3体の強力なドラゴンに囲まれて絶体絶命のピンチ! けど、こういう時にやはり頼りになるのは相棒のトミだ。目立つように走り回ってドラゴンの標的となり敵を分散させてくれたのだ。そのスキに一体ずつ確実にとどめを刺し、今度こそようやくモラグの元へ・・・・
どうやらモラグは我々の侵入に気づいていない様子だ。よみがえりつつある古代種の兵士たちを前にアジテーションの真っ最中。やるなら今だ!!
モラグの部屋に突入し宣戦布告! 雑魚兵士どもを葬り去りついにモラグに殺到したが・・・!
モラグの親衛隊、特殊装備の二体が召還されて立ちふさがった。こいつら・・・・強い!! あ・・トミが! 巨大なツーブレーデッドアックスの一撃に・・・。このソースストーンの中からはテレポートでの脱出は出来ない、つまり前のように死を回避することは出来ない・・・うおおお、コンチクショーめらが!! 怒りに任せてマジックバッグから魔法の秘薬を片っ端から飲み干してドーピングをしながらほとばしる血も凍らせる冷気の剣を振るい続けた・・・
トミは死んだ。強敵二匹を屠ったその勢いのまま、モラグを追い詰める。モラグは魔力の結界に守られており、こちらからは手が出せない。どうやらこの機械が魔力の中継地点となっている様子、叩き壊してやる! だが、結界が破れたというのに、モラグに触れた剣はその瞬間に見えない力に絡め取られてどうしてもヤツに傷を負わせることが出来ない! く、一旦引くしかないか・・・
よく見るとモラグの背後で円陣を組んで必死に儀式を行う古代種の魔術師たちの姿が・・・もしや・・・モラグの無敵の秘密は・・・
魔術師一体につき、ひとつの攻撃手段を魔力により引き受けていると見た! 剣の攻撃を受け付ける魔術師は一人だけ、こいつを倒せば!
思ったとおり、モラグを守っていた力は失われた! ついにモラグを追い詰めたのだ
モラグ最後のあがきか・・・勝敗は決した
魔力の司令塔であるモラグを失って、ソースストーンの世界は崩れ去ろうとしていた。そう言えば脱出する方法を知らなかったんだったな・・・このままこの世界と共に消滅するのも良いかも知れない。すでに相棒トミもいないのだから・・・。その時、魔力のポータルが開いた! あなたは・・ヘイドラリン! 彼女がボクをこの世界から連れ出してくれるという。助かるものならそれに越したことはない。彼女は感謝の言葉をかけてくれたが、こっちのセリフだよ・・・。ありがとうヘイドラリン!
崩壊するソースストーンの「世界」。今回の冒険はこれで一旦の幕となるが、まだまだ旅は終わらない・・・世界に危機がある限り!!
エピローグ
第一部 完