ニッカが誇る世界一。竹鶴17年をいただきます。
ニッカが誇るブレンデッドモルトブランド、竹鶴。
21年ものがWWAを始めとする世界の舞台で賞を獲得していましたが、
近年はこの17年の評価が高まっており、2012年、14年、15年と
立て続けにWWAベストブレンデッドモルトに選ばれています。
ニッカの多くの商品が終売というニュースの直後、一時1万円程に高騰しましたが、
最近はようやく価格も落ち着いてきました。
とはいえ、我が家にあるのは昨年6月に5000円以下で買ったものですから、
40~50%は値上がりしてしまいましたね。ブームって凄い…。
柔らかだが奥深いウッディな樽香。ビターチョコ。
カシスや無花果を思わせる、完熟の果実香。
口に含むと洋梨系の、香りよりも少し若めの果実も顔を出す。
さらには焦がしたカラメル、スモーク。ほんのり塩気、ビター。
ボディはしっかりしているのですが、それでいて重たすぎない。
余韻は穏やかに、長い。
ゆっくりと息を吐き出して、香りが全て消えるまで味わっていたい。
値上がりしてしまいましたが、それでも尚「買い」と言える1本。
竹鶴12年とは系統が異なり、どちらかと言うとNAの正統進化系。
甘やか華やかな香りはもちろん、ボディ、複雑さが大幅に強化されています。。
ニッカの、シングルモルトを捨て竹鶴に固執する姿勢に(?)を感じていましたが、
この17年を失うのはジャパニーズウイスキー全体の損失と言えます。
全てのジャパニーズウイスキーファンに、一度試していただきたい銘柄ですね。
香りA 風味A+ 厚みA+ 余韻A C/P B 総合A
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