車を買い替えることになりました
明日納車です
お昼を食べているとき、夫に聞きました
ガソリンはどれくらい残っているの?
あと180kmくらい走れるかな
あら、もったいない
それではどこかに出かけてみよう
ということになって距離や時間を考えて
大磯の吉田茂邸に行って見ることにしました
吉田茂邸は平成21年3月、母屋が全焼する火災に遭いましたが
現在は再建され立派な邸宅が建っています
吉田茂邸・パンフレットより
豪壮な総檜造りの数寄屋風和風建築は「吉田御殿」と呼ばれ、国内外を問わず多くの要人が訪れました。
特に吉田が政界を引退した後、政財界の要人たちが訪れることを「大磯詣で」と呼びました。
昭和54年には大平正芳首相とカーター大統領がこの吉田邸で日米首脳会談を行っています。
邸内にはカーターをはじめ、ジョンソン大統領やダレス国務長官の署名入り写真や蒋介石から贈られた衝立など、
政治を彩る貴重な資料が数多く残されていましたが
平成21年3月22日、母屋が全焼する火災により灰じんに帰してしまいました。
昭和42年10月20日、吉田茂は89歳の生涯を大磯の自邸で閉じました。
亡くなる直前は、寝室として使用していた銀の間から「きれいだね。富士は」と呟き、
しばらく飽くことなく富士山を眺めていたそうです。
10月31日、遺骨は長男の健一に抱かれ、大磯と永遠の別れを告げます。
この時大磯町内では早朝から軒ごとに日の丸の半旗が掲げられ、
吉田茂邸から東京へ向かう東海道沿道には町内の小学校や中学校の児童・生徒をはじめとする
1万5千人もの町民が列をなして見送りました。