黄昏のかりんとう

日々黄昏ていく自分と向き合う日記

第二十八番 滑河山 龍正院

2022年02月08日 | 札所巡り

千葉県成田市にある滑河観音を目指します

 

 

成田市が近づくと飛行機がよく飛んでいます

割と低い位置から見えるので飛行機の色やデザインも見えます

我が家周辺もよく飛行機が飛んでいるので日々見かけるのですが

ほとんどが黒い飛行機

基地があるのでその関係の飛行機が飛んでいます

ここから見る飛行機はきれいだった

 

それにしても、千葉は広い

広くて平

 

第28番 滑河山 龍正院(なめかわさん りゅうしょういん)

 

龍正院はめずらしい茅葺の仁王門

仁王門には大きな注連縄がかかっている

その昔門前町から火が出て大火となったとき迫る炎を仁王が大きなうちわであおぎ返し

寺と周辺の集落を救ったという伝説がある

毎年1月8日に注連縄が奉納される(初仁王尊祈祷会)

茅葺屋根は文亀年間の建立(1501~1504)

 

観音堂は元禄6年(1693)の建築

内陣と外陣を格子で隔てた作りで、

外陣の天井や欄間に迦陵頻伽や龍の彫刻が施されている

 

格子の隙間からお前立ちの十一面観音と毘沙門天、不動明王が祭られているのが見える

きれいなお姿だったのでガイドブックから掲載しました

 


迦陵頻伽(がりょうびんが)・・・好声と訳する) 仏教語。雀や鴫(しぎ)などに類する鳥といわれ、また、インドのブルブルという鳥ともいわれる。極楽浄土にいるといい、顔は美女のようで、その声が非常に美しいところから、仏の声を形容するのに用いられる。伽鳥。

  

 

 

お前立ち(おまえだち)・・・平常公開されない仏像(秘仏)の厨子(ずし)の前に身代りとして安置され,礼拝者にその尊容をしのばせる仏像である。主として密教寺院において多く見られ,絶対の秘仏である長野善光寺の本尊阿弥陀三尊像の前立仏は重要文化財となっている。…


 

 

「フォトさいたま」さまのホームページより写真をお借りしています

「フォトさいたま」 https://www.photo-saitama.jp/