ドローガンの屋敷は村の外れ、丘に囲まれた最奥部にある。コボルドどもの足跡をたどると、どうやら連中は何組かに分かれて村の各所を襲っていたようだ。ドローガンのアーティファクトを狙ったのは偶然なのか？
道すがら相棒「ドーナ」の過去について聞いてみた。妹のこと、生まれ故郷を捨てたこと・・詳しくは聞けなかったがそれなりの過去を持っているらしい。ま、ドワーフとは言え女の身で正統派の盗賊をやってるくらいだから過去が無いほうがおかしいのだが・・
途中で出会った住人から話を聞く。コボルドどもはやはり村全体を襲っていたようだ、もしもドローガンのアーティファクトを手に入れるための陽動で巻き込まれたのだとしたら・・・
村長の元へ。事情を説明し協力をとりつけるのが目的だが、逆に依頼を受けた。コボルドの事件とは直接関係がないが、村長の立場を脅かす自称「預言者」が今回の事件を予言していたとして村人の信用を得つつあるという・・もしも今回の件を本当に知っていたのだとしたらコボルドと何らかの接触があったのかも知れない、これは調べねば・・
鍛冶屋のナイスボデー姉さんにも挨拶をしておく。ドーナはかつて店の短剣を盗んだことを指摘されて恐縮している。しかしなかなか抜け目のないやつだ（両方とも）
宿屋のロビーは騒然とした空気に包まれていた。なんとコボルドの残党が人質を取ってキッチンに立てこもっているという・・・。
だめもとで人質の交代を提案する。もちろん代わりの人質は僕だが・・やっぱり無理かなぁ・・
と、思ったらどうやらより「重要な人物」っぽいということで了解してきやがった
そして僕は人質となり・・・犯人のコボルドどもを叩きのめした。仲間の行き先についてたずねたかったが、昨日までとはなぜか腕力も武器の冴えも段違いに強力になっていたために思わず殺してしまった（というか跡形もないほどに吹き飛んでいたいたのだが）・・。宿の人々には感謝されたが・・・一体僕の体はどうなってしまったのだろうか・・・・まさか英雄になった夢を見たからって強くなるわけでもあるまいに・・
つづく・・・
