明るく楽しく教師修業

子供の事実と腹の底からの実感を大切にして。

ICT活用研究会で特別支援教育ミニ講座

2009-07-31 22:55:07 | 研修
 ICT活用教育研究会に参加した。
 TOSSサークルと違う面白さがある。
 ICTに特化した研究会だ。
 フラッシュ型教材、実物投影機、デジタル教材、フリップなどの言葉が飛び交う。
 どの場面で、何を、どのように提示するか。
 その時の、指示・発問は?
 分かりやすくするための工夫が出される。
 模擬授業を提案するKさん。
 2つも提案され、すばらしかった。

 私は、前回から「特別支援教育の軽度発達障害の児童への対応」をミニ講座で行う機会をいただいた。
 チャンスである。快諾した。
 今日は、原則・導入以前。導入時を話した。
 クイズ形式で簡単にやりとりをした。
 効果のある指導・効果のない指導を伝えていきたい。
 そして、誰もが対応できる技を一つでも増やしていただきたい。
 次回は、紙資料だけではなく、プレゼンもやってみたい。
 模擬授業も。
 時間は10分。
 考えると、参加する楽しさが増してきた。

 散髪して、頭もすっきりした。
  

 
 

進んで走る・歩く

2009-07-30 17:19:36 | 授業
 C君は、毎朝、学校へ来て走ることに、家の方ともお話した。
 それで、夏休み第1週は、私も毎日走った。
 3年間、ほとんど毎朝走り続けたC君は、昨年度欠席なし、今年度1学期欠席なしだった。3年前20日以上休んだ。
 食事に気をつけお代わりを減らし、噛む回数を増やした。
 甘い飲料水を止め、親戚でもジュースを断った。全てお茶に変えた。
 
 まもなく立山登山。
 昨日は、私が健康診断のため、学校に走り始める時間に行けなかった。
 C君は、昨日、一人でも走ったそうだ。
 今日、そのことを聞いて、おおいにほめた。
 今日は約20分間で30週走った。

 私は、常にC君の背中を見ながら走るしかなかった。
 C君は、走る速さも速くなって来た。
 昨年度は併走していたのに。
 C君は休日は、20分ほど歩いているそうだ。
 続ける力も伸びてきたと思う。
 
 
 

ブレンストーミング研修会

2009-07-29 06:28:39 | 研修
 夏休みは、2学期に備え、3学期までの準備期間だ。
 平日の研修は楽しい。
 午前中に1時間30分もある。
 メンバーは低中高学年別だ。
 しかし、協議・検討する内実が少し寂しい。
 司会者が学年で決まっていない。
 授業者が口頭発表だけ。
 単元も内容も話し合いからスタートだ。
 そんなときは、ブレンストーミングに限る。
 何をするか。
 どのようにするか。
 批判や反対意見をすることなく、どんどん意見を言っていく。
 企画会議にはもってこいの方法だ。
 こんなこと、あんなことが次々出されていく。
 ときどき余計な話が混じるが、時間通り終了。

 提案者は、「単元・主な進め方・相談したいこと(分からない点)」などが明らかにしておく。
 それだけでも、話はより具体的に進展する。
 より濃密な1時間になる。
 
 
 

百玉そろばん購入者増える

2009-07-28 06:40:09 | 日常
 6月の特別支援教育部会で、百玉そろばんを紹介した。
 授業の様子でお話しただけだ。
 昨日、2人の方が「買った」と言われた。
 一人の方は、「これ、いいわ!もっと使い方を教えて」と話された。
 校内では、T先生が子供用1台、I先生が子供用2台を購入された。
 昨年度も他校で一人購入された。
 
 昨日、研修会の場で「百玉そろばん」を1分程度(1とび、2とび)紹介した。
 スマートボードと同じ対面型として、前日に思いついたからである。
 ブロックは、黒板に掲示するので、背中を後ろに見せる場合が多い。
 視線の配り方が異なることを伝えた。

 子どもが数の認識や足し算などができるようになる。
 実際に、私のクラスに来たブラジル人2名の子どもも、1時間で足し算ができるようになった。
 数字や式は、世界の共通語である。
 百だまの扱いは、「単語や短文」で足りる。
 何を、どのようにするのかも、目前で分かる。
 だから、ブラジル人でも通用するすばらしい教具である。

 特別支援の児童ができるように、紹介してよかったと思う。    、
 

電子黒板の研修

2009-07-27 23:55:26 | 研修
 午前中、特別支援教育の個別指導計画などの研修。
 その後、電子黒板の使用法研修の講師を務める。
 コンテンツを開きすぎて、途中でフリーズ。
 昨年のように参加型ではなく、講座形式で行う。
 電子黒板が、全クラスで使われる日は来るのか。
 視覚情報型の授業の利点、電子黒板の利便性をテーマにした。
 特別支援の視点からもからめて話した。
 模擬授業形式も行った。
 「電子黒板で授業をやってみたい」と思っていただけたか。
 それが、評価になる。 

 午後、悉皆研修。講師は元教師。
「命」の大切さを扱ったお話。
 ビデオに、「勉強ができない、運動ができない、習い事がうまくいかない」と涙ながらにみんなの前で思いを語る子どもの姿があった。
「できないことをできるようにする・わからないことを分かるようにする」授業の大切さを感じた。

