tasom日記

ベルギーで暮らすtasomの日記

読書日記、まとめて

2005-12-17 22:40:45 | Weblog
さくさくと紹介~~

「柔らかな頬」桐野夏生
北海道が出てくるので、勝手になんだか親近感。これ、直木賞受賞作なんですねぇ。人間って、すごいというか怖いというか、うまくいえないけど、人は変わるし、かといって変われない部分もあるし。読み終えたときには一言では表現しがたい感覚でした。余韻を残すというかなんというか。

「火の粉」雫井修介
これはたしかー、友達と本屋に行ったときに教えてもらったのだったかな。怖いの!これ。こんな人が隣に引っ越して来たらどうしよーって考えると、怖いよ~~。(なんのこっちゃ分からん読書感想文ですね^^;これじゃ、先生に怒られるわー)

「鍵」乃南アサ
こういう人間的なの、好きです。ハッピーエンドがいいというわけではないけど、やっぱり人が何かを克服したり勝ち取ったりして前進している姿というものは、勇気つけられるし、きっと自分のどこかに響いていると思うから。この「鍵」は、女・男・女の3兄弟の、お兄ちゃんと妹が中心となった話なんだけど、うちもこれと同じ配列で、私が末っ子の妹です。そして、私もおにいちゃん大好き人間なので、なんかすんごく共感する部分があって、最後にはほろっとさせられたりで、人間っていいよなーなんて思います。お兄ちゃんの友達も、これまたアツくていい脇役で、私はこういう人に惹かれるよーなんて思いながら、読んだりしていました。兄弟愛、家族愛、万歳です^^

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