山崎豊子著「二つの祖国」を読み終えた。
アメリカで生まれた日系二世を主人公とする太平洋戦争にまつわる話。
涙なくしては読めない大作だ。何度もこらえようのない涙が出たことを思い出す。
これまで生きてきて、いい大人の年齢まで達して、このようなドラマがあったことを、いまさら知った自分を恥ずかしく思い、そしてまたここベルギーという異国で読んだということに、不思議な感覚だ。
改めて思う。私は戦争を知らない世代。でも、それはたまたま日本人に生まれたから戦争を知らないだけで、世界にはいまだ戦火にさらされている人が山ほどいる。戦争がもたらす悲劇はただただ単純な物ではない。そこにはいろんな人間の葛藤があり生き様があり苦しみがあったのだ。
ふと、祖父を思い出す。祖父もこのような時代に生き、なんらかの葛藤の中で生活したのだろう、と。身近に物事を置くともっともっと胸の詰まることだ。
そして、昨夜眠れない中で見つけた数時間の睡眠で、夢にうなされた。夢の中で、私は日ごろ接している同僚から、「ジャップのくせに。ジャップのいうとおりにしとこうぜ」って言われているのだ。愕然とする夢。。。。だからなんだってわけじゃないけど、時にそういう人種差別を自分が勝手に心配しているときがある。フランス語、フラマン語で彼らが話しているときは、集中しても何も探りえないから、聞く耳持たないが、名に言われているか分らない、と悩むときもある。そんな恐怖心?とこの小説を読んだ衝撃が、絡み合ってこんな夢を見たのだろうか。。。
なんともつながりがあるようでつながりのない文章だ。
ただただ、ここんとこ、うまくいかない周期が続いている。。。。
アメリカで生まれた日系二世を主人公とする太平洋戦争にまつわる話。
涙なくしては読めない大作だ。何度もこらえようのない涙が出たことを思い出す。
これまで生きてきて、いい大人の年齢まで達して、このようなドラマがあったことを、いまさら知った自分を恥ずかしく思い、そしてまたここベルギーという異国で読んだということに、不思議な感覚だ。
改めて思う。私は戦争を知らない世代。でも、それはたまたま日本人に生まれたから戦争を知らないだけで、世界にはいまだ戦火にさらされている人が山ほどいる。戦争がもたらす悲劇はただただ単純な物ではない。そこにはいろんな人間の葛藤があり生き様があり苦しみがあったのだ。
ふと、祖父を思い出す。祖父もこのような時代に生き、なんらかの葛藤の中で生活したのだろう、と。身近に物事を置くともっともっと胸の詰まることだ。
そして、昨夜眠れない中で見つけた数時間の睡眠で、夢にうなされた。夢の中で、私は日ごろ接している同僚から、「ジャップのくせに。ジャップのいうとおりにしとこうぜ」って言われているのだ。愕然とする夢。。。。だからなんだってわけじゃないけど、時にそういう人種差別を自分が勝手に心配しているときがある。フランス語、フラマン語で彼らが話しているときは、集中しても何も探りえないから、聞く耳持たないが、名に言われているか分らない、と悩むときもある。そんな恐怖心?とこの小説を読んだ衝撃が、絡み合ってこんな夢を見たのだろうか。。。
なんともつながりがあるようでつながりのない文章だ。
ただただ、ここんとこ、うまくいかない周期が続いている。。。。
言葉の壁はあるのは、分っている事。勉強すれば?いいじゃぁないの。教えてくれる先生は沢山いるじゃないの。君は日本人。自信を持って生きていかなくちゃぁー!がんばれ!
ま、てきとうにやります。
今ちょうど中巻を読み終わったところです! 友人の勧めで読み始めたのですが、読み進んで行けば行くほど、自分がいかに無知かということを思い知らされます。。
海外にばかり目を向けていて、自国の歴史を深く考えることなどありませんでした。
tasomさんのように、わたしもこの本を読みながら、祖父のことを思い出しました。
すでに他界してしまった祖父。もっともっといろいろなことを、聞けばよかった、、、学ぶことが沢山あったはず・・・ そんな想いでいっぱいです。
中巻に入ったばかりの頃に書いた感想文があります。
よかったら、お立ち寄りください。