 その後、指導案検討を行う。

 いい勉強の1日だった。

体育を学ぶ

2009-07-26 22:07:33 | 研修
 東京で2日間、体育の授業・指導法について学ぶ。
 実に、楽しい講座だった。
 模擬授業ばかりを20本見た。
 ライブだ。
 本でもビデオでも、CDでも学べないものは何か。
 授業全体の雰囲気とリズムとテンポだ。
 全て、指導案がある。
 ノートにメモをした。
 これは、ライブ体験があって、学ぶ効果が高まる。
 
 SK先生の表現運動は、すさまじく運動量があり、楽しかった。
 Sさんのヨサコイソーランはかっこよかった!講座もすばらしかった。
 初日はこの2つに特にしびれた。

 2日目は、なんといっても向山氏の指導であり、語りである。
 授業のポイントを教えていただく。
 参加できた幸せを感じる。
 また、元気をいただいた。

 金曜日の夜は、打ち上げで午後11時40分解散。
 2時間寝て、土曜日午前2時30分出発。
 Bさんの車のETCのおかげで、楽しく快適かつ安い移動。
Bさん、どうもありがとう。
 SS氏、M氏、O氏ともいっしょに学んだ。
 とっても楽しい2日間は、あっと言う間に終わった。

 
 
 
 

ブラジルの子ども

2009-07-24 07:34:03 | 授業
 ブラジル人の子どもに算数を教える機会をいただいた。
 「算数が分からない」と聞いた子どもたちである。
 一人は、2時間私と算数の学習をした。
 もう一人のH君は、初めてである。
 初めてなら、効果のあるツールは、百玉そろばんである。
 百玉そろばんに、H君は楽しそうに取り組んだ。
 1とび、順唱・逆唱、10とび、5の合成、10の合成、いくつ? どっちが多い?。
 H君は、5の塊を数えないで、一気に入れる場面があった。
 H君もすぐにうまくできるようになると思った。
 2人は、授業後も帰らずに、教室で遊んでいた。

 国語研究授業の覚書をB4判で3枚、指導計画をA4判1枚書いた。
 獅子舞クラブの指導。残りは、ワックス塗り、読書と事務。
 1日はあっという間に終わる。
 算数の授業は1番楽しかった。
 
 

神秘 ライブに感動

2009-07-23 07:05:11 | キーワード
 もう見ることはないだろう。
 部分日食。
 日本では、昭和38年以来、46年ぶり。
 最大皆既日食時間は、6分43秒?。
 しかも、天気がよくないと見ることはできない。
 10時50分から11時7分までの間、見ることができた。
 なんというラッキー。
 遮光板を使って、緑色の三日月(太陽)を見た。
 あたりが薄暗くなる。
 空気も涼しく感じた。
 なんという不思議。
 これを、生きているうちに体験できた。
 他の先生方や子どもたちからも歓声が上がった。
 保護者も見ておられた。
 ライブだから、感動する。
 テレビで、ダイヤモンドリングを美しいと思うが、この感動には及ばない。

 その後、日直当番を続ける。
 C君と体育館20周、1年プール指導、プール監視、指導計画の見直し、新規作成、花の水遣り。
 1日があっという間に終わる。
 思い出に残る日直になった。
 
  

妻の情報収集法etc

2009-07-21 19:11:41 | 授業
 今日は、C君と体育館を20周以上走った。
 汗がダラダラ流れた。
 C君はゆっくりながら同じリズムで走った。1度も歩かなかった。
 体重測定も毎日行う。今学期は、増加度が少ないと思った。
 C君は、健康のため、3連休中も家の人とウオーキングしたそうだ。
 C君は、3・4年生のときよく休んだ。
 しかし、5年生と6年1学期は、1日も休んでいない。
 C君自身が、食べ物・飲み物・運動に留意した賜物である。
 立山登山がうまくできるように共に頑張っていきたい。

 今日の仕事は、次のとおり。いい1日だった。
 1 2学期分の算数・国語の教科書をデジタル保存
 2 国語の研究授業ノート作り
 3 研究授業覚書B4判1枚
 4 特別支援児への対応ノートづくり
 5 1年算数指導法プリント貼り
 6 向山氏の著作読み→必要事項をノートに書き写す
 7 教育雑誌6冊を読む
  →ラインを引いた大切なところをコピー
  →ノートに貼る
 8 日直の仕事
 9 1学期のK君への対応の基本事項を書く。
 
 家で、妻の学習発表会の情報収集法を聞く。
 効率的ですばらしいと思った。
 「単級だから、そうした。」というが、多くの情報を集めるいい方法である。
 思わず、「凄い方法だ!」とほめた。

 
 

エチカの鏡

2009-07-20 08:15:50 | キーワード
 以前、サークルでO氏に紹介された「天才は10歳までに作られる」を買って読んだ。
 「エチカの鏡」で紹介された幼稚園の教育をまとめた本だ。
 とても興味深かった。
 低学年教育にも、軽度発達障害児への対応とも関連する内容があった。
 それから、「エチカの鏡」の番組内容を新聞で見るようになった。
 昨夜は同番組を初めて見た。

 聖徳学園小学校と、3兄弟を京都大学・東京大学へ現役で合格させた母のお話だ。
 なるほどとメモするところがあった。
 例えば、2年生で「論語の素読」、3年生で英会話。
 小学校教師として、心したいところがあった。
 テレビ番組はデフォルメされている点は多々あるが、事実にもとづく番組はいい。

お昼に、妻と、高岡美術館に行く。
 文化勲章受賞38名の画家の作品を鑑賞してきた。
 「見る」だけでは分からないので、音声ガイダンスを借りた。
 横山大観「富士山」が印象に残った。