昨日までは覚えていたんですが、午後に知り合いが来ることを忘れていました。本当に物忘れが激しいです。私の年齢だと当たり前なんでしょうな。急いで沖縄料理のソーミンチャンプルーを作りました。冷蔵庫をひっかきまわしてキャベツ、もやし、ゴーヤ、玉葱、人参、豆腐、卵、スパムなどを取り急ぎ刻みました。
北京のそうめんは正直言って美味しいです。そうめんの横にあるのは干しエビです。沖縄ではソーミンチャンプルーに干しエビを入れる店は少ないですけど、僕は入れる方が好きです。
カツオだしは日本から持ってきた粉末だしで誤魔化します。北京にも売ってます。今日の材料は粉末だし以外は全て近所のスーパーで調達したものです。沖縄料理に関すると北京中心部の食材の充実度は意外と高いですね。沖縄料理は中国料理の影響が大きいですから。
北京の粉末の唐辛子も意外と旨いです。七味唐辛子は一般的ではないけど、一味なら売っています。最後は鰹節をかけて食べました。
なぜソーミンチャンプルーみたいにマニアックな物を作ったかと言うと、北京で沖縄料理やさんを見つけられないんです。もしかしたら我々が知らないだけかもしれませんが。今日来たうちなんちゅ（沖縄人）は沖縄料理が大好きですが、食べるのが専門なんで作ってあげました。ぼくもそんなに上手じゃないけど、日本にいる時から過去15年位は沖縄料理を定期的に作っていたので作り方は大きく間違ってないと思います。次回はヒラヤーチか沖縄焼きそば(乾麺を先月沖縄から買ってきました）です。泡盛が結構残っているのでらふてぃも作りたい。うちの家族には鰹だしベースの沖縄料理はあまり受けません。彼女たちはやはり中国料理の鳥ガラスープを好みます。それにスパムよりも豚肉そのものを好みます。彼女たちはぼくの作ったらふてぃを一応は食べますけど、第一通訳の作るトンポーローの方が比べる余地もない位に美味しいのは僕も分かっています。
今日の北京は日中は前日に比べ少し暑さが和らいでいました。夜の7時頃からは雷を伴った強い雨でした。しかし、夕立だったんでしょうか、既に雨は上がりました。
