」があります。肋骨を広げたり閉じたりする「胸式呼吸」と、腹を出したり引っ込めたりすることにより横隔膜を上下させる「腹式呼吸」です。一般的に、女性には「胸式呼吸」が多く、男性には「腹式呼吸」が多いと言われていますが、「腹式呼吸」の方が、精神安定、血圧上昇抑制、脳の活性化などの効果が高いと言われていますが、姿勢改善やシェイプアップには胸式呼吸の方が効果的かと思われます。
胸式呼吸は、肋間筋による交感神経優位の呼吸運動
腹式呼吸は、横隔膜による副交感神経優位の呼吸運動
普段の生活環境の中でも、姿勢を良くするためにも意識的に取り入れてほしい呼吸法が「胸式呼吸」です。
お腹が膨らまないように気をつけながら行いましょう。
＜胸式呼吸の方法＞
１．背筋を伸ばし、骨盤を床に対して垂直に保ち座るか、肩幅くらいに足を開いて立ちましょう。
２．両手をろっ骨に軽く添え、もしくはお腹（お臍）に両手を添え、肩が上がってこないよう肩甲骨をお尻の方へ引っ張る。
３．鼻から息を吸う際に、ろっ骨が左右と後ろへ広がる、もしくはお腹を凹ませるように意識しましょう。息を吸う時にお腹が膨らまないよう注意。
４．おへそと背中を近づけたまま、口から息を吐き出す。この時、広がったろっ骨が元の位置へ戻るよう、もしくは、お腹（お臍）を手で軽くさらに押しながら息を吐ききる。
胸式呼吸は交感神経が活発になる為、筋肉が緊張状態になります。この緊張状態を負荷として利用し、筋肉が刺激され、シェイプアップ効果として現れるのです。
胸式呼吸をすると、肩に力が入りすぎてしまい、肩こりを感じやすくなる場合もあるので慣れるまでは注意が必要ですが、人間は本来腹式呼吸が自然な呼吸法なのです。
胸式呼吸の時は、常にお腹に力を入れて引き締めておく事がポイントです。
猫背の根源も改善の決め手もどちらも『呼吸の流れ』にあり！
ぜひ、今日から胸式呼吸を取り入れて姿勢美人を目指しましょう！