TATUYA-花HANA87

広島にある花屋「辰花Tatubana」男店主の「非」公式セキララ日記。

yeah yeah flowers No35「arachnoid」

2005-02-27 | yeah yeah flowers
こんばんは辰花です。

さっき、ほとんど書き終わった所でミスタッチ。

テキストが全て消え、へコミ気味です。

あ~~~~~~もう一回書きます。

今回の花は白くて小さな花がかわいい「アリウムコウニー」。

花の感じといい、名前といい、すでにスペーシームード満点です。

そんなカワイコちゃんの周りをパンチングシートで囲みゴールドのワイヤーを絡めてみました。

今回も、いつものようにカッコ良く出来たわけですが花器とのバランスが悪いですね。

細長いスクエアのガラスのコンポートにチョコンと乗せると、もっとカッコイイと思います。

茎も、もっと長い感じで。

ホントは全体をスッポリ中に入れるつもりだったのですが、意外とピンとこない感じだったので、こっちで正解だったとは思ってますが。

今回は時間や、その他もろもろな事に追われていたので、ホントはもう少し丁寧に作り込みたかったというのが本音だったりして・・・。

作ってる最中、花の合間を縫いながらワイヤーを通す事で花を拘束してる感じが変にサディスティックで妙な興奮を覚えた僕は、やっぱ変態ですか?

yeah yeah flowers No34「セロテープがチューリップにミエタ」という幻覚

2005-02-19 | yeah yeah flowers
ダリる感じ完結編です。

今日の花はユリ咲きの黄色いチューリップ。

とんがった花びらがカワイイですね~。

花を支えてる赤い物体はセロテープのカートリッジ?カッター台?です。

先を切断してパテで加工した後、スプレーで赤に塗装。

この写真では判りにくいですがドラム部分にもちゃんと茎を巻きつけた努力作でございます。

茎を巻きつけるのも大変でしたが、スプレーを吹くと、カッター台表面が溶けてしまい上手く行かないなど、いろいろ難儀しました。

水は少ししか入れないつもりでしたが、レンズ効果が効いて面白かったのでカッター台がつかるレベルまで入れました。

今回は、サイケデリックがテーマでしたので、LSDをやってる時に目の前に転がってるペットボトルが友人の目が飛び出てる様に見えて気持ち悪かったという、あくまで友人に聞いた体験談をもとに作成。

関係無いようで、こういうのスゴク大事。

yeah yeah flowers No33 「胎児 成人 瑞々しき屍」

2005-02-12 | yeah yeah flowers
「今日はゲストにイエイエフラワーでお馴染み辰花さんをお迎えして第33作 「胎児 成人 瑞々しき屍」についてお聞きしていこうかと思います。」

「今回はどう言ったテーマでの作成だったのでしょうか?」

辰「ダリるって感じであ~る」

「今日、使われてるお花についてお話頂けますか?」

辰「全てスカビオサで、左が花、花びらが散ると中央のようになり、やがて右の形へと成長するのであ~る」

「同じ花とは思えませんね!タイトルの「胎児 成人 瑞々しき屍」というのはどういった意味で付けられたのでしょうか?」

辰「イエイエオーナーがこの花を見たとき呟いた言葉があまりに詩的で言い得ていたので、そのまま頂いたのであ~る」

「この作品について詳しく解説して頂けますか?」

辰「例えるなら既に完全であるメリーゴーランドに対しありとあらゆる角度、手法をもって向かってしまう気の狂ったオクトパスのようなライオンにあたえられた使命、試練、そしてそれは、ある種の罪なのではないかというアンチテーゼ的解釈の表現であ~る。」

「・・・・え~何故そのようなアプローチを試みようと思われたのでしょうか?」

辰「神が存在するのならば人類というのは生命に対してのレジストであり、次元的パラドックスを好む、哀れかつ崇高な創造物でもあると私は考えるのであ~る」

「・・・曲がりくねったボールペンが使われてますが、どういった意味が?」

辰「三次元の世界で表現した違った意味での二次元における三世代の営みを意味するためであ~る」

「・・・・今回はサイケデリックも織り交ぜた・・」

辰「それは次回に持ち越し、次回がダリチック&サイケ。今回は言うならばシュールと捉えてるのであ~る」

「・・・・・・それでは最後にコレをご覧になってる方々に一言」

辰「残念ながら私はホモではな~い」

「有難うございました・・・・・」


yeah yeah flowers No32 「グルネオ・グオ」

2005-02-05 | yeah yeah flowers
辰花です。

今回の花ですが・・・花使ってないですね。

パスタの様にグルグル巻いてるグリーンはカヤツリグサ科の「ベアグラス」という細長い葉っぱを束ねて巻いた物です。

丸いピンクの粒は「ペッパー・ベリー」。

ブドウのような房状になった物から一粒づつ取った物をホットボンドで貼りつけてます。

で、今日使った資材は100円ショップにて購入した「スプーン」と「フォーク」。

8本づつ入って100円でした。

共に柄の部分をドライヤーで熱し、スプーンはUの字、フォークはS字のように形をつけ、スプレーでオレンジに塗装。

元々はホワイト。

まとめると、「グルグル」と束ねたベアグラスを「グネ」っと曲がった「オレンジ」のスプーンに乗せ、「グニャグニャ」と曲がった「オレンジ」のフォークに引っ掛けたって感じです。

何を思い描いて作ったか・・・と説明すれば、するほど「イェイェ感」とかけ離れていくという危険性をはらんでいるので止めときます。(ダメじゃん・・・)

そんなわけで、今回は「色」と「デザイン」のみで感じてください。

ほ~らポップでイェイェじゃないですか?!

続イエフラNo31

2005-02-04 | flower
まず最初に。

こんな記事を書くとは想像してませんでした。

写真は前回のイエフラなわけですが1週間ですよ1週間!!

どうですか、この元気具合?

花が痛むどころか、蕾がしっかり開いてます!

パイプに水を入れてるので当たり前と言えばあたり前ですが、ちょっと感動。

ナデシコの花持ちの良さによる部分も大きいかとは思いますが、蕾だった花や五分咲きくらいだった花も綺麗に咲いてたので良かったです。

作ったときパイプ内に2cm分ほど空気が入ってたのですが今日、見てみると12~13cmくらいになってました。

花が10cm分ほど水を吸い上げたのかと思うと、これまた微妙に感動。

ホント当たり前なんですけどね。

でも「花は生きとるんじゃの~」と再確認ですよ。

本日は朝1番より自販機でジュースが当たる(この半年で3本位当たった相性の良い自販機w)など始終、取り乱し気味の辰花でした。