Sの放浪記

成り行きで40代にして言葉も分からない中国へ来てしまった。漫然と今後を模索中。国外引越しに伴いブログも引越すハメに。

釣り餌?

2012-06-14 01:20:31 | 北京

下の写真は北京に売ってる魚釣りの餌ですと言いたいところですが、何だと思いますか?

答えは ↓ ↓ ↓ に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

困ったことに、食べ物なんですよ。それも日本製の?飴だそうです。グミキャンディーを意識したんですかね?柔らかさは似ているかもしれませんが、形状が完全にルアーの疑似餌です。飴だけに「なめてんのか!」と一人で下らないことを考えてしまいました。書いてある内容も突っ込みどころ満載ですが、敢えて触れません。写真の文章をよく見てください!

 

 

先程お寿司屋さんで、常連らしい中国の方から頂戴したのですが、恐くて食べる気になりません。「日本の物は全部おいしいですね」と仰ってました。子供の頃から言われているように、知らない人に付いて行ったり、食べ物を貰うのはやっぱり避けた方が賢明ですね。

 

雨上がりのせいか、今夜は結構寒いです。先程小腹がすいて朝陽区内の某寿司やさんに行きました。出前とかやってくれないのかな?機会があったらご紹介しますが、北京で寿司の専門店を何件か見つけました。日本の町のお寿司屋さんと遜色ないレベルのお店も有ります。一人で行ったのですが、お客さんが少なかったので板前さんとずっと話してました。彼も私と同じ意見で、中国のサンマは旨いとのことでした!鮪などは日本からの空輸ですが、赤貝やエビをはじめある程度は北京近郊の市場で買い付けているようです。私は第一通訳の故郷の海産物を宣伝したところ、機会を見て見学に行きたいとおっしゃってました。第一通訳に相談して北戴河に寿司やさんを開くのもいいかも?仕入れは彼女の稼業の一端なんで全く問題ないんですが、日本人の板前さん探しが難しいですね。中国語も覚えさせないといけないし、お金は広い意味で一族の人間が管理しないといけないし、家族のいない年齢の若者だと腕前が不安な一方でベテランだと家族を含めた住まいも必要だな、、、、。でも、あの街なら夏しか稼げないかもね。今度、頭の体操で売上が幾らあればペイするか計算してみましょう。最近自己訓練をさぼっているから、いい機会です。以前はバンコクやらソウルやらで家賃、物価、人件費、広告費等々を考えて売上は最低どれくらい出そうで利益率はなどと色々シミュレーションしてました。アジアというか中国だと特に贈り物を含めたバックマージンの計算とかで、変数が増えるんですよね。この変数項は他の項と違い二次式、三次式になってしまうんじゃないかと思える位に日本人から見たら複雑ですな。そもそも数式化できるようなものじゃないのかも知れません。これらの項は完全に第一通訳のマターです。

夕方に我が家の沖縄料理で泡盛を飲んでるときに、男同士で先日のマッサージ事件の話題で盛り上がりました。すると学者さん曰く、意図的に日本人向けのお店に行くと4倍から6倍くらいの値段がかかるケースがあるとのことでした。その話を終えて、彼は実に早々に我が家から立ち去ったんです。そして、件のマッサージ屋さんに向かいました。僕はお寿司を食べて家に戻り、パソコンのメールを見ると、彼曰く「今日は故郷の料理と酒をご馳走になり、そのうえ北京で一番のマッサージを教えていただき有難うございました。」とだけ書いてありました。何があったのだろうか?どうでもいいけど、日本人向けに4倍から6倍くらいの値段が取れるんだったらマッサージ店を一つやってみるのもおもしろいかも?寿司やさんよりも遥かに手間いらずです。しかし、中国だけにそういう業種の変数が大きいな。それに、第一通訳にそんな相談をしたら追い出されるかもしれないね。といっても、水商売には滅法明るい人なのでざっくばらんに話してみようかな?だめだ、リスクリターンを考えたら余りにも間尺に合わない。でも、売上が一人千元で一日平均10人だとしたら1万元。女性従業員は女性ならではの休みを考慮すると最低7人かな?すると商売柄日当が大雑把に7人で家賃込みで4千元位かな?1日の粗利が6千元で月に18万元。家賃が3万元、金の管理をする一族の人間の給料は1か月で合計2万元、毎日10人の来客を見込みさらに回転の早い従業員の補充求人のための広告費は3万元、肝心の礼物(贈り物とかマージンの意味)の一番複雑な変数項が5万元だったら7万元は残るから、やってもいいかも知れない。しかし変数項が10万元だったら2万元しか残らない。月に2万元のために第一通訳に愛想を尽かされるのは馬鹿馬鹿しいな。そもそも、第一通訳がいなければ、礼物を払うべき相手も分からなくて単なる犯罪者になってしまうリスクが高い。さらに日本人単独で優良不動産も借りられる訳がないしな。うーん、結論としては本案却下ですな。マッサージ店をやるんだったら日本に出稼ぎに行った方が遥かに安全で高所得だね。こっちに来て分かったけど、日本にいても中国にいても第一通訳や娘と共にできる時間はほぼ同じですね。だったら日本で雇われサラリーマンに戻るのも悪くないかな?しかし、長いスパンで考えた場合にこっちに来た意味は大きかった。親戚とも繋がりを深めたし、彼女の行動指針が日本にいる時よりも遥かに理解できたから。娘はお母さんといる時間が中国に来てからかなり減ったかもね。

しかし、何であの人を「第一通訳」なんて呼んでるのかな?多分、数ヶ月前に中国語なんて全然知らないときにこっちに来て、肝心の彼女が忙しすぎて助けてくれなくて違う人に通訳を頼んだりしてたからだったかな?皮肉なことに僕が片言の中国語を話せるようになって、ようやく彼女の電話は結構繋がるようになりました。

 


